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家事に疲れた時に読んでほしい本。きっとやさしいあなたに戻れるから。#387
人の心を優先すれば、家がすーっと整っていく。
効率を追求せず、「自分の機嫌のよさ」や「気持ちの明るさ」を大切にすると、結果、効率がよくなるという、素敵なめぐり。
突然この本の事を書きたくなったのでご紹介します。
「愛のエネルギー家事」加茂谷 真紀さん
タイトルに「家事」とありますが、これはいわゆる家事のハウツー本とはちょっと違います。家事についてこういう視点で書かれている本はなかなかない気がします。
衝動的に掃除しましょう。良きタイミングは体が知っています。気持ちにうそをつかない掃除はとても心地よいものです。
これ、何となくわかる気がしませんか?
掃除をするタイミングって、結構衝動的だったりしないでしょうか?
突然スイッチが入ってあんなにスルーし続けたキッチンの換気扇掃除がしたくなったり、最近気にかけていなかった棚が急に気になったらホコリがふわっと乗っていたり。
そういう気づいてしまった時。私はその場所からのメッセージと思ってなるべく素直に掃除しています。
「あの、最近無視されている気がして寂しいので、そろそろかまっていただけないでしょうか?」
そう言われている気がしてしまうのです 笑
そういうタイミングで掃除を始めた時ってだんだんノッてきて、終わった時に何ともいえない清々しい気分になったりします。
ただ掃除が終わっただけの満足感以上の、体が細胞レベルで喜んでいる感じ。
好きなタイミングで掃除をすることは、体と心の声に素直になることです。それは自分を大切にすることにつながります。
体の底から湧く衝動は、最良の家事タイミングです。
うん確かに、自分を大切にしている気もする。「自分を大切にする」よく聞く言葉だけれど、確かに家事がそれになりうる時もあるよなぁと。
「そのタイミングを外してしまっても大丈夫です。またいいときに、衝動がやってきます。」
とも書かれていて、あぁ、これも何だかわかるなぁ。またいいときがあるから、今やれなくても大丈夫だよって、おおらかなやさしさも感じられます。
そう、この本からは、もっと家事をおおらかにしていい。大丈夫だよってメッセージを色んな所から感じます。私にとってはもはや、家事の本というより癒し本のジャンルです 笑
さぁ!掃除に家事に、がんばっていきましょう!という本でもなくて、例えば掃除をしないことで「大切な何か」があるかもしれない。家事の大切さの反対側に、家事をしないことの大切さも教えてくれていて、
どんな状況でも、あなたは「100%できている」
と言ってくれるのです。
どうでしょう?癒されてきませんか?
料理だってできない時は外食や出前を積極的に頼る。だれかのパワーに助けてもらうのは素晴らしいこと。
頼ることは素晴らしいことだと。
これはもはや家事だけでなく、人生において大切なことのお話でもあります。
他にも家事を通してエネルギーを取り込む話など、家事に対しての考え方が変わると思います。
そして、自分にやさしくなれる本でもあります。自分にやさしくなれたら、おのずと物や人に対してもやさしくなれる。
そう、きっとやさしいあなたに戻れる気がするのです。
ちなみに昨日本棚の整理の話を書きましたが、この本は固定コーナーに置いてあります。気が向いた時にいつでも手に取れるお気に入りコーナーです。
あぁやさしさを忘れていた。自分にもやさしくできていなかった気がする。ちょっと張り詰めすぎていたかも。
そんな時に読んでみると、きっと癒されます。
やさしいあなたに、戻れますように。
さぁ
今日も
新しい一日が
始まります。