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NPO法人SALASUSU青木さんトークセッションレポート

みなさん、こんにちは!

オンラインサロン国際協力サロンでは、定期的に様々な勉強会や、ゲストを招いてのイベントなどを実施しています。

今回は、NPO法人SALASUSU代表の青木健太さんをお招きして行ったトークセッションの様子をご紹介させていただきます!

カンボジア初のライフスタイルブランド SALASUSU
「ものづくりを通したひとづくり」がコンセプト

「ものづくり」を通じて育む自信

カンボジアの女性を雇い、ものづくりを行っているSALASUSU。

代表の青木さんは、「ものづくりの良さは、工場で働く女性たちが『価値を作る側』になれることだ」と話します。

「自分が作った製品が海を超えて誰かを喜ばせた」と実感できること。それは、貧しい環境で育った彼女たちが自立へ向かうための大きな鍵だそう。

特にSALASUSUの工房は、日本などからやってきた一般のお客さんも訪問できるようになっています。作り手と買い手が実際に出会う瞬間です。

さらに彼女たちは工房に隣接したお店での接客も積極的に行っており、そうした出会いが「この人たちのために働いている」という実感や誇りを得ることに繋がるのです。

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「頑張れる」という技術

ものづくりだけではなく「ライフスキルトレーニング」にも力を入れているSALASUSU。

ライフスキルとは、自立した生活・就職に必要な基礎的な能力のこと。SALASUSUでは、ものづくりの技術を指導するだけでなく、彼女たちが自立して明るい未来を切り拓けるよう、独自のトレーニングを行っているそうです。

(SALASUSUのライフスキルトレーニングについてもっと知りたい方はこちらをどうぞ!)

青木さんは「頑張れることも、環境が与えてくれた技術なんです」と繰り返し語っていました。「努力すること」「辛抱すること」「問題から逃げないこと」は、環境の中で与えられ、育んでいく技術なのだそう。

そして、教育の機会に恵まれなかった彼女たちにとって、それらは当たり前ではありません。だからこそSALASUSUでは、ライフスキルトレーニングを通じて、彼女たちが「頑張る」ための環境や教育を作り上げることを大切にしているのです。

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逃れられないコロナの影響

そんなSALASUSUが拠点を置くカンボジアは観光立国。特にアンコールワットで有名な街・シェムリアップでは、実に8割の人が観光業に従事しています。

しかしコロナ禍の影響で、なんと観光客数は昨年比87%減。幸い感染者は少なく抑えられていますが、経済は大打撃を受け、多くの店や商業施設が廃業、または休業に追い込まれています。

SALASUSUへの影響も小さくありません。売上が立てられなくなったことで、工場で働く女性たちは収入を得る手段を失ってしまいました

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SALASUSUでの仕事を通じて家計を支えてきた彼女たち。自立へ向けてこつこつ努力し、様々な挑戦をしてきた彼女たち。青木さんはそんな姿に励まされてきたと言います。

彼女たちの給料を支えると決めた

だからこそ青木さんは、今の危機を乗り越え、彼女たちが自立の道を歩み続けられるように、これまでの給料と変わらぬ額の現金を支払っていくと決め、緊急支援のクラウドファンディングを開始しました。

想いのつまったプロジェクトページ 是非ご覧ください

これまで多くの方からのご寄付はもちろん、たくさんの応援の声に励まされてきたそう。

「SALASUSUのフィロソフィーの一つが、"ENCOURAGE EACH OTHER"なんです。日本から頂いた支援者さんの声、そして工房で働く女性たちの声をそれぞれに届けています。そういうメッセージが助けになっていますね」

青木さんはそう語ります。

また今回は担当の後藤さんより、実物を見せていただきながら、クラウドファンディングのリターンの紹介もしていただきました。

例えば今回のリターン限定のトートバッグは、カンボジアのお坊さんが下げているおしゃれなバッグがモデル。さらに定番商品のスクエアポーチについては、「きれいな四角い形を作るって結構技術が要るんです。みんなの努力が詰まっているんですよ」と笑います。

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これらのリターンを購入することは、彼女たちの仕事を生み出すことにも繋がるそう。製品が気になる方は、是非こちらのクラウドファンディングページからご覧ください。

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以上、SALASUSU青木さんによるトークセッションのレポートでした!

国際協力サロンでは、このようにゲストを招いてのイベントや様々な勉強会をオンラインで開催しています。国際協力サロンで一緒に勉強したいという方のご参加、ぜひお待ちしております!

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