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九州温泉さんぽ 〜指宿編〜

会社から10日間の休みを貰ったので、人生初の九州旅行へ行ってきました〜!
温泉、温泉、温泉ざんまいな旅日記です。


いざ指宿!お殿様の湯と砂蒸し風呂

まずは飛行機とバスで鹿児島中央駅まで。
そして行きのお楽しみ、「指宿のたまて箱」号に乗り込みます。
直前に「そうだたまて箱乗りたい!」って思いついたにも関わらず、運良く海側のカウンター席を予約できました。
ちょっとてっぺんは曇って傘がかぶってたけど、桜島とご対面。煙が出ている、気がする。
その後もしばらく海沿いを走ってゆきます。
指宿までは約30分だけど、景色を楽しんでいるとあっという間に着いてしまいました。
右手の平べったい島が「知林島」で、3〜10月の干潮時には歩いて渡れる砂の道ができるそうです。
指宿駅ではイーブイのマンホールがお出迎えしてくれました。
そのまま電車に乗って指宿のお隣にある「二月田」へ。
林檎カラーの待合椅子がキュート。
九州旅最初の温泉は、二月田駅から歩いて10分くらいの「殿様湯」!浴槽には島津家の家紋が刻まれていて、あっという間にお殿様気分。笑
pH6.4のナトリウム塩化物泉なのでちょっとしょっぱく、湯冷めしにくい良いお湯でした◎
飲む温泉、「飲泉」もありました。毎日飲み続けたら健康になれそう。
さてさて、お次は指宿と言えば…な、砂むし体験にやってきました〜!
この日は満潮近く&小雨だったので、海岸の小屋の中で砂蒸し体験。
浴衣の上からザックザックと容赦なく熱々の砂をかけられ、じーっくり蒸し蒸し。。。

熱々の砂は想像の倍くらいズッシリ重くて、砂を被ったすぐ傍から心臓や全身の血管がドックンドックン脈打ち始めました…!!
入って1〜2分くらいまでは「ウワァアアーーー熱い!重い!出たいー!!!」ってなってたけど段々「あれ……なんかこの圧迫感と熱さがクセになるかも……」と汗ダラダラでまったり。。。

とはいえ長湯(長蒸し?)は禁物なので、10分くらいで砂からゾンビのように這い出てきたのでした……笑
ひんやりした海風に吹かれながら砂を落として、大浴場へGO!

風呂上がりの牛乳、さいこ〜〜
アイスもうまーい
小雨が上がって、ふと外を見たら虹!しかも2本も!!
いいことあるかな〜

鰻温泉とスメ卵

2日目は朝から快晴!
椰子の木(多分)を見ると南国気分に浸っちゃう単純なやつです。
「薩摩富士」と名高い開聞岳。残念ながらてっぺんだけ曇ってたけど、めちゃくちゃ良いビューポイントに巡り合いました。
マンゴーのシーズンじゃなかったけど、パフェめっっちゃ美味しかった〜〜!!マンゴーだけじゃなくて、下に隠れてたドラゴンフルーツやパッションフルーツが最高!

カフェのお父さんは岐阜にもう15回くらい旅行したことがあるらしくて、高山みたいな有名どころ以外に関の刃物市や郡上踊りまでコンプリートしていた中々の強者でした。笑

バスでどんぶらこと山川駅まで。
指宿はバスもありますが本数は少なめなので、ご予定は計画的に。
山川駅で黄色い菜の花カラーの電車を発見。かわいい。
山川駅からはタクシーで「鰻温泉」へ向かいます。10分で1,500円くらいかな。
分かりにくいけど、写真中央の小屋のてっぺんに鰻がいました。
のどかな山間の温泉地では、集落のあちこちから温泉の蒸気がモクモク。。。
天然のかまど「スメ」は地元の方の生活の一部ですが、観光客が使えるスメもありました。
こんな感じで蒸気がもうもうと昇り立つ中に好きな食材を入れておけば、ものの10分程度で美味しく蒸し上がるんだとか。。。
鰻温泉は西郷隆盛が当時に訪れた温泉地ということで、彼が連れていた犬たちが道案内をしてくれていました。
鰻と温泉が一体になったロゴがかわいい。
中には鍵付きロッカーありました。
平日の真っ昼間ということもあってか、独泉!やった〜!
(というか鰻温泉にいる観光客が多分わたしだけでした。。。)

