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2019年1万字超えの振り返り: 言語化の旅で出会ったみなさん、ありがとうございました!そして2020年もよろしくお願いします!!

みなさん、あけましておめでとうございます。中村心です。

2019年は本当に素晴らしい年でした。大晦日にまとめ・振り返りを書こうと思ってnoteを書き始めたんですが、なんもまとまらないまま年越ししてました。「下書き保存」して寝ましたよ。

結局この振り返り記事を書くのに足掛け4日かかりました…。書き切ってみたら、これ1万字超えちゃったので、根気のある人だけ読んでください(笑)

「このままじゃ、いかん」から始まった2019年

思い返してみれば、ほんの1年前までの自分は、思ったことがあってもどこにも書かない、口に出しても身内にしか言わない、というちょっと内気な数年間を過ごしておりました。普段の生活でもほとんど身内以外とは交流せず、また、SNSやブログでの発信も公なものは控えていた…、まぁ、平たく言えば閉じこもっていたんですね。家から出ないとかそういうレベルではないんですが、いい大人がフリーランスで在宅ワークなのを良いことに見知らぬ人とは極力合会わない数年間を過ごしていたわけです。

2018年の年末頃から、いろんな意味で「このままじゃ、いかん」と思い、チャンスがあればなんでもトライしてきました。だから2019年はトライの年でした。

「このままじゃ、いかん」と思って最初にやろうと思ったのがプログラミング学習のコーチングでした。

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(↑ 後に出てくる個人レッスンサイトのプロフィール写真)

Pythonを使うだけじゃなくて教えてみたいと思った

2015年ごろからPythonというプログラミング言語を仕事で使っています。この言語、デビュー当時はPerl5とかPHP5の影に隠れてあんまり目立たなかったんですが、その後めきめきと頭角を現し、今では機械学習などの領域でデファクトスタンダードと言われるまでになりました。

Pythonがこんなに人気になってきたんだから、習ってみたいと思う人も多いだろうと思い、2019年のスタートとほぼ同時にPythonのオンラインレッスンを始めました。これは個人でこっそり練習と思ってやってました。人になにか教える、ということ自体が数年ぶりでした。企業に勤めていた当時は日常的にOJTや社内勉強会をやっていましたが、フリーランスになってからはとんとそのようなこともなかったので。

志願してくれた友人などの身近な希望者を対象に、Pythonのオンラインレッスンを少しやってみて、まず感じたのは「挫折感」でした。
「ちゃんと教えれば → できるようになる」という幻想を完全に打ち砕かれましたね。

ティーチングとコーチングの違いに戸惑う

「ちゃんと教える」とはあくまで個人的な価値観だし、「できるようになる」も明確な指標があるわけではないのはわかっています。とは言え、これまでの経験から「このくらい丁寧に教えたら、このくらいはできるようになるよね」という漠然とした基準みたいなものはありました。
しかし、この基準の想定が完全に覆されました。
生徒になってくれた友人がみんなプログラミング未経験者であったことはそれなりに大きいと思いますが、どんなに手を尽くして「教える」ということを戦略的にやっても上手く行かなかったんです。
「ちゃんと教える」ということと、「できるようになる」ことは全くの別物であるという現実を突きつけられました。

「さて、どうする…。」(← 心の声)

まず調べたは「ティーチングとコーチングの違い」です。これはPythonオンラインレッスンの生徒を買って出てくれた友人がアドバイスしてくれたのでした。もう。ここまでダメだったら「教える」という行為に対しての固定観念やイメージを刷新して行かなければと思いました。

ティーチングとコーチングの違いを学んでいく過程でそれまで知らなかったことをたくさん学びました。コーチングを学ぶ、ということに端を発して、2019年の前半はたくさんの本を読むことになりました。もともと本を読むのが好きなので、関連するキーワードが出てくると気になっちゃうんですよね。「傾聴ってなんだ?」「カウンセリングってなんだ?」「言語ってなんだ?」「成長ってなんだ?」「認知ってなんだ?」などなどと探求の旅が始まってしまいました。

