自己紹介
はじめまして。心理カウンセラーのしぶやひろみです。
「感情がうまく出せないな、一人きりの方が気楽でいい」という繊細な方に向けて、
正しく自分の特性を把握して
なるべく自分を嫌いにならずに済む方法を発信しています。
「なんだか素敵」な人を目指すコラムです。
私が、なかなか生きづらいこの人生、会社員を辞めカウンセラーにまでなったこれまでをちょっとお話しします。
自己紹介
みなさん、最近”HSP”というのを見たり聞いたりしたことありませんか?
Highly Sensitive Person(ハイリーセンシティブパーソン)の略で、
いってみれば察知能力が鋭いといいますか、とても繊細な感覚を持った人のことを言います。
それを知ったときは、「あぁ、これか。やっと自分のこと説明がつく!」と救われた思いでした。
幼いころ
振り返ってみると、幼いころからとても繊細だったんだなぁと思います。
幼稚園の頃は、母親に園の門まで送られても、泣いて教室に入れない子でした。誰も助けてくれない、理解されないと思っていました。
小学生のころ、仲間外れのいじめに遭いました。
誰にも言わず、ただ平然を装って過ごしていました。「つらい」とか「悲しい」とか自分の感情もわからず、人に相談するということ自体知らなかったのです。
いじめの主犯格とは、高校まで一緒に通いました。「友人を選ぶ」ということもしていなかったようです。
その人物は、東京都中学校教員になりました。
私は将来、幼稚園の先生になりたかったので、高校卒業後は幼児教育科のある教職課程に進学しました。
そこが心理学との最初の出会いです!!
学生時代・社会人
なんとなく、自分の”愛着スタイル”になんかあるのだろうな、とはうすうす感じ始めていましたが。
心理学、学んだだけではダメでした。。。
教職には就きませんでしたが、初め教育施設の事務に就職しました。
相変わらず社会人になっても、他人のことに一喜一憂して、疲弊するばかり。ライフステージの変化ごとに、引っ越しや転職も多くしました。
仕事はある程度やれていたと思いますが、それがむしろ嫌でした。
いつも人のフォローやしりぬぐいで、「させれられている」気になってしまうんです。
転職のたびに、引っ越しのたびに、家の中も人間関係も仕事も断捨離できていいや、と思っていました。
「寂しい」とか「喪失感」と向き合うことをやっていなかったんですね。
転機!米国在住時代
家族の転勤で、米国ニューヨーク州に2010年~15年まで5年間住んでいました。キラッキラのイメージそのままで、街が背中を押してくれるような、なんでもできそうな気がして、初めて自尊感情を感じられた日々でした!
東関東大震災の時は(東北に親せきがいたこともあり)、一時帰国して現地にボランティアに行きました。
米国に戻ってからのことです。ふとした瞬間に涙があふれてたりして、でもミュージカルを観に行ったり星つきのレストランにランチに行ったり、というのは楽しくて。
うつとも言い切れないとき、目にしたコラムに「日本の震災を思い出してつらい」という相談が取り上げられていました。
あ、わたしもか。そう気づいて、そのコラムを執筆された日本人女性の心理セラピストのものとへ、半年間セラピーに通いました。
人に助けを求める経験自体、初めてでした。
なかなか日本では、アメリカドラマのようにセラピストのセッションを受けるシーンは浸透していないですよね。
髪の毛を整えに、美容院へ行く。
それと同じように心について語るセラピーは、こんなにも重要なのだと学びました。
米国から帰国後、本格的に心理学
米国から帰国後も、引っ越しそれに合わせて転職もしました。
なんかもう、日本合わない。
それぐらい思い詰めて、「私ってどこが変なんだろう」と思うばかり。
そこから改めて心理学を学び、自己肯定感を知りそれに伴いHSPも知りました。
しかし、メディアで取り上げられるにつれ、「繊細さん」とか生きづらいことの象徴のように、不安障害、発達障害と問題がすり替わっていたり、
世間にステレオタイプの認知の歪みだけ置いて、ブームは去っていきました。
もう手放そうと思いました。
そうか。生きづらさがあったから、本当の自分に気づけたし、それは私の生き方の方略だったんだ。
そう思えるようになって、今ここの自分につながってきたのです。
クレド 私の信条
うまく感情が出せない、一人の方が気楽でいいや
という人のために
大切なのは自分を正確に知ること。それには受け入れてもらえる居場所が必要です。
生きやすさを外の環境に求めるばかりではなく、
自分の内側に意識を向け、どんな時も安心して過ごせる自分を広げていく。 そんな、心について語る習慣を作る、居場所でありたいと思っています。
コミュニティ「ココロノリロン」
新コミュニティ始まります!
2022年7月、
note メンバーシップにて、「ココロノリロン」をスタートします。
私たちの感情は、どこからくるのか。
日常場面や時事ネタを例に心理学の理論から読み解きます。
どなたでもご参加いただけます。
「ココロノリロン」へのご参加、心よりお待ちしております!