丸い造形にタイルが丁寧に貼られた、めちゃくちゃ可愛いお風呂。
泉質は硫黄泉ですが別府ほど硫黄の香りはキツくなく、結構長めに入ってしまいました。

入浴前に番台のお母さんに卵を注文しておくと、入浴中にスメで蒸しておいてくれるスタイル。
熱々の卵(塩付き)と、お母さんから貰ったコーラで一服。
すこーしだけ半熟の、最高な蒸し具合。うまい!
お隣の「松前」さんでも日帰り入浴。こっちは四角いタイル風呂。
同じく硫黄泉です。結構熱め!

ポカポカしながら集落をのんびり歩いたり、近くの鰻池(その昔、池から現れた大鰻を村人が切ったところ、半身になって池に逃げていったという伝説が名前の由来だそうです。)を眺めたり、心も体もまったりとした時間を過ごしました。。。

指宿駅周辺で温泉めぐり

指宿駅まで帰ってきても、温泉めぐりは続きます。
駅から歩いて15分くらいのところにある東郷温泉。
やっぱり独泉!
窓からあったかい日差しが差し込んでいて、さいこ〜〜!
浴槽は二つあって、こちらが熱め。
こっちは温め。40℃ないくらいかな??
熱めのお湯と交互に入って楽しみました。
タヌキが見守るかわいい足湯もありましたが、激熱でつま先しか入れられなかった。。。笑
すぐお隣にも温泉。ほんとに温泉天国だな……
ここの村之湯温泉は明治からある、指宿で一番歴史の長い公衆浴場なんだとか。
ふ、雰囲気が最高すぎる〜〜〜!!!佇まいが世界遺産級に美しい。。。
手前が熱めで奥が温め。足元からポコポコお湯が沸いていてめっちゃくちゃ温まりました!

この村之湯温泉も、脱衣所と浴室の仕切りがないタイプ。脱衣所には地元の常連さんたちの私物が並んでいて、昔から地元の人たちにずっと愛されてきた温泉なんだなぁ、としみじみ。。。
書いててまた入りたくなってきました〜〜末永く湧き続けてくれますように!!

指宿ロイヤルホテルに宿泊

今回のホテルは「指宿ロイヤルホテル」さん。
ウェルカムドリンクのデトックスウォーターが美味しすぎました。
大きな窓のあるロビーからは鹿児島の海が一望できました。
めっちゃくちゃいい天気で最高〜!
あぁ南国。。。
ホテルのプールからも海!夏は泳いだら気持ちよさそう。。。
ホテルからすぐ浜辺にも降りられるみたいでした。
お部屋からの眺望。
2024年秋時点では外観工事をしているため一部の部屋は眺望がないようですが、今回は運良く絶景を楽しめました◎
夕食のコース料理も絶品でした。先付の押し鮨と椎茸のポタージュが美味しかったなぁ
天ぷらには、鹿児島県枕崎市特産の鰹節をたっぷりと。
削りたてを、目の前でどっさり豪快にトッピングしてもらえます。ふわふわのパリパリでめちゃ香ばしい!
メインディッシュはやっぱり黒豚。
びっくりするくらい柔らかくて脂が甘くて、「豚肉ってこんなに美味しかったっけ…!?」って新発見。
朝ごはんもめちゃ豪華。プレートに準備されるご飯のお供やおかずのほか、ご飯(またはお粥)や味噌汁、スープや飲み物はビュッフェ形式になっています。
朴葉蒸し、という新しい料理に出会いました。
岐阜では朴葉を使って味噌焼きにするけど、こっちでは蒸しなんだなぁ。
連泊の場合は朝ごはんは違ったメニューで出してもらえたのもびっくり。ありがたく、全部残すことなく頂いて朝からお腹ぱんぱんです…
湯豆腐と湯葉がお腹に優しい。。。
このお米、鹿児島産「ヒノヒカリ」がめちゃくちゃ美味しかった!!!程よい食感とモチモチ感で、まさかのおかわりまでしてしまいました…!!
指宿編はここまで。
この猫のようにノシノシと次の目的地へ進みます。


次回は熊本編!

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穀雨
喫茶店に行ってきます〜

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