國學院大學メディアnote

はじめまして。このたび「キャンプを考える研究室」改め「國學院大學メディアnote」を立ち上げました。考えを交差させる「学び合い」から、探求し広げる「問い直し」まで「学びたい・知りたい」を刺激するコミュニティです。https://www.kokugakuin.ac.jp/media

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はじめまして。このたび「キャンプを考える研究室」改め「國學院大學メディアnote」を立ち上げました。考えを交差させる「学び合い」から、探求し広げる「問い直し」まで「学びたい・知りたい」を刺激するコミュニティです。https://www.kokugakuin.ac.jp/media

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マガジン

  • 世界を読む技術

    論文、データ、ニュース、地図など、あらゆる情報を正確に読み解くには「読む」技術が必要です。本企画では、さまざまなジャンルの「読む」エキスパートのお話から、研究や学びにおいても不可欠な「読む」という行為について再考し、読者の世界を広げるきっかけとなる記事を目指します。

  • キャンプを"考える"研究室

    「キャンプを“考える”研究室」の記事一覧です。人気noteクリエイターの方によるキャンプ体験記事や、キャンプを題材にした大学教授へのインタビューなどです。

  • noteクリエイターさんに聞いてみた

    國學院大學メディアnote編集部が、気になるnoteクリエイターさんにお話を聞く企画です。クリエイターさんとの対話を通じ、みなさんの日常やnoteとの関わりなどをひもときます。

  • 私が学ぶ「私的」な理由

    学ばなければではなく、学びたい、知りたいから学ぶ。自身の体験や問題意識に基づいた理由があると、学びはもっと豊かになる。学び直す道を選んださまざまな職業人に、学びのスタイルと「私的な」理由を伺います。

  • 蒐集、それは研究の始まり

    「学問」や「研究」は大学や論文でだけ成立するものではないはず。何かを偏執的に集めている人は、その分野について他の人には見えないものを見ているに違いない。収集を超えて、ちょっと変わった「蒐集」癖を持つ方のお話から、研究の幅広いあり方やその楽しさを探ります。

最近の記事

  • 固定された記事

國學院大學メディアnote 学び合いの場、はじめます。

はじめましての方も、お久しぶりの方も、こんにちは。 突然ですが、このたび「キャンプを考える研究室」は「國學院大學メディア note」として、生まれ変わることになりました。 「國學院大學メディア」とは、國學院大學のオウンドメディア。140年もの長きにわたって積みあげ、はぐくんできた学問を、さまざまな視点でご紹介するために立ち上げたものです。そんな「國學院大學メディア」の記事が700を超えたころ、わたしたちは、ふと立ち止まり、考えました。 リカレントやリスキング、学びなおし…

    • 感性が導く、無言の世界。写真集はあらゆる言語より豊かに語る|世界を読む技術

      東京・吉祥寺にある写真集専門書店「book obscura」。井の頭公園のすぐ裏手に位置し、初めて写真集を手に取る若い客も多いという同店で、「写真集を知る」展と題された企画展が4月、5月と続けて開催された。 店主・黒崎由衣さんによる序文は「写真集は私にとって読み物だ」という一文から始まり、「写真を撮る参考書でもなく、イメージビジュアルでもない。小説や映画や漫画と同じように観て、捲って、その世界観を読むものだ」と続く。 写真集を「読む」とはどういうことなのか。そこから見えて

      • ヴィンテージドレスが持つ秘められた物語を小説にして世の中に伝えたい

        ――ドレスの仕立てってどんなお仕事ですか? 私の場合、布地から一からドレスを作ることもありますが、とくにウェディングドレスのリメイクに力を入れています。 もともと私は服が好きで、短大卒業後は企業で服や服飾雑貨の企画開発などの仕事をしていました。仕事は好きでしたが、同時にアパレル業界の環境への影響にも責任を感じていて、独立をするときには、在庫を持たなくてもよいリメイクとオーダーを中心に仕事をしようと思ったんです。 ウェディングドレスを手掛けるようになったのは、20代の頃。旅

        • 再生

          Life Story from 國學院大學メディア _松本貴文 観光まちづくり学部准教授

          「先生、何でそんな研究をしているんですかー」という素朴な疑問から始まる、 國學院大學の松本貴文准教授のインタビュー動画「Life Story」。 観光まちづくり学部の松本先生が、どんな経緯で現在の研究テーマに出会い、どのような視点で捉えてきたのか、その内側に迫ります。 國學院大學オウンドメディア「國學院大學メディア」にて関連記事も公開中。 動画よりもう一歩踏み込んだお話を読むことができます。 下記URLからぜひご覧ください。 「生活者の目線を意識した地域社会研究」 前編)「変化する農村を調査するようになるまで」    https://www.kokugakuin.ac.jp/article/336537 後編)「農村社会がもつサステイナブルな価値とは」    https://www.kokugakuin.ac.jp/article/336543 ー出演教員ー 松本 貴文 所属:観光まちづくり学部 観光まちづくり学科 研究分野:環境、農村

