自分の枠、決めてますか?
こういうタイトルの付け方すると
少しだけですが、
「枠を決めてた方が良い感じ」に聞こえるから不思議。
質問の仕方で答えが変わってくるのでこの辺は心理学の研究法でいうバイアスがかからないようにしないとですね。
逆に
「自分の枠、決めてませんか?」と聞くと
「枠を決めていない方が良い感じ」に聞こえます。
質問の仕方次第であなたの答えが変わっていくことってありますので、一旦出た答えでも質問に誘導されていないか、を考えるのもいいです。
今回の場合は自分の枠を決めてない方が良いと思います。
珍しく断定的な私見です。
枠を決めてしまうと可能性を閉ざしてしまうことになるので決めないでねってこと。
ノミの実験ってご存知ですか?
ノミって1ミリくらいの小さい生き物なんですが、2メートルくらい飛びます。
ぴょーんって。
ところが、しばらく高さ20センチくらいの箱に入れておくと、箱から出しても20センチ以上飛べなくなります。
何度やっても、20センチが限界だったからそれに合わせてしまうんです。
20センチの枠に入っていて、何度かチャレンジしてきたことが全てダメなら、もうそこが限界だと「学んで」しまうんでしょうね。
私たちも小さい時はなんでもとりあえずやってみてたけど
・何度も失敗してダメだった
・自分より上手い人がいたから諦めた
・その時のタイミングでできなかった
などの理由から限界値を決めていることがあります。
私なんかはそもそも人前で恥ずかしい体験をしたので人前が苦手になりました。
ある劇の日に風邪を引いてしまい、朦朧とする意識の中で劇に参加。
セリフを忘れたり、カツラは取れたり、観客、共演者からは笑われたり、からかわれたりしました。
そこから人前に立つことが苦手になりました。
そもそも人前に立とうとしなければ、立つ機会もそれほどないし、立たなくてもいいじゃないですか?
好き好んで立つ人の気がしれません。(私は苦手><)
というスタンスでしたが、大人になると、研修やセミナーなどで強制的に立つ機会が増えてきまして・・・。
あ、今はなんとか克服中です。
そして、さほど立つことも苦手ではなくなっています。
限界を超えたんですね!
あくまでも自分で作った限界だったんですけど。
劇の失敗までは発表とか普通にしてたから、人前に立てた記憶もあり、私の「人前に立つ」は克服しやすかったのもあると思います。
その他にも
「知らないを認めない」とか
「笑ってごまかす」とか
「信じられないことは受け入れない」とか
あります。
何かをしない、というのは可能性を閉じることです。
その代わり、自分の世界は守れます。
相当のモノ好きでない限りは、あなたを説得してまで外の世界に出そうとはしないはず。
つまり、枠を超えるのは私たち自身しかいないのです。
「今じゃない」
「私にはできない」
「自分の分野ではない」
などで最初から枠を決めてかかることありませんか?
もし、やりたいことがせっかくあるのに、出来ないと思い込んでいるなら、
やりたいことがせっかくあるのに、それを邪魔するのが先入観なら、
一度自分自身に問いかけてみてはどうですか。
「自分の枠、決めてませんか?」
虐待に関する電話はおよそ4分に1件。来年から児童養護施設の対象の児童が在宅支援になることもあり、さらに発見することが難しくなります。教育と虐待。線引きは明確ではないでしょうが、可能な限り関わっていきます。