比べて感じる
同窓会に行ってきた人が話していたことだ
「やっぱ、みんな変わっていて、びっくりした~!当時はすごく美人だった人も、私よりも、おばさんになってたよ~人は変わるもんだね~」
そう携帯で何枚も撮った写真をスクロールさせながら、話す彼女は、どこか優越感を隠せないような表情だった。
確かに彼女は、顔立ちもよくスタイルは良く若々しい
きっと、美人だった同級生が、彼女より少しおばさんに見えたのであろう・・・そして心の中ではこの人には勝った!のガッツポーズをしたのかは分からないが、そんな勢いだった。
心理学的に言うと、人は欲望を満たす幸福感は比べて得る(感じる)という性質がある。
自分と誰と比べるかによって変わる幸福感
この彼女は同級性と比べ、幸福感を感じた。
その幸福感は、私はまだこの人より綺麗だ!若い!という喜び
これが悪いこととは言わない
この幸せの相対性(比べて感じる)仕方ないことだ。
こうやって感じるからこそ、努力や意欲に自己成長つながるからだ。
ただ、比べて感じたことを露骨に口に出すのは気を付けた方が良い
誰かが嫌な気持ちなるかもしれないからだ。
また、他人の不幸と比べて、自分の方がまだ幸せだとか救われているなど感じるのも同じことで
比べるからこそ・・・感じて得る。
私も今、晴天の空の下、隣でおいしそうにアイスを食べている人を横目にして、お財布持たないで散歩に出た自分を恨めしく思い、アイスをほおばる人を羨ましく思うのだ。
私も、ガリガリくん食べたい・・・。
追記
以前にnoteにて書いた、stand.fmにて、てもねっとさんよりエッセイを読んでいただきました。私の思いを丁寧に読み上げてくださりました。
noteでも、てもねっとさんのエッセイなど掲載されています。https://note.com/tmnet_2022
読んで頂いたことにより、私の書いた文章に魂が宿るような気持ちになりました。良かったら聴いてください。
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