学んだら飽き、また学ぶ|ノンフィクション作家・高野秀行|私が学ぶ「私的な」理由
「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書く」。ノンフィクション作家・高野秀行さんは、世界中の辺境で旅や取材を続けています。
取材先では、現地の人が使う言葉でコミュニケーションを取るという高野さん。これまで学んだ言語の数はなんと25以上で、著書『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル刊)では自身の語学体験とユーモア溢れたエピソードがつづられています。
高野さんは、フランス語や中国語といったメジャーな言語から、話せる人がほとんどいない、