私的根性論
根性論は嫌いだけれど
私も多少なりとも根性論ぽい考えを持っている
ほんの僅かの経験に基づいて
生きるにはやっぱり多少なりとも気合いが必要ですよ
待っていても何も起こらないというのが私の考えです
急に何かが舞い込んでくる時はその前に何らかの準備をしている時です
部屋の中は守られているけれど
ここに寝転がって居るだけでは何も得ることができない
そういうもの
そういうものだよ、それは理不尽でもなんでもない
だからこそ今の私を誰かに簡単に妬まれる筋合いなどないよ
だって、必死で掴み取ってきたんだもの
なんでも許せるわけじゃない
なんでも愛せるわけじゃない
それが私の人間らしさだと私は思っている
死ぬ気で正しさを振り翳しても結局多数の正しくなさに押し潰されることの方が多い
それなら正しさを知っているもの同士で嘆き合っていた方が心が平穏
戦わない
穏やかでいる方がずっといい
それでいい
なんとかなるってそういうことで
そう思えるのには時間がかかる
それには「根性」がいるかもしれない