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大切な人を亡くした辛く、苦しい後悔を乗り越える

あなたは大切な人を亡くし、辛く、苦しい後悔を抱え続けていませんか?

あなたは大切な人を亡くし
辛く、苦しい後悔を抱え続けていませんか?

「自分は何もできなかった」という無力感におそわれる。
「もっと何かきたのではないか」と後悔におそわれる。

なぜ、後悔を乗り越えられないのでしょうか?


私はこうして後悔を乗り越えた・・・。時間はかかったけど。

私も大切な友人を亡くし、「罪悪感と後悔」のどん底から約10年間抜け出すことができませんでした。

でも今はその後悔を乗り越えて、穏やかな気持で過去を振り返ることができるようになりました。


そこで今回は、
どうやって私がその後悔を乗り越えることができたのか
少しお話してみたいと思います。


なぜ、私が抱え続けていた後悔を乗り越えることができたのか?

それは彼女が「何を伝えたかったのか」を汲み取り、時間をかけて「自己解決」したから。


自己解決とは・・・自分自身で問題に決着を付けることや疑問のあるところを自分で解きほぐして納得のいくようにすることです

強い後悔を感じているときは、自己解決できないのではなく、自己解決したくないのかもしれません。

過去に起きた出来事と結果に対して、その時の自分の思考、行動を認めたくないのが「後悔」ですから。

誰だって過去の間違った行いをした自分を認めたくなんかないですよね。

でも、後悔を乗り越えるためには過去やその時の自分の思考、行動を認めて納得することが必要なのです。


必ず亡くなった人は自分の命をもって伝えたい事があったはずです。

命の儚さだったかも知れないし、一日一日を大切に生きることの大切さを教えてくれたのかもしれません。
当たり前が当たり前でなくなったとき、そのその有り難さに気付かせてくれたのかもしれません。

その人の命が私たちに最後に何を伝えたかったのか。
その意味をその意義を汲み取ってあげることが大切で、その時初めて亡くなった人の命に対してありがとうっていう感謝の気持が湧いてきます。

私は亡くなった彼女が「何を伝えたかったのか」を考えました。
時間をかけて考えました。

それをきっかけに、「後悔(後ろ)」から「自己解決(前)」へと少しずつ気持ちが変わったのです。


彼女は最後に何を伝えたかったのか。

私は親友を自死というかたちで亡くしました。

彼女が亡くなったことを知ってから、彼女の家の前を通るたび
「私があのとき、気づいてあげれていれば結果はかわっていたかも」
「私があのとき、話を聴いてあげていれば結果は変わっていたはず」
と、いつも胸が締め付けられる思いでした。

私は自分に彼女の生死をなんとかできる力があったと過信してしまったのです。

ちなみに仏教では、
思い通りにならないからこそ苦しみ悩むことを「一切皆苦」と言います。
仏教でいう「苦」とは「自分の思い通りにならない」ということなのです。

彼女のことを考える時、頭に浮かぶのは決まって「苦しくて 辛くて 泣いている」彼女の顔です。

そんな状態が10年近く経った頃、私は「苦しくて、つらくて、泣いている彼女の顔しか思い出せなくなってる」ことに気づきました。

その時初めて「ごめんね」っていう気持ちではなく、「彼女は私に何を伝えたかったのか、何を私に託し逝ったのか」と、考えました。


彼女は最後に何を伝えたかったのか。


今ある命は当たり前にあるように私たちは思っているけど、それは全然当たり前のことではなく、突然終わりを遂げることもあるんだよ。
だからこそ一日一日を大切に楽しく過ごすことがとても大切で、そんな生活ができることがとても有り難く、幸せなんだよって、教えてくれたような気がします。


亡くなった彼女の気持ちを汲み取ったとき初めて、自分の命をもって教えてくれた彼女に感謝することができたのです。


自己解決と最後の気持ちを汲み取ってあげることが後悔を乗り越えるための、ほんの一歩

後悔を乗り越えるためには過去やその時の自分の思考、行動を認めて納得する自己解決が必要です。

亡くなった大切な人の最後の気持ちを汲み取ってあげることも大切。
それは残された私たちに託された事だと思います。

そのことが後悔を乗り越えるためのほんの、ほんの、ほんの一歩だと私は思います。


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