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        • 世界を読む技術
          2本
        • キャンプを"考える"研究室
          31本
        • noteクリエイターさんに聞いてみた
          13本
        • 私が学ぶ「私的」な理由
          8本
        • 蒐集、それは研究の始まり
          5本

        記事

          お米の魅力を伝えたい! 「ひとり広報」の挑戦がゆるやかに進行中

          ――アサヒパックについて教えてください。 アサヒパックは、大阪と東京に拠点を置く包装資材メーカーです。「米袋」をメインに取り扱っているほか、お米の販売促進グッズの制作や売り場の陳列提案なども手がけています。 ――御社の商品カタログを読むと、米袋にもさまざまなデザインがあることが分かります。 弊社には、十名程度のデザイナーが在籍しているため、幅広い提案が可能です。定番のデザインからスタイリッシュなデザインまで多種多様で、生産者の方々からもご好評いただいています。ちなみに「

          お米の魅力を伝えたい! 「ひとり広報」の挑戦がゆるやかに進行中

          江戸戯作はミステリー。問われているのは「わからなさ」への態度だ|世界を読む技術

          江戸時代の識字率は、一説によれば80%を超えて当時世界一の水準だったと言われている。そんな江戸時代後期の庶民が楽しんでいたとされるのが「戯作」と呼ばれる文学。今回お話を伺った國學院大學文学部教授の中村正明さんはこうした戯作、中でも黄表紙、滑稽本と呼ばれる、いわゆる庶民文学を研究対象にしている。 同じ本を読んでいても、そこから受け取れる情報の深さや抱く感情は人それぞれ。実り多き読書には、当然ながら単に字を読み書きできるという以上の何かが必要なはず。豊かな「読む」を実現するのに

          江戸戯作はミステリー。問われているのは「わからなさ」への態度だ|世界を読む技術

          EUの観光事業者への公的資金支援から学ぶ復活のプロセス  地域復活の仕掛けを訪ねて -後編-

          ―――――――――――――――――――― 國學院大學メディアの公式サイトから、note担当者がおすすめ記事を転載! 今回は、ギリシャ・サントリーニ島「復活」のプロセスに魅了され研究を続ける、石本東生教授(観光まちづくり学部)のインタビュー記事・後編をお届けします。近年、関心を抱くのは、過去の歴史を未来へとつないでいく、そんな仕組みだそうです。 ―――――――――――――――――――― ギリシャのサントリーニ島のように、一度は荒廃してしまったものの、その歴史的な町並みを生かし

          EUの観光事業者への公的資金支援から学ぶ復活のプロセス  地域復活の仕掛けを訪ねて -後編-

          ギリシャにおける観光政策と、歴史的・伝統的な町並みの再生の関わりとは  地域復活の仕掛けを訪ねて -前編-

          ―――――――――――――――――――― 國學院大學メディアの公式サイトから、note担当者がおすすめ記事を転載! 今回は、ギリシャ・サントリーニ島「復活」のプロセスに魅了され研究を続ける、石本東生教授(観光まちづくり学部)のインタビュー記事・前編をお届けします。 ―――――――――――――――――――― 私が取り組んでいる研究は、EUの観光政策、特にギリシャ・エーゲ海地域における観光政策・文化観光です。また、歴史的・伝統的な町並みを再生した観光地のまちづくりも研究していま

          ギリシャにおける観光政策と、歴史的・伝統的な町並みの再生の関わりとは  地域復活の仕掛けを訪ねて -前編-

          文章を書くことは自分の一部。いかなるときも小説を書き続ける理由

          ――トガシさんは茨城から北海道に移住されて、今はまた茨城で暮らしているそうですが、移住の経緯を伺ってもいいですか? 2015年の「関東・東北豪雨」で鬼怒川が決壊し、当時働いていた会社の社屋が被災してしまったんです。その2年後の2017年に、会社が倒産してしまいました。その後、就職活動をしましたがなかなかうまくいかず、ちょっとリフレッシュしに旅に出ようかなと思ったんです。行くなら北海道がいいなとネット検索していると、PC画面に「北海道で働きませんか!」というバナー広告が出まし

          文章を書くことは自分の一部。いかなるときも小説を書き続ける理由

          国もジャンルも超えて増殖するユーモラスな革命家|たぬきの置き物|蒐集、それは研究の始まり

          昨年11月から都内で不定期開催されているDJイベント「ぽんぽこ山」。通常、この手のイベントで流れる音楽は大枠でジャンルが決まっているものだが、ロック、民族音楽、エレクトロニカと、「ぽんぽこ山」では実にさまざまな音楽が扱われる。 それでいて何か一つの作品空間を作り出している感覚になるから不思議だ。イベントの案内文には「たぬきが山奥で開催しているパーティ」とある。ああ、なるほど、たぬきのパーティね。納得、納得。……ん?たぬきのパーティ?? イベントの主催者・テンテンコさんはア

