【ゆるっと映画こうろん2】岡田准一のアクション
先日、楽しみにしていた映画「ヘルドッグス」を、初日の初回で見てきました。期待通りの男前×アクションで、大満足でした。今回は、岡田准一のアクションが際立つ映画のお話を。
🎞アクションの凄さ
ジャニーズ所属で、元V6のメンバーですが、アイドルと同時に俳優としてもアカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど、異色の経歴の持ち主。
また、いくつもの格闘技を習得しており、中でもフィリピンの国技”カリ”、ブルースリー考案の”ジークンドー”、日本発祥の格闘技”修斗”は、インストラクター資格を持つという徹底ぶりです。
それゆえアクション映画では主演と並行して、アクションの振り付けや指導も行うという、アイドルの枠を大きく超えた独自のポジションを確立しています。
🎞ヘルドッグス
■あらすじ
ある事件をきっかけに闇落ちした警察官が、サイコなヤクザ(坂口健太郎)とバディを組む振りをしてヤクザ組織へ潜入し壊滅させるミッションを課されて・・
■見所
まず何がって、岡田准一の色気がだだモレ。いままで見た中ここまでドロドロな彼を見たことがなく、なのにとても美しく感じるのが不思議です。
オススメは、人がMAX乗ってる車の中、での高速アクションは、何が起こったか理解できないぐらい早いですが、見ものです。
🎞ファブル 殺さない殺し屋
■あらすじ
コミック原作のこの映画は、伝説の殺し屋ファブルが、一年間誰も殺さず一般人として生活することを命じられますが、彼に恨みを持つ殺し屋に狙われ、事件に巻き込まれます。ボスからの命令通り誰も殺さずにコトを収束する事ができるのか・・・
■みどころ
殺し屋の映画なので、正直凄惨なシーンもありますが、普通がわからない主人公のすっとぼけたところや、佐藤二郎扮するバイト先の社長とのやり取りは、さすがひらパー兄さんです。
団地での格闘シーンでは、岡田准一の格闘技の師匠が敵役で出演していて、師匠とのアクション対決は見ごたえ大。そして何よりその師匠との格闘がある団地での敵との攻防は、息するのを忘れるほどの凄さです。
🎞図書館戦争 THE LAST MISSION
■あらすじ
有川浩氏の人気小説を実写化したこの作品は、思想の自由をコントロールする国家率いるメディア良化隊と、本を読む自由を守る図書隊の攻防を描くお話です。2作目となる本作では、珍しく松阪桃李が悪役を演じ、その罠に岡田准一演じる鬼教官、堂上率たち図書隊特殊部隊はどう立ち向かうかのか・・また、過去に助けてもらった堂上教官にあこがれて、図書隊に入った笠原(榮倉奈々)との恋の行方も気になりすぎます。
■みどころ
もちろん、メディア良化隊との図書隊との鬼気迫るアクションは、倒しても倒しても湧いてくる敵に立ち向かう姿がものすごくかっこいい。
プラス、この映画では、岡田准一のツンデレと頭ポンポンが見られます。最近、やくざや殺し屋など、おっちゃんとの絡みしかないので、ある意味とても新鮮です。
🎞劇場版SP 野望編 革命編
■あらすじ
フジテレビで深夜帯に連ドラとして放送していた「SP 警視庁警備部警護課第四係」の劇場版二部作です。
幼い時にテロリストによって両親を殺害された主人公は、そのショックから人の悪意を察知する能力が備わり、警視庁のSPとなった彼はその力を駆使してテロリストに立ち向かいます。
■みどころ
私が岡田准一のアクション作品を追いかけるようになったきっかけが、この作品なんですが、連ドラで貼られた伏線の回収など、ストーリーもかなりしっかりしています。もちろん、アクションもみどころたっぷりです。
七福神のマスクをかぶったテロリスト集団から繰り出される、ボーガン・銃・爆破などの非道を数々に手が汗でびしゃびしゃになります。
また、なんといっても、日本アクション界の殿堂、千葉真一率いるJAC出身、堤真一とのアクション対決!映画の記者会見で堤さんは「岡田君、早いよ、アクションが」と嘆いていたほどでした。
それと、おそらく、結構なアクションシーンのBGMに、あえて美しい旋律のオペラやクラシックを流し始めたのは、この作品が最初じゃないかなと思います。
🎞〆
先日見た映画「ヘルドッグス」の中で、岡田准一が真田広之に見える瞬間がありました。そう考えると、あれだけのアクションができるんですから、私の大好きなマーベル作品に、アジア人として出演する日も近いと勝手に思っています。
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