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Python個人レッスン

読書体験と哲学的探求を経て、再びPythonのコーチングを再開したのが7月の末でした。このときはさすがに身内や知り合いの壁を破ろうと思って、個人レッスン(対面ONLY)のポータルサイトにコーチ登録させてもらいました。

このポータルサイト内で自分から情報を発信して露出を増やせる手段が3つありました。ひとつはプロフィールを充実させること。ふたつ目は定期的にブログを書くこと。そして最後にレッスンノート(レッスンの終了後レポート)を書くこと。
そう、全部「書く」ことなんですね。

顔で負けるなら書くしかない

実はこういうポータルサイトでの集客では容姿も重要だと思います。いや、もしかしたら容姿が一番重要かも知れません。エントリーページではコーチ陣の顔写真が並んでるだけですから。
僕が容姿で勝負しようと思っても、優しそうなお姉さんとか頭良さそうなイケメンとかには絶対に敵わないわけですよ。こっちとら髭のおっさんなわけですから。

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でもね、書くことだったらなんか勝てそうな気がしたんですよね。プログラミング歴だけは無駄に長いですから。まぁ経験値はそこそこあるので、書くネタは尽きないだろう、と。

そういうわけで、書きまくりました。
すると、周りのコーチさんたちがあんまり書くことに注力していなかったのも幸いして、ポータル内のブログランキングで上位を行ったり来たりするくらいの成績は出せました。生徒さんからの申込数は(他コーチと比較できるデータがないのですが、)ブログを更新しまくってた期間は、1週間に1、2件の申し込みがある感じでした。

しかし、個人レッスンというスキームの限界(主に報酬面)にも割と早めに気付いてしまい、さっさと活動の場を個人に戻しました。ポータルで知り合った生徒さんのコーチングは未だに一部の方は継続しています。とても得るものが多いです。でも、こればっかりやりすぎると収入面ではあまりおいしくないです。というわけで、新規申し込みは既に終了しています。

noteをはじめる

個人でなにができるだろうと模索する中で、これまた友人にすすめられ、noteをはじめることにしました。


そして言語化へ

noteも最初はプログラミング関係のことばっかり書いてました。

自分でスクールをやりたかったんですよ。で、まずは思いの丈をどんどん出しちゃおうと思って書いてました。

そんなことをしていたら、「Pythonの講師を探している」という連絡を以前勤めていた会社の上司からもらいました。「おお、書いてみるもんだねぇ」と思いました。

このときのPython講師のお話自体は様々な事情がありペンディングになったのですが、これが縁で、Python講師募集の件を中継してくれたグロースエンジンの金井さんと出会うことができました。

僕と、元上司と、金井さんの3人でメキシコ料理を食べていたら、Pythonはとりあえず横の置いといて、「言語化」というテーマのほうにぐいぐい引っ張られました。

なんでここで「言語化」なのか、というのは、先日グロースエンジンのやぶこさんにインタビューしてもらった記事でまとめて話しています。

あとは、言語化をはじめたころに書いた定義的なところはこちらとか。

言語化をテーマに活動する、ということ自体、全然想定外だったのですが、2019年を振り返ってみると「言語化の年」と言っちゃってもいいくらいな感じになりました。

言語化セッション

言語化の流れを促進したのは「言語化セッション」という勝手に作ったカウンセリングスタイルです。


基本的に会って話したい、というのが根底にあります。会って話すと、自然と発話が、アドリブ的というか、即興的と言うか、ライブというか…そういう感じになるでしょ? あの感じが好きなんです。

