卒業論文の経過①(メモ)
"The Adventures of Tom Sawyer"
色の描写が多い→洞窟との対比?
山、森(草木がある場所)を中心に冒険
未開の地の開拓→米的
海賊、盗賊(金を発見することを目的とする)→米的
自由を求める(トムはじめ子どもたちみんながハックを羨望)→米的
インジャン・ジョー=殺人犯、裏切者 アメリカで言うと…
金貨を探し当てたトム&ハックをちやほやする親族、その他
トム&ハックが金貨を探し当てたことで「夢」は必ずあるという意識を大人が持ち始めた。そこらじゅうを掘り始めた大人は新大陸開拓と重なる
"The Adventures of Huckleberry Finn"
色の描写が多い→ニガーであるジムの役割、重要性を示唆?
川(水がある場所)を中心に移動
ポリー(束縛)から逃げる→自由への第一歩 父から逃げる→自由への第二歩 「王」・「公爵」から逃げる→自由への第三歩
何でも「危険」を伴わせようとするトム、「そうしなくちゃいけない」とよく言うトムを厄介がりながらも、旅の途中「トムだったら…」と考える→互いが互いになりたがる
「王」・「公爵」=限られた狭い社会の中で自らを有利な位置につけようという目論見 トム&ジムの求める自由を遠ざけた が、人をだますという最も不当な方法で金銭を得ようとする(American Dream追求するも至らず)
トムがジムを助ける理由が最後にわかる(ミス・ワトソンの遺書)
翻訳(ハック/ジムの不完全な英語)の難しさ
2作共通
自然の描写(美しさ・のびのびとした自由さ)=奴隷制や窮屈な彼らの生活との対比、強調
叔母さん(ポリー&サリー)=模範的米人の象徴、道から外れそうになるトム&ハックを連れ戻そうとする役割
トムや特にハックを厄介がる大人たち=Easy Riderの主人公らを殺した(冷たい目で見た)旅先の人間と同じで、正当な形でAmerican Dreamを追求することを是としている(脱走や冒険は不正統)
「英雄」=自由(土地・金)を手に入れし者=AD体現者
光/闇 生/死
冒険の目的が違う(自由の追求という点では同じだが、何から、とか)質も違う(冒険の方法)
冒険を求めているのかただ単に冒険になってしまっているだけなのか
"The Old Man and the Sea"
巨大なマグロカジキ=夢
カジキを喰いちぎる鮫=夢の破壊者
老人=いくつになっても夢を捨てない米人の象徴
海=広大な土地(たくさんの財宝=魚が眠っている)
tom & huck & elder
冒険の場所 人(冒険を見る少年) 2人との共通点は
陽はまた昇る
セオドア・ドライサー『シスター・キャリー』 1900 女優成功物語
Chicago to NY 映画『黄昏』
Fitzgeraldの別作品『夜はやさし』(森慎一郎訳)
亀井俊介『マーク・トウェインの世界』
作品の終わらせ方