トイレから教育へ
おはようございます!
礒村 博之です。
(@夜中のトイレより)
場所的には怖いですが…(笑)
子どもが夜起きてトイレに行きました。
まーまだ、連れ添いますよね
今回はそのときのお話し。
「待っとってよ」
と言われ待っていた時に
ふと思いました。
教育でも研修でも
「あなたの成長を待ってます」
と締めくくったらどうだろうか。
少なくとも
「これをやって下さい」
という指示型よりも良いのではないか?
そして、次の日から私はこの
「待ってるからね」
という言葉を使い始めました。
まだ使い始めて1週間ほどですが、なかなかの効果。
やはり、教育や人に何かお願いする時に効果を発揮します。
今まで教育にこの言葉を用いた人はあまりいないような気がします。
どちらかというと
「○○ということは○○だね?」
など、順序立てて、理論的にプロセスを教えてくれるところは多いです。
しかし、教育において必要なのは「対象者の成長」ですよね。
いくら、こちらが言うことが正しく、魅力的であっても、
対象者がそれに対し、「行動」を引き起こし、「体験」して頂けなければ、
「継続」しません。
そこでこの
「待っている」
という言葉が便利なのです。
人は「待っている」と言われるとなんとなく
「行かないといけないのかな」という気持ちになります。
特に言ってくれた人が自分にとって大切な人や
尊敬できる人なら猶更です!
また、あなたが相手にとって特に重要でない人であっても
「待たれているとそこまでいった方がいいのかな」
と少しでもやるかやらないかをまず「思考」してくれます。
ですので、私の最近の教育法がこの
「あなたが成長するのを待ってるね」
という言葉で大体締めくくられます(笑)
もちろん「成長」が何を指すかは事前に明確に伝え、
望む行動や手順などもしっかりと教えた上です。
この「待ってる」作戦は「トイレ待ち」から発生した言葉です(笑)
意外と強力に問題回避型の人の心理に働いています。
(誰も語源がトイレとは思うまい(笑))
あなたがもし、同じような教育や指導で相手の成長が見られないと
感じているのであれば、この「待っている」作戦を使ってみてはいかがですか?
きっと何かしらの変化は起きますよ!
P.S.
次回は心理学検定の会場からお届けします!
「心理学」と一口にされても社会心理学や行動心理学、はたまた、
神経や生理反応まで…。
突き詰めても突き詰めても知らないことが出てきます(笑)
「好奇心の隙間理論」にハマらないよう
あなたにあった心理学を選択し、実行できるように体系化しておきます!