コーヒー豆で伝えるエチオピアの良さーMaaza bunna 西田香奈子さん
みなさんこんにちは!国際協力サロンの渡邉です!
今回は、Maaza bunnaを通してエチオピアの良さを伝える活動をする、西田香奈子さんの勉強会の様子をお届けします!
エチオピアの良さを広めたい!
現在、Maaza bunna として活動する西田さん。新卒から5年間、小学校で教員を勤めた後、2017年7月から1年9ヶ月間、JICA協力隊に参加し、小学校教員としてエチオピアで活動を行いました。
日本に帰国してからというもの、中学校で英語教諭として働き始めましたが、しかし、「エチオピアの良さを日本にもっと広めたい!」とエチオピアへの愛は膨らみ続ける一方でした。
「正規の教員だし、副業も難しい...」
教員の職を離れ、エチオピアの事業に専念することも考えたものの、これ以上両親を心配させるわけにもいかない。現職を辞めずに活動できることを模索しました。
そんな最中、新型コロナウイルスの流行により学校も休校に。エチオピアについて考える時間も自然と増えていくなか、ふと、顔をあげてみると、自分のアクセサリーがたくさんかかった壁に目がいきました。そこにあったのは、エチオピアで購入したコーヒー豆とビーズでできたアクセサリー。
「これだ。」
自身でもコーヒー豆を使ったアクセサリーを作ってみようと、活動がスタートしました。
Maaza bunnaでの活動
自身の名前 ”香奈子”にもある ”香る”。
エチオピアの現地語、アムハラ語で maaza は”良い香り”を意味することから、「名前はどんな意味?」と聞かれた際には「maaza!」と紹介していました。
そんな自身の名前とも、とても香りの良いエチオピアコーヒーともマッチした、親しみのある言葉 ”maaza”と、”コーヒー”を意味する”bunna”を掛け合わせ、自身の活動としてMaaza bunna(マアザ ブンナ)というブランドを立ち上げました。
友人や知人にコーヒー豆を使ったアクセサリーや、エチオピア式の自家焙煎コーヒーをオンライン販売し、Maaza bunnaで得た収益は全額寄付金として、エチオピア現地に届けられています。
コロナ禍だったこともあり、寄付金は在日エチオピア大使館へ届け、パルオキシメーターの購入資金に当ててもらいました。また、現在は大使館では寄付を募っていないとのことから、内戦の続くエチオピアの北部、ティグライ州へ資金を提供しています。
これからも、エチオピアの良さを伝えたい!エチオピアとの繋がりを持ち続けたい!との想いで活動の幅を広げていくMaaza bunna.
詳しい活動の様子はぜひinstagramを覗いてみてください✨
おわりに
エチオピア難民支援としてエチオピアチャリティバザーのご案内です^^
集まったお金はNPO法人Adeyabeba協会を通して、エチオピアの支援団体へ寄付します。戦地となっている州の州境付近で活動している団体「Amhara Development Association」へ届けられます。
こちらの団体には前回にも銀行を通して寄付金を送り、寄付は1000人分の食料として各世帯に配布されました。その証拠として世帯ごとの受け取りサインも頂き確認出来ました。(NPO法人Adeyabeba協会よりご報告)
チャリティーバザーの販売内容は、エチオピアゆかりの品、愛を込めた手作り品、不要だけど捨てるには勿体ない衣類など。物を循環させ、コミュニケーションをとり、皆で楽しく支援につながる活動ができればと思います。
エチオピア好きの方も、そうでない方も、ぜひ気軽に足をお運びください!
それでは、次回もお楽しみに!
国際協力サロンでは、「まなぶ、つくる、つながる。」を合言葉に国際協力について毎月勉強会を行っています。国際協力サロンで一緒に勉強したいという方のご参加、ぜひお待ちしております!