俯瞰してみていることをみている（ややこしい）

ある瞬間に自分の思考回路が変わった

ちょっと待てよ?
なんでわたしはあんなにあの人のことをずっと嫌だと思っていたんだ?

そもそもの視点がズレてないか?（最近のブームは論点、視点なのだ笑）
わたしが物申したいのは元を辿ると一人だけだったのに、
そのいらだちを他の人へ通すことで、元の人を批判しなくて済む材料にしていなかったか?

嫌だと思っていた人はただのとばっちりだったのではないか?

そう思った数日前から、急に思考がシフトしていくのを感じて、
あれ?わたしは何に固執して考えを持っていたのだ?

と思うようになった。
あの人の人間性が苦手だ。
ずうっとそう思っていたけれど、
本当は違うのかもしれない。
そう思うようにここ数日でなっていて、この十数年はなんだったのかと。
そして、相手の方もさぞお辛かっただろうなとまで思うようになった。
だからって仲良くしようとまでは思わないけれど、
わたしは長年のこの複雑な感情から突如として開放されたのだ。
無理してそう思おうとしたわけでもなく。急に。

でもそこまでの思考に変わるまでに20代だったわたしは40代になってしまった。（家族関係のことなのでお別れなどがない以上切っても切れない。でも血の繋がりはない）


心底感情や思考というのは難しいなあと思う。
本当にふとした時にしかそう思わないかもしれないのだ。
もしかしたら、その「ふ」さえないかもしれない。
気づかないかもしれない。

それでもわたしは気が遠くなるような年月がかかっても、いろんなことをわかっていきたいなあ。
それが良いことでも悪いことでも、
ちゃんと自分に問いかけたい。
（ある人が内省ばかりしている人は気持ち悪いって書いていたなあ。でもあたしはそんなあんたが気持ち悪いけどなあ。ってなんのはなしっ）

何も考えない人生って昔は良いと思っていた。
考えたってムダ。
なるようにしかならないし、なんとかなるさ。

という考えだった。

でもそれって、濃い人生か?
振り返っても何も残らないんじゃないのか?
振り返っても「あれ?何したんだっけ?」ってならないか?

人生は無限じゃない。
有限だ。

だからこそ、自分のことをちゃんと深堀りして、自分のことをちゃんと理解して、もんもんポイントはクリアして人生を終えたいなあ。
自分のことがちゃんとわかってくると、人のこともより理解できるような気がするから。

最近はとてもそう思うのだ。