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禁煙note

今年、2025年の書初めには『断捨離』と書いた。

その「断行」のメインは禁煙である。

このnoteは、今年の年末、誇らしく読み返すための禁煙実践記にしようと思う。


1/1禁煙開始

1/1。ちょうど買い置きしていたタバコがなくなったタイミングで禁煙を開始。

だけど、3日間で挫折することになる。

なぜなら、バッグのポケットから未開封のタバコが出てきてしまったからだ。

まあ、いきなり始めてそのまま辞められるとも思っていなかったから、ここでいったん禁煙を中断することにした。

で、追加のタバコを買ってきて、このあとの禁煙プランを検討することに‥‥


1/11禁煙再開

さて、3日で挫折した禁煙を、改めてはじめることにした。

まず、最初の3日間で困ったことを整理する。

  • 便秘

  • 吸いたい気持ち

わたしは朝、タバコとコーヒーによって快腸を保ってきた。そのためにタバコを吸っていたといっても過言ではないほどに。だから、タバコをやめて、一番つらいのは便秘だった。そんなわけで今回は、ビオスリーを飲むことにした。

吸いたい気持ちについては、我慢できそうな、できなさそうな、何とも言えない感じだった。とりあえず今回は、ガムや飴を用意した。


で、1日目。
吸いたくなったらとりあえずガムや飴を口の中に放り込む。
そうすると、ほとんど1日中ガムか飴が口の中にある状態になる。

で、2日目。
下痢に悩まされた。
どうやら、キシリトールとかが合わない体質だったらしい。合わないというか、単なる取りすぎかもしれないけど。だから、タバコの代わりにガムや飴というのは自分には向かないことがわかった。

しかし、便秘に悩むはずだったのがその逆になり、便秘がつらくてタバコ‥‥とならなかったのは良かったかもしれない。

で、3日目。
そういえば、なんか風邪ひいったぽいな。と気づく。
生理前の症状にも似てたけど、生理時期ではない。
この不快な寒気とだるさ‥‥。もしや離脱症状??と思って調べてみたら、あるらしい。寒気がおこることが。


そこから数日、風邪っぽい症状のまま咳をこじらせるという事態になる。

タバコやめたら呼吸が楽になるはずなのだけど‥‥。


禁煙1週間

タバコのことを思い出すものの、「どうしても吸いたい」というような気持ちにはならない。禁煙は順調だ。

しかし、なんとなく体調不良のまま。

これが地味につらい。


それともうひとつ。

タバコを思い出してしまう、とある現象が起こることに気づいた。

ふと、どこからともなくタバコのにおいがしてくるという現象だ。

焦げ臭いような、香ばしいような、電子タバコの独特な香り。

あれが、ふと漂ってくる。

そうすると、タバコを思い出し、タバコが懐かしいような気持ちになり、吸いたい気持ちを誘発する。


もしかして、これも禁断症状??

そう思って調べてみたら、タバコの禁断症状ではなく、どうやら「異臭症」という病気らしい。

焦げ臭いにおいがする嗅覚障害の一種だそうだ。

原因にはさまざまあるらしいが、風邪などの感染症から嗅覚に異常が起こったり、ストレスによる自律神経の乱れが影響することがあるらしい。

それ以外に、脳腫瘍が原因になることもあるらしいが…。


わたしの場合、タバコを辞めたストレスを感じていたし、風邪のような症状が続いていた。ニコチンからの離脱症状の過程で、一時的に免疫力が下がったのではないかと思う。


タバコを辞めた瞬間からどんどん健康になっていくイメージだったわたしにとって、なんだか予想外の展開。


禁煙23日目

禁煙は3週間を過ぎた。

タバコを吸いたい気持ちは、ほとんど消えているといっていい。

しかし、不快な咳症状が残ってしまっている。

異臭症は、様子見してたけどおさまってきた気がする。ときどき匂うけど。


ここまでで、節約できたお金は11,232円。


今の感覚としては、ふとしたきっかけでまた喫煙する可能性があるだろうなー。

友達に勧められたら、吸ってしまうかもしれない。

ただ、この間の離脱症状の辛さを思うと、またこれを経験するのはごめんだという気持ちもある。

地味にしんどい。


禁煙って、吸いたい気持ちを我慢するだけじゃないんだ。

ニコチンによって均衡が保たれていた身体が、バランスを崩すということなんだ。

ニコチンパッチとか、使ってみればよかったかも。今さらだけど。


― つづく ―


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心乃泉
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