旅行記 タイ編Vol.5（2024年 絶対行くべき！今回の旅で私が1番感動したのは実はこの場所だった）
【わたしが今回の旅で一番感動した（テンションが上がった）場所は、自分では少し意外なところだった】
ワット・パクナムに行ったあと、次に向かった場所は「Wat Mangkon」駅周辺の【チャイナタウン】だった。
６年前のタイ旅行では、まったく気にもしなかった場所だ。（完全にスルー、タイに来てまで中華街は行かないよね、というか調べもしなかった場所）
今回のタイ旅行のテーマは【もっとバンコクを知る→ワンチャン不動産購入あり？！・・・という妄想】で、遠くには行かないでとにかくバンコク市内を色々まわることだった。
それで必ずガイドブックにも出ている場所だし、色々と見漁ったYouTubeで、なんか面白そうな気がしたから「ちょっと行ってみるか」という気になったのだった。（ちょうど導線も悪くないってことでワット・パクナムと同日に組込んだ）
チャイナタウンを訪れた時の感動は、思った以上だった。
バンコクのチャイナタウンと言えばヤワラート通りが一番有名だけれど、チャイナタウンの中はどこもとても魅力的だと思った。
とくに、昔ながらの食材店が向かい合って並ぶ細い路地を（ワットマンコン駅の前の通りからヤワラート通りに出る間のみち｟Soi Charoen Krung16｠と書いてあったと思う）わたしはとても気に入った。
ずっと変わっていないであろうこの場所は、異国でありながらもなぜか少し懐かしく感じられ、路地の途中で上を見上げれば、向かいあう店の軒先のすき間から、かなり年季の入った如何にもアジアらしい住宅が見えるところも良かった。そして、店の中を覗けばどの店もうす暗い店の奥に神棚のようなものがあり、そこに赤い蝋燭を模したライトが微光を放ち、神秘的な雰囲気を醸し出していた。
わたしはここで働く人、暮らす人、食材を買いに来る人など、この場所にかかわる人々の暮らしを想像してみた。昔見たアジア映画の世界観のようで、とても興味をそそられた。
わたしは意外にこういう世界観が好きだ。
細い通りを抜けて、ヤワラート通りにでた。
たくさんの人、たくさんの行き交う様々な乗り物（ほんとの意味で様々）、店、店、店．．.！看番、看板、看板．．.！ 種々雑多な光景にしばらく私の目は大きく開きっぱなしだったと思う。それはもう、賑やかというかカオスというか！
ネオンが美しく映える時間まで待つ間（予定より早めに着いてしまったのもあるけど、なかなか暗くならなくて）、時間がかなりあったのでとにかくチャイナタウン内を歩き回った。 金を売る店、ホテル、雑貨系、色々なお店があったけれど、どこでも食べ物が目に入る。店頭で調理していたり、歩道沿いに屋台があったり、脇道に入れば食材を売る露店群（市場？）があったりする。ふと、このチャイナタウン内にあるこれだけ大量の食べ物・食材は、毎日、全て消費されているのだろうか？？と考えてしまった。（売っている方は競合多過ぎて大変じゃない？？）
とにかく、わたしは、その溢れる食べ物、体動かして働くたくさんのひとたちを見て、人間のたくましさ、生命力みたいなものを強く感じた。（こういうところに来るとアジア人ってパワーがあって元気だなぁって思う、まさに生きることは食べることだ）そんなこと、ぼんやり考えながら歩いてたら、ふと「ある答え（定期的にモヤモヤしてしまうことに対して）」が降りてきた。いや、忘れていたことを思い出しただけかも。
もし「生きる意味」を見失ってしまったと言うひとがいたら、ここに連れてきてあげたいと私はおもった。（というか、タイに連れていきたい！）
体を動かして働いて、ご飯を食べて、眠る。また朝がきて、体を動かして働いて、ご飯を食べて、眠る。そんな毎日のなかに、小さな楽しみや幸せがあったり、いつか叶えたい希望や夢があるかもしれない。
本来、生きることってこういうことだったんだと思った。生きていることに意味はなくて、生まれたから命を全うするだけ。でも、せっかくだから、少しでも幸せ感じられるように生きればいい。やりたいことがあれば、やればいいだけ。
なんだか心が軽くなった。
訪れた場所が、「すごく良かった」とか「あまり面白くなかった」とかなどは、もともとの好みによっても違うと思うけれど、訪れた時の自分が求めているものに少なからず影響されると思う。（好き嫌いも「なぜ？」を追求すれば、自分の求めているものにつながる）
その場所から何を感じるかは人によって違うから、ほかの人にも聞いてみたい。
とにかく、わたしは今回のバンコクでは【チャイナタウン】が一番感動して、そこで何を受け取ったかというと、【元気やパワーと生きる希望】で、やっぱりわたしは【人間らしさ】ということを大切に思っていているんだなと改めて実感した。
これ以上、暗くなるのは待てなかった
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