          国もジャンルも超えて増殖するユーモラスな革命家|たぬきの置き物|蒐集、それは研究の始まり

          出雲大社と国学、垂加神道の関係性を知ることは当時の人々の感覚を扱うことである出雲大社と神道を見つめて -後編-

          ―――――――――――――――――――― 國學院大學メディアの公式サイトから、note担当者がおすすめ記事を転載! 今回は、西岡和彦教授(神道文化学部)が、出雲大社と神道について、自身の研究動機を含めて語ったインタビュー記事・後編をお届けします。 ―――――――――――――――――――― 出雲大社においては、国学の受容以降も、垂加神道の思想(神学)や祈禱を保持し、現在に至るまでは「共生」してきた――ということを、インタビュー前編の最後で述べました。国学は外来文化から距離をと

          出雲大社と国学、垂加神道の関係性を知ることは当時の人々の感覚を扱うことである出雲大社と神道を見つめて -後編-

          出雲大社のことが理解できれば、神道がわかると西岡教授が説くわけ出雲大社と神道を見つめて -前編―

          ―――――――――――――――――――― 國學院大學メディアの公式サイトから、note担当者がおすすめ記事を転載! 今回は、西岡和彦教授(神道文化学部)が、出雲大社と神道について、自身の研究動機を含めて語ったインタビュー記事・前編をお届けします。 ―――――――――――――――――――― 出雲大社と聞くと、因幡の白兎といった出雲神話のイメージもあって、「神代・古代から何の変化もなく、現代に至っている」という印象を抱く方が多いのではないでしょうか。まるで冷凍保存されてきたよう

          出雲大社のことが理解できれば、神道がわかると西岡教授が説くわけ出雲大社と神道を見つめて -前編―

          自分の中に眠る人の物語を書き残したい。蕎麦屋の女将兼ライター青柳寧子さんが書く理由

          ――蕎麦屋の女将さんになるまでに、どんなお仕事をされてきたのですか? いろいろありまして……。大学で学芸員資格を取る際、某美術館で実習をさせていただきました。そこで人手が足りないということで、卒業後学芸員として働かせていただくことになりました。しかし諸事情あり数年後に退職。縁があって医療系の雑誌でライターをするようになりました。 ――ライターのお仕事も充実していらっしゃったんですよね。蕎麦屋の女将さんになった経緯は? パートナーと結婚したことが大きなきっかけでした。彼は

          自分の中に眠る人の物語を書き残したい。蕎麦屋の女将兼ライター青柳寧子さんが書く理由

          過去現在未来、美しさをめぐる旅|平安の装束|蒐集、それは研究の始まり

          これは平安時代の貴族が着ていたとされる装束。映画やテレビドラマで目にすることはあっても、実物は神社などで神職の人が着ているもの以外、あまり見かけない。知らず知らずのうちに背筋が伸びた気がするのは、体を流れる日本人としてのDNAがそうさせるからだろうか。 國學院大學神道文化学部4年の岡﨑良介さんは、こうした平安装束のコレクターだ。大学進学後、アルバイトで貯めたお金のほぼすべてを投じて収集を始めた。ちなみに、國學院大學への進学を決めたのも「日本の成り立ちを学べる環境を求めて」。

          過去現在未来、美しさをめぐる旅|平安の装束|蒐集、それは研究の始まり

          SUZU GROUPさんのお店で、今までとはちょっと違う「新潟」に出会う。

          國學院大學メディアnoteの担当S4です。 いつも國學院大學メディアnoteにご登場いただいたり、コメントをいただいたり、投稿していただいたり、ありがとうございます。みなさまには感謝の気持ちでいっぱいです。   さて。 お仕事にて、新潟に行ってきました。新潟!!? 國學院大學メディアnoteをご愛読のみなさまにはお分かりのことと思います。新潟といえば、そう、「SUZU GROUP」さん。折角の機会、これは何としてもお店に行ってみなくてはなりません。 新潟駅周辺は開発が続い

          SUZU GROUPさんのお店で、今までとはちょっと違う「新潟」に出会う。

          長野県佐久穂町に教育移住者が増え続けるワケ。子どもたちの未来は、大人たち、町の未来へとつながる【後編】

          町の中心地、東町商店街から車で10分ほどの場所に、 大日向小学校・中学校(以下、大日向小中学校)はある。小学校182名、中学校49名、総生徒数231名。丘の上にある校舎は、見渡す限り森林に囲まれ、山間部の自然をいやおうなしに感じる。 大日向小学校は、2011年に閉校した「町立佐久東小学校」の校舎をリノベーションして開校、中学校は保育園跡地に新築した。それほど老朽化が進んでいない校舎が残っていたことも、この地が選ばれる追い風になったという。再び子どもたちの声が聞こえるようにな

          長野県佐久穂町に教育移住者が増え続けるワケ。子どもたちの未来は、大人たち、町の未来へとつながる【後編】