さくらももこさんの作品に触れに神戸へ
神戸ゆかりの美術館で開かれている『さくらももこ展』に足を運びました。
ちびまる子ちゃんのアニメも、もちろん楽しいのですが、エッセイは『もものかんづめ』『さるのこしかけ』『たいのおかしら』など、おもしろいタイトルが並び、とにかく笑いをさそうものが多くて、観察眼があれば日常はこんなにおもしろく書けてしまうのかと驚いたものです。
館内には、さくらさんのエッセイの手書き原稿やカラフルなイラスト、漫画の原画が展示されていて、その多彩な活動にあらためて驚きます。
エッセイの原稿は、手書き。
あまり修正が加えられていないから、すごい集中力で迷いなく書かれたのかな?
と想像したり、
本の表紙や挿絵の原画は、とても繊細な線で描かれていたり、カラフルだったりで
小さな頃から好きだった画家さんたちの影響をうけているのかな?
と、これも勝手に思ったり。
帰りに、会場ではじめてみた『コジコジにきいてみた。モヤモヤ問答集』を購入。
すごい……
人がよく陥りがちなお悩みにこたえるコジコジのセリフが突き抜けすぎて
それのどこが問題?
って感じ。
あらためて、『さくらももこ展』で、おもしろいだけじゃない、達観したものの見方、絵の力、やさしさ、いろんなものを感じて帰ってきました。
絵本も発見。中の挿絵がまた美しいのです。
『さくらももこ展』神戸ゆかりの美術館では12月28日までやっていますよ。