言語化セッションは決まった形があるわけじゃないんですが、経験を積み重ねる中でつぎの3つのファンクションの組み合わせが基本フォームかな、と。

● 傾聴して

● まとめて

● 質問する

あまりにも単純であっけないんですけど、ホント基本はこれだけ。

お話をまずしっかり聞いて(傾聴) → お互いに歩調を合わせるためにときどきまとめて → 無知の姿勢で素朴な質問を返す…、このループ。

言語化セッションの中で、思わずアドバイス的なことを言っちゃうときがあるんですけど、あれ、本当は言いたくないんですよ。言いたくないんだけど、自分のスキルがまだ未熟なんで言っちゃうんですね。だから、アドバイスしちゃった分だけ自己採点は減点することにしてます。本来は、解決方法・解消方法にご自身で気付いていただきたい。それまで基本フォームのループでじっと待ちたい、と、内心は思ってます。

こんなことをサクッと書けるのも、言語化セッションの名のもとにたくさんの方とお会いできたからです。自分ひとりで考えていたんじゃ絶対に思いつかないアイデアやひらめきをバシバシいただくことができました。
こんな未熟者がはじめた言語化の活動に興味を持ってくれて、しかも、貴重な時間を割いていただいたみなさんには、本当に感謝しかありません。

言語化セッション関連のnoteはこちらのマガジンにまとめています。


Neribaを見つけた

言語化セッションの裏側でも、「個人でPythonのスクールをやりたい」という思いは持ち続けていたので、スクールライクなことをある程度自由に、そして、「おしゃれに」できたらいいなぁと思って場所探しをしていました。

「おしゃれに」というのはなんでかと言うと、反面教師的な感覚からです。WEB検索でいろいろプログラミングスクールの様子を見て回ったのですが、どれもなんか「じめ」っとした感じ、もしくはどこか事務的な感じがしたんですよね、写真からですけど。もっとこうみんなでワイワイやってプログラミングのワークとかしてる雰囲気にしたいなぁと思って「おしゃれに」というのを条件に入れました。

そういう場所探しの中で出会ったのが練馬にあるNeribaです。

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昔音楽をやっていた当時の友人のオギー君がはじめたマルチスペースで、シェアハウス + カフェ・バー + レンタルスペースと多目的に使えます。これだけ聞いても、なんか自由に使えて、かつ、おしゃれな感じしますよね。

Neribaにはプレオープンの段階からいろいろやらせてもらってます。

こういう場所があるんだ、というのがなんか嬉しくて、遊びに行ってるうちにいろいろアイデアが出てきました。
まだグランドオープンする前の段階から場所を開放して、どんどん人が集まる場所として活用してもらおうというNeribaの姿勢にも共感するものがありました。

Neribaを通じて知り合った人たちのこと、湧き上がってきたアイデア、これからやっていきたいことなどはこちらのマガジンにまとめてます。


「場作り」という文化との出会い

この投稿の冒頭にも書きましたが、数年引きこもっていたので、人が集まる場所からは随分と遠ざかっていました。以前は音楽活動を通してイベントをオーガナイズしたりしてたんですが、なんかそういうのに疲れちゃったんだと思います。人疲れ、というよりは、音楽 + お金 + 生活の組み合わせであれこれすることにほとほと懲りた、という感じです。

そんなわけで、数年間のブランクが空いてしまったわけですが、その間に人が集まる場をデザインする文化がこんなにも進化していることに全く気付きませんでした。上に書いたNeribaの在り方もそうですし、そこで活躍する、コミュニティマネージャーやファシリテーターの方々など、「場作り」という名の下に自分の知らない(そしてとても面白そうな)文化が花開いていることを目の当たりにしました。浦島太郎状態ですよ。

Neribaを起点にして、いろんな「場」に出会うことができました。

中でもPORTOの喜屋武君ただいま商店街の立野さんとの出会いは印象的でした。

コミュニティでも建物でも会社でもそうなんですが、そういう個人を超えたアイデンティティを持つものにコミットしている人たちと直接つながって生の話をたくさん聞けたことは、これまでフラフラしていた自分にとってとても大きなインパクトがありました。

