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九州温泉さんぽ 〜長湯温泉編〜

九州温泉旅は指宿をでて熊本へ。
静かな山間にある「日本一の炭酸泉」へやってきました!


指宿⇨長湯温泉へ

朝食後、指宿ロイヤルホテルを出発。
鹿児島中央駅から初九州新幹線!
2列×2列でゆったりフカフカシート。
熊本駅に到着。
でっかいくまモンの生く……じゃなくてお顔がドーン。
次の電車まで時間があったので、駅ナカでお昼ご飯。
阿蘇名物の「あか牛丼」。肉厚で食べ応え満点のお肉でした〜〜美味しかった!!書いてたらまた食べたくなってきちゃった……
特急阿蘇に乗り換え。
一寸先は霧、くらいの濃霧だったけどみんな阿蘇駅で降りていきました……一人きりで豊後竹田駅下車。
竹田市の伝統工芸「姫だるま」もハロウィン仕様。
かわいい和の十二単と魔女帽子の組み合わせがなかなかのシュールさ。

クアパーク長湯

豊後竹田駅から40分くらいバスに揺られて長湯温泉で下車。
今回の宿「クアパーク長湯」にやってきました。
バスで来る人間は相当珍しかったのか、わざわざ施設の外に出てお迎えして下さいました。優しい。笑
宿泊者の施設はこんな感じでコテージになっています。
温浴施設は裸で入る内湯ゾーンと水着着用の外湯ゾーンに分かれていて、外湯ゾーンは割とぬるめでゆっくり浸かれる温度になっています。プール感覚でファミリーでも楽しく過ごせそう。

温泉法ではお湯1リットルに対し炭酸ガス(二酸化炭素)が250mg以上含まれる温泉を炭酸泉としていますが、長湯温泉は平均して700mgもの炭酸ガスが含まれていることから、「日本一の炭酸泉」として名高い温泉地になっています。
温泉に入る=健康によい、というイメージは誰にもありますが、炭酸泉は「全身の血管を広げ、血流を促進する」効果が医学的にも立証されていて、長湯温泉において厚労省が定める施設に滞在するなどの条件を満たすことで医療費控除(1年間に⽀払った医療費が基準額を超える時に、税⾦の⼀部が還付されること)の対象にもなります。

温泉にジャグジー効果をプラス。しゅわしゅわ最強…!
水着ゾーンで最大の目玉が、片道50メートルの歩行浴。
ぬるめのお湯に浸かりながら全身を動かすことで、さらに血流がアップします◎
山間の静かな空気を堪能しながら露天風呂。
水着ゾーンだから露天でも抵抗感なく入れます。
温泉成分ががっちり固まって棚田みたい。。。
朝イチで入ってみたらお湯の表面が湯の花でパリッパリ……さいこ〜〜!!!思う存分に掬って堪能しました◎
朝も夜も大分県や九州の地元食材&薬膳でめちゃくちゃ豪華で美味しいご飯でした……これで一泊二食付き17,000円っていくら平日でも破格すぎない!?!?
また今度は連泊で訪れたいな〜!
道の駅でレンタサイクルをして、いざ湯めぐりにしゅっぱ〜つ!

大丸旅館 テイの湯/みどりの湯

こちらは長湯温泉初日に訪れた大丸旅館さん。
結構熱めな46℃の炭酸泉。
熱いので炭酸は抜けてしまっていますが、それでも体の芯にじんと染み渡るような素晴らしい温泉でした。
湯の花がふわふわ〜〜新鮮!

しづ香温泉

道端にぽつんと佇む激渋温泉、「しづ香温泉」。なんと入浴料200円。
外観の期待を裏切らず、中身も渋い!
黄金色の湯がドバドバと贅沢にかけ流されています。
長年の年月を物語る棚田状態の床。ワンダフル〜!

にゃがゆん温泉

猫モチーフの人形工房に併設された「にゃがゆん温泉」。ネーミングもさることながら、浴室内の壁画がかわいい!
家族風呂専用(1,500円/1h)なので、ゆったり貸切で楽しめます。
ここでも湧出物がかっちこち。
比較的ぬるめでさっぱりと、いつまでも長湯できそうな温泉でした!

温泉療養文化館 御前湯

長湯温泉に来たらここは外せない、ということで「御前湯」へ。
広々開放的な空間で熱湯と冷湯が交互に楽しめる、いいお湯でした◎
広〜い休憩所。畳ってやっぱり落ち着く。
お風呂上がりは牛乳って決まってる。

ラムネ温泉

さて、ラストは長湯で一番人気の「ラムネ温泉」!
(ラストと言いつつ、滞在中3回も入りました…笑)
熱湯(奥)とぬる湯(手前)の交互浴がおすすめ。
貸切湯(2,000円/1h)は小ぶりな浴槽なので、ジャブンッと浸かってお湯がザバーッと溢れちゃうのが申し訳ないくらい贅沢。
ぬる湯の中でじーーっとしていると、炭酸ガスがベールのように身体中につき始めます。
ぬる湯は32℃くらいなので入り初めは冷たさも感じますが、炭酸の血行促進効果により不思議な温かさを感じてくるお湯でした。

大浴場には露天のぬる湯があって、そちらは源泉がポコポコ湧く地点があるので家族風呂よりもさらに泡のベールがたくさん付きました。
「拭っても拭ってもシュワシュワになる〜!」という不思議体験をするならぜひ露天風呂もどうぞ!

番台横には猫ちゃん。
まんまるふわふわで最高。。。
かわいい温泉キャラの小銭入れをゲット。
温泉って基本現金決済なので、こういう小銭入れがあるとめっちゃ便利〜。
長湯温泉では飲む温泉、「飲泉」も推奨していて、街のあちこちに飲む用の温泉スポットが点在していました。
ポリタンクで汲んでいる人もいたので、かなり生活に根ざした飲泉文化になっているみたいです。
まわりの赤銅色からもわかるように、結構金気臭があります。健康にはいいんだろうな…


長湯温泉を一泊二日で大満喫したあとは、いよいよバスに乗って別府温泉へ!

つづく。。。

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穀雨
喫茶店に行ってきます〜