今のすべてが発達のとき
子育てにしても部下を育てるにしても
手を出しすぎると育たないですよね。
全部やってしまうと、思いつかなくなるし、考えることすらしなくなる。
無関心こそが成長の妨げ
息子と公園に行った時、 まだよちよち歩きの子の両手を小学校低学年ぐらいのお兄ちゃんとお父さんがつないで歩く姿がありました。
そのまま段差では手を引っ張って持ち上げる。無理やり足で登らせる。一人で歩きたいのに、手を引っ張って無理やり方向を変える。
危ないなと思いました。
手を離さないとその子の歩く力にはなりません。
段差を降りるときも手を引っ張って立ったまま。
その子がいざ一人で階段を登ろうとした時、やっぱり登り方がわからなくて手を使わずに足から行こうとしていました。よちよち歩きなのに。
そして、思いっきり顔面から突っ伏してしまう。
それも一つの経験なんだろうけれど。
その瞬間もお父さんが見ているのはスマホで。
足から登るんじゃなくて手を使うこと、降りる時にはお尻から降りることは、手を出さなければ本来自然に学べたはずのこと。
逆に思えますが、子、そしてその子の発達への無関心こそがその子を発達を判断できず、"手の出しすぎ"に繋がり、成長を妨げてしまいます。
発達のために手を出しすぎない
その子の時間全てが、発達の時です。
頭ではわかっていても、手を出してしまうことは多いです。
だからこそ「手を出しすぎないこと」を意識することが大事なんだと思います。
結局その後、その子はお兄ちゃんに抱えられて、ボーッと滑り台を登っていました。
自分で歩く喜びを楽しむ子どもの姿はキラキラしてるのに。