そして、場所のつながりが起点になって、人のつながりがどんどん広がっていく様は、生理的に安心感や幸福感がありますね。シンプルに温かい感触があります。

言語化の広がり

金井さん/グロースエンジンからはじまった言語化の活動ですが、PORTOの喜屋武君からのつながりで、BBQ研究家の岩井さん晴れ女のMoecoさんと広がっていきました。

その後も言語化の輪は継続してじわじわ広がり続けています。

こちらまだ具体的なアウトプットまでアクションできてないのですが、2020年は530weekという「0 waste 」をコアコンセプトに活動しているチームにも言語化で関わっていく予定です。

530との出会いはワークショップ形式のMeetUpでした。

530meetupに参加していきなり言語化で参加する話になったわけでは当然ないです。MeetUpに参加したことをnoteに書いたことがきっかけで後日チームのメンバーと連絡し合うようになり → もっと言語化が必要だよね、という話になりました。そう、だからここでも僕がまず言語化したことがドライブになっているなぁと感じます。

今後もこの言語化活動は、個人のライフワーク的に続けて行きたいと思っています。「言語化」ってどこ行っても必要だな、と思うのです。2020年は「言語化のコツ」みたいなものも言語化できたらいいなぁと思ってます。


自分の言語化

言語化でたくさんの人とセッションするほどに自分自身を言語化することの必要性を感じるのでした。

自分の言語化のレベルが浅いと、依頼主の言語化の深さも限られてしまうのですよ。

さて、じゃあ、自分の話をどーーーんと聞いてくれる人…って…んー、なかなかいないよね…と。そんな人が居てくれたら素敵よね、と思っていたら出会いましたw

この方、宮本良子さん。

出会いはマジでたまたまです。noteの勉強会に参加したらそこで居合わせて声をかけていただいたのでした。

この方にはめちゃめちゃ言語化をお手伝いしてもらいました。要はめちゃめちゃ話を聞いてもらいました。彼女は言語化なんてしてるつもり無いかもしれないですが、僕自身は単純に「吐き出す」という行為を通して随分自分を言語化できました。デトックスに近い感じですね。ドロドロしか感情やら概念やら諸事情やらをドバーーーーっと出せる相手と出会えたことは本当に嬉しかったです。んで、彼女はそういう話をしてもすごく平然としてるんですよね。だから安心して話せる。彼女の超然とした態度からはとても見習うことが多いです。「できる先輩」とでも言いましょうか、そういう感じで見させてもらっています。

彼女との対話の雰囲気はこのへん↓の投稿で垣間見れます。

対話型ワークショップとの出会い

もう一つ、自分自身の言語化を促してくれた出会いがこちら↓。

ちょうど自分がナラティブやオープンダイアローグにハマりはじめた時期に、まさにそのエッセンスを体験できるワークショップへ参加できたことはとてもエキサイティングな体験でした。

人と人が集まって対話する形を採ることで、僕の中ではまず体験的に貴重な気付きを得ることができました。

この日一番の気付き

確か45分から1時間ぐらい時間を取ってもらってイベントマップを作る作業を行いました。そうして僕自身のライフイベントを書き出してみて「はっ!」と気付いたことがありました。

僕は自分の中で強烈にネガティブな印象が残っていたり、すごくショックだったりしたことを大きく3つ取り上げました。その3つの出来事をピックアップしてフルサイズの折り紙にストーリーを書き出し、横並びに模造紙へ貼り付けてみました。

そこで気付いたことがありました。3つとも共通して、どん底の経験を通過した後に身近な人への感謝の気持ちが書いてあったんです。

命の危険があった出来事では、幼少のときに亡くなったおじいちゃんへの感謝(=「おじいちゃんが護ってくれた」という感覚、霊感)を思い起こしていました。次に、自分が出来心から悪い行いをしてしまったときと、自分のミスで大きな怪我をしてしまったときの2つでは、今の奥さんに精神的にも物質的にも助けられ、救われたという感謝の念が書き連ねてありました。

