少しだけ頼ることから生まれた時間
「明日は、二人で買い物にでもいく?」
「暇だから、付き合うよ~」
年頃の息子が、快く返事してくれた。
シングルマザーの私は、夜の遅くまで働いていた。
朝から家事を済ませ、仕事に出ると帰りは夜の12時を超える事も
仕事でくたくたの私には、恐ろしく積み重なる、家事のタスクに
心身共にくたびれ、息子には隠せない疲労感と余裕のない笑顔
そんな、毎日にも、仕方ない・・・私がやるのは当たり前だと呪文のように言い聞かせ乗り越えていた。
しかし、ある日突然私は、疲労とストレスから倒れてしまっ