
SEとコンサルタントはやっていることの『型』がいっしょ
SEとコンサルタントはやっていることの『型』がいっしょ、という話です。
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先日、株式会社グロースエンジン の金井さんとお話しました。
話の中で、私のやっているシステムエンジニア(SE)の仕事と、ECコンサルの仕事を比較して、フォーム(型)やメンタル(考え方)がすごく似ているなぁと思いました。
具体的には以下の仕事の『流れ』がまずもっていっしょなんです。
1)クライアントの話を聞いて、問題点を洗い出す。
2)問題がある状態と、それが解消された状態を言語化する。
3)「こうすれば問題が解決する」という仮設を立てる(アサーション)。
4)アサーションをクリアするための実装(インプリメンテーション)を考える。
5)実装から派生したタスクをアサインし、実行する。
6)マイルストーンごとに成果をいくつかの面(パフォーマンスやディレクションに沿っているかなど)で評価(テスト)し、問題があれば修正を加える
このような仕事の流れの「大きい」のと「小さい」のが、複雑に入れ子状態になっていたり、連鎖的に連なったりしてプロジェクトが進んでいきます。
こうして文章で見ると、コンサルティングの世界に偏った話かと一般的には映ると思います。それは「ひと」「もの」「かね」を動かすためのメソッドのように感じるからだと思います。
これが不思議なくらいSE+プログラマの仕事もいっしょです。アウトプットがコードやシステムになるだけで、解決策(ソリューション)を提供するという部分は共通だからです。SEの上層にコンサルタントが居てくれる場合は、「もの」の部分を主にエンジニアのアウトプット=プロダクトが担っているという構図です。
このようにどのレイヤーで仕事をしているかが異なるだけで、プレーヤーが意識している考え方ややり方は驚くほど似ています。
この構造を理解しているもの同士がいっしょにプレイすると、意思の疎通が図りやすいので、結果としてプロジェクトのパフォーマンスが上がるなぁと実体験から思いますね。