自分の中で「3大ショッキングイベント」と言えるその3つの出来事は、あまりのインパクトのデカさ故か、それぞれバラバラに単なる嫌な思い出として処理されていました。それがこうして心をオープンにして書き出してみたことによって思わぬ共通点 ーーー 身近な人に助けてもらった、という感覚 ーーー を見つけることができました。

これは自分ひとりで悶々と考えていてもなかなか見つけられない気付きだと感じました。

もうひとつ大きいなと思ったのは、「対話することで気付きが安定する」ということです。

僕がこの対話型ワークショップに参加してよかったなと思ったのは、上に書いたような自分にとって非常に大きな気付きをその場でみんなと共有できたということです。このことによって、思いが熱いうちに言語化できた、また、その思いに至るまでのプロセスを無理なく共有できた。これは本当に対話とグループセッションの素晴らしいところです。真骨頂です。知らない人たちと長時間頭を捻りながら自分をさらけ出し合うことって、すごくエネルギーの要ることだと思うんです。でも、そうやって頑張ってみる価値がここにあると実感できた瞬間です。

本で読んで理屈を理解していたことが実体験として証明された瞬間でした。このときから対話にたいしての興味関心が俄然高まりました。

東西オープンダイアローグ交流会

そんな最中にお会いすることができたのが、京都にお住まいの村山葵さんです。

オープンダイアローグについてなにも知らないに等しい自分の思いをキャッチしてくれた葵さんにはすごく感謝しています。彼女がオープンダイアローグの専門家の方々とのつながりを作ってくれることになり始まったのが「東西オープンダイアローグ交流会」というチャットグループです。今のところまだ始まったばかりでプライベートなものですが、この交流の輪からもなにかしらのアウトプットやアクションが今年はできるのではないかと思っています。

このすぐ後また書きますが、 2020年はプログラミングのスクール作りに参加する予定です。僕が個人でスクールをはじめるのではなくて、企業さんが企画しているスクールの運営チームにジョインする形です。この仕事を通してたくさんの方と関わっていくだろうと思いますが、その中で運営メンバーや生徒さんたちのメンタルケアも重要な課題だと思っています。オープンダイアローグを実践してらっしゃるみなさんの知見から学べることがいっぱいあるだろうと思ってこのグループに参加しています。

あるいは逆にギブもできると思っています。僕がIT業界に身を置いていたり、言語化を通していろいろ活動していることが役に立つのなら協力していきたいという気持ちです。メンタルケアの現場で対話を中心とした活動をされているみなさんの助けになることが少しでもできたらいいなと思っています。


プログラミングスクール作り

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上にちらっと書きましたが、2020年はプログラミングスクールの立ち上げ・運営に本格的に参加していくことになりそうです。12月の後半にチームに参加する方向で打ち合わせをスタートした段階で、まだnoteをはじめとしたメディアの使い方を決めていないのでプロジェクトの名前は伏せますが、今年はこの事業がメインの活動になりそうです。

1年前までただの引きこもりプログラマだったころからは想像できない展開ですね。自分が一番びっくり。

この新しい出会いを活かしてどんなことをやっていきたいか、というのはまた改めて書いていこうと思います。今年、このプロジェクトに本格的に参加しはじめて、もし、プロジェクトの言語化にnoteを活用していきましょう、という運びになれば、noteではむしろこのコンテンツがメインになるかもしれません。

ミーニング・ノート

年末、スクールにちょこちょこお邪魔して打ち合わせを重ねていました。そんな中、プロジェクトリーダーから「ミーニング・ノート」というのを教えてもらいました。

ミーニング・ノートのやり方はすごく単純です。

●1日3つ、チャンスをノートに書く

●ノートに書いたチャンスを見返す

この「チャンス」の捉え方は様々ですが、ミーニング・ノートの著者の方も言っているように、困難なことやネガティブなこともチャンスと認識する姿勢が大事…、というか、その姿勢の重要性に気づけたらOKとも個人的には思えます。

感覚的/世間的にポジティブなチャンス(「美味しいものが食べれそう!」「セックスできそう!」「出世できそう!」など)だけをチャンスと捉えていたのでは1日3つも見つかりませんよね。そんなに頻繁にあるもんじゃない。でもネガティブな出来事もチャンスとして捉えるマインドに切り替えられたらどうでしょう? ネガティブなことってめちゃめちゃ日常的に転がってないですか?

