愛ではない発言 ―太る理由は内側にある―
(読了目安4分)
理想の体重になりたくてもなれない太めの女性には、自分が理想の体重になれない原因を、「外側」のせいにしている人も多くいます。
太っている原因を他人のせいにしても、もちろん痩せませんし愛されません。
愛されないどころか、「都合のいい女」として利用されてしまうかもしれません。
みなさんも、物事を他人のせいにする男性は嫌いですよね。
その男性からは「おいしいところ」だけもらうか、できれば関わりたくないと思うはずです。
「愛ではない発言」にはいろいろありますが、今回はダイエット系の発言について書いてみます。
以下、短編です。
あなたはこんなこと、言っていませんか?
◎「勧められたから食べるの」
「勧められたから、食べないと失礼でしょ」
「せっかく作ってくれたから、食べないと相手に悪い」
「遠慮なく食べなさいって言われたから食べてるだけ」
もしこれらのセリフを本気で言っているなら、逆に、食事を勧められなければ、食べないということです。
しかし、
「あんた痩せた方がいいから食べない方がいいわよ」
「少なめにしておきなさいね」
などと言われると、今度は
「もっと食べたいのに我慢させる気なの?」
「お腹いっぱいになるまで食べたいのに!」
「あんたに言われる筋合いはないわ!」
と不満を言うはずです。
つまり、
「食べてください」と言われると、「はい」と答え食べ、
「食べないでください」と言われると、「いいえ」と答え、結局食べるわけです。
ですから、食べる人は、「勧められたから食べる」「食べないと相手に失礼だから食べる」のではなく、自分の都合で、ただ食べたくて食べているだけです。
そう、太る理由は「内側」にあるんです。
マスターは、少しの過食であっても、「残すのがもったいないから食べる」という理由ならOKだと思います。
そして、次の日は、食べ過ぎた分を食べないようにすればいいんです。
本当の原因が「内側」にあるにもかかわらず、自分が食べる理由を「外側」に求める人が長く愛されるはずはないですよね。
◎「お金がない・忙しい」
「お金がない・忙しい」と言う人は多くいますが、そもそもこのセリフ自体、知恵のないセリフです。
さらに、言っている本人が太っていたら、一層知恵のないセリフです。
お金がないなら食べ物を買えませんから、太ることはできません。
忙しいなら食べる時間がありませんから、太ることはできません。
太っている人は、食べ物を買うお金はあるわけですし、食べる時間もあるんです。
本当にお金がない人や、本当に忙しい人は、必ず痩せています。
◎「人の価値は体型じゃ決められないわよ」
自分の太めの体型を正当化するため、そして世の中の太めの女性を正当化するために、「人の価値は体型じゃ決められないわよ」と言う人がいます。
しかしその人が自分のパートナーを探そうとしたとき、もし相手の体型にこだわっていたら、「私は太っていてもいい、相手は太っていてはダメ」と言っていることになるわけですから、仮に結婚できたとしても、自分のことは棚にあげて相手に多くを求める妻になってしまいます。
そんな妻では、平和な結婚生活が長く続くはずはありません。
また、男性も太めなら、お互いを否定せずに結婚に至るかもしれませんが、お互いに理想の体重になれない人同士の結婚、言い換えると、自分を愛していない人同士の結婚ですから、相手に愛をそそぐことはできません。
つまり、平和な結婚生活は長く続かないということです。
上記のような、愛から遠い発言は、自分の価値を下げてしまいます。
気をつけてくださいね。
◎余談
参考までに、低所得層になると肥満率が高いんだそうです。
炭水化物は価格が安く、購入しやすいからなんだそうですが、みなさんもおわかりのように、必要以上に食べなければ太りませんよね。
また、本当にお金がない人は、食べ物を買うことさえできませんから、体型は常に細めのはずです。
一方、高所得者は、自分の体型に気を使うんだそうです。
マスターがいつも書く、「食べる以上の喜び」を知っているということです。
日本に住んでいれば、食料に困らず生きていくことができます。
あとは、どう生きていくかです。
原因を外側に求め、「愛ではない発言」を繰り返しながら、太ったままの自分で生きていくのか、それとも、原因を内側に求め、少しずつ愛する努力を重ね、一歩一歩愛に近づくのか、あなたはどちらの生き方も選ぶことができます。
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