note上にタイムライン・ダイアグラムを描く
概要
Mermaid 記法を使って、note上に円グラフやマインドマップを描いてきました。勢いに乗って、今回はタイムラインダイアグラムを描いてみます。
Mermaid記法とは
Mermaid記法とは、テキストベースで図表を作成するためのマークダウン風の記法です。
テキストベースで図表を作成できるため、手軽に作成・編集できるという特徴があります。
タイムライン・ダイアグラムとは
タイムライン・ダイアグラムは、ある期間にわたるイベントやマイルストーンを時系列に視覚的に表現したものです。
タイムラインダイアグラムは、情報を整理し、時間的な関係を明確にするための効果的なツールです。
防災の要となる時系列情報
ここでは、防災の要となる時系列情報として、台風到来時のタイムライン・ダイアグラムのさわりの部分を描きます。
次のようなイメージです。
タイムライン・ダイヤグラムを描く
早速、note上に埋め込んでみましょう。
```mermaid
timeline
title 台風到来時の気象情報
台風発生 : 台風情報収集
3日前 : 台風進路予想
2日前 : 強風域に入る
1日前 : 暴風警報発表
上陸時 : 暴風雨
通過後 : 被害状況確認
```
このタイムライン・ダイアグラムのコードは次のとおりです。
このタイムライン・ダイヤグラムを、さらに個人のタイムラインへ落とし込むことで具体的な行動計画を立てることができますね。
従来の気象情報は、警報や注意報など現象の発生を知らせるものが中心でしたが、これらの情報だけでは具体的にどのような行動をとるべきか判断することは困難でしたので、
タイムラインにより、気象情報と具体的な行動を結びつけることで、この課題を解決します。例えば、「大雨警報発令から3時間後には避難勧告を発令する」といった具体的な行動計画を事前に定めておくことで、迅速な意思決定を行い、状況の変化を把握して早めの避難行動をとることにつながります。
まとめ
今回は、Mermaid 記法を使って、note上にタイムライン・ダイアグラムを描きました。
また、タイムライン・ダイアグラムには時系列に整理し、「いつ」「誰が」「何をするか」を明確にした計画を立てることができるという特徴があります。
ここでは、気象情報とタイムラインを組み合わせることで、刻々と変化する状況に合わせて適切な判断と行動をとることが可能になりそうなサンプルを示しました。