例えばこんな感じ。↓

これは実際に昨日あったことなんですけど、奥さんの実家に娘と3人で新年のあいさつに行ったんです。
親戚が集まってわいわい世間話してたら、お義父さんが唐突に「○○ちゃん(うちの娘)は、実物は可愛いんだけどなぁ…、写真うつりは悪いよなぁ」って言うんです。これ、なぜか毎年言うんですね。そのたびに奥さんは内心ムッとするらしいです(笑)。僕はそこまでムッとはしないですけど「なんでそんなふうな言い方するのかなぁ?」と疑問には思ってました。
そこでちょっと考えてみたんです。お義父さんはもしかしたら単に口が悪いだけなんじゃないか、と。つまりハートの部分では「今日は孫に会えて嬉しいなぁ」と思っているだけなのに、口に出して表現するときの言葉のチョイスがマッチしていないだけなんじゃないか ーーー 年に何度も会えない可愛い孫、普段その姿を見たいと思ったときは写真を見るしかない、でも本当は実物に会いたいんだよ、という感情の表現がねじれてしまっただけじゃないか ーーー と考えたんです。
この解釈を奥さんに話したところ「そうかもね。言い方が不器用なだけかもね」という感じで、ムッとしていた心が少しほぐれたような感じを受けました。

娘の写真うつりが悪いと言われたことに対して、ただムカついて終わりだと、それ以上人間関係って発展しない。下手をすると軋轢に繋がりかねない。でもこの批判的な意見を、お義父さんの深層心理を理解する「チャンス」と捉え直すことで、ちょっとした学びに繋げられると思うんです。

こういったメンタルを身に着けていくと、日常の中のストレスフルなことが、「全て」とはいかなくてもどれかひとつぐらいは洞察力を鍛える「チャンス」に思えてくるようになるんじゃないでしょうか。僕はこのマインドチェンジはとても効果が大きいと思っています。

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さて、まとめ

ちょうど2020年の正月の出来事を書き出せたので、このへんでまとめに入ります。

長々と2019年の振り返りを書いてみましたがいかがでした? これ、どのくらいの人が読んでくれるのかわからないですが、とにかく切り出せる範囲のことは書いてみました。(はい、切り出してないことがわんさかあります。ここでやめました、という感じです。)

この投稿に登場していただいたみなさんにも、書ききれなかったみなさんにも、とにかく全身全霊で感謝してます。2019年中は本当にありがとうございました。

自分としては、言語化も、対話文化の探求も、ITの世界も全部、まだまだはじまったばかりで、これからやること/やれることがたくさんあると思っています。もっと言うと、これらの一見フィールドの異なる文化の良い部分を協働(コラボ)させていくために境界を越えていく努力が必要だと思っています。この必要性はもちろん自分が一番感じていることで、だからこそなんやかんや行動したり書いたりしてるわけですが、どれもこれもひとりじゃデキないことなので、今年もみなさんご協力のほどよろしくお願いしますね!


おまけ

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↑ 年末のせたコンでのワンショット。BBQ研究家の岩井さんが提唱している「Share Style BBQ」についてブレストをしている最中です(僕は書記係)。真ん中のうんちマンが気になるよね(笑)

そして最後にnoteへの感謝を伝えたい!

本当にありがとうございます!

友人は「Twitterで転職活動した」って言ってましたけど、僕はそれをnoteでやったような感覚でいます。

2020年も引き続きnoteで言語化していきますよ!

SN

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