知識の穴掘り
昨日は心理学検定という試験でした。
毎年受けています・・・。
とはいっても毎年落ちている訳ではありません!
検定試験の構造上受けている形になります。
どのような構造かというと、、、
心理学検定は全部で10科目あります。
心理学と一言で言っても幅広く、10科目の中には
研究、歴史、社会、組織、統計学、犯罪、福祉、脳科学なども含まれています。
そして、一度に申し込めるのは3科目、6科目、8科目となっているため、全部合格するには最低2回受けないといけません。
(8科目を受け、次年に3科目とかの受け方)
私は2年前にこの心理学検定という資格の存在を知って、3科目受験をしました。そして、合格。(この時点で2級)
去年も3科目受験して、合格。(この時点で合計6科目合格なので1級)
今年は6科目受験して4科目合格点に達すれば10科目全てを合格したことになります。(10科目全て合格すると特1級となります)
何のために受けているのか、と言われると、心理学の知識に幅を持たせるためと、日頃は使っていない分野からも使える知識があるか、再度模索するためです。
組織心理や犯罪心理、学習、発達心理などは得意なのですが、歴史、脳科学、統計学などは苦手です。
一口に心理学を学んでいます、と言っても中々ここまで学んでいる人は少ないのではないか、と個人的に思いつつ毎年頑張っています。
試験以外の期間は古書や哲学書も読んでいるのですが、試験に出ることはありません。
(この学習意欲がある生活態度とかを採点してほしいな・・・。)
試験の話はこのくらいにして、マーケティングを考える上で、私はよく「自分を何かの専門家」というポジションにもっていこう、と言ったりします。
同じようなことを言われている方も多くいます。
しかし本当の意味での専門家はその分野だけではなく、きちんと周辺の知識整理もされている方だと思っています。
野球選手なら野球は当然として筋トレの仕方、柔軟の仕方、呼吸の仕方、イメージの描き方などあるでしょうし、
カウンセラーならカウンセリングの知識、そもそもの療法の歴史、言葉、相手のプロファイリング、脳科学、傾聴の目的などもあるでしょう。
「私は○○の専門家です!」
という人は周辺知識もやってこそ、本物になれます。
もし、あなたが何かの専門家を目指すのであれば大体学ぶ時間は
・専門知識に600時間、周辺知識に400時間
が目安となるでしょう。
何が専門で、何が周辺とするかは分野によって違うのですが、目安としてはいかがですか?
「深い穴を掘ろうとしたら、必然的に大きい穴も掘らなくてはいけません。」
そんなイメージで学習をしつつ、人生をより望みに近いものにしてみてくださいね!
虐待に関する電話はおよそ4分に1件。来年から児童養護施設の対象の児童が在宅支援になることもあり、さらに発見することが難しくなります。教育と虐待。線引きは明確ではないでしょうが、可能な限り関わっていきます。