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【無】即席サニワ(9)「あまづら」とは?

最近「野草研究所」さんのYouTube動画を見始めました。
そこで、清少納言が甘さに感動した「あまづら」という正体不明の液体があると紹介していました。

そこで、今回はS層に「あまづら」とは何だったのかを確認してみました。

とりえあず分かったのは以下です。

・通説であるツタ(ツタ科植物)ではない
・一年草
・現在でも食用
・畑で栽培されている
・山にも自生している
・食用にしているのは実
・イネ科ではない
・アブラナ科ではない
・ナス科ではない
・セリ科ではない
・イモ科ではない
・バラ科ではない(バラは低木だが、イチゴはバラ科)
・あまづらは実から精製された
・あまづらは実の液体を煮詰めて作られた

まずは分かったのは以上です。
さて、何か分かりますか?

ここで、科ではなく、ある食べ物が頭に浮かびました。
スイカ・・・

「スイカ?」

「その通り」

ということで、あまづらの原料はスイカのようです。
想像するに、現在のように甘いスイカではなく、もっとウリ科らしい原種に近いものだったのではないかと思います。

で、Wikipediaでスイカを調べてみました。

日本にやってきたのは平安時代のようです。
まさに清少納言が生きていたのが平安時代。
当時はハイカラな食べ物だったのでしょうが、さらに汁を絞って煮詰めて甘さを凝縮させたのが、彼女が感動した「あまづら」だったようです。
で、液体は赤系だったようです。

ということで、以上が清少納言が感動したらしい「あまづら」の正体でした。

※ 今回の話はサニワメソッドで確認済みです。

★ 一問一答向けにみなさんの疑問を随時募集中です。


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