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もっと知りたい、生理のこと。第一回目「生理のしくみ」-後半

今回は、前回にひきつづき、ライターの河合桃子さん執筆の「生理のしくみ」後半をお届けします!

前回のコラム

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現代女性の生涯の生理回数は450回、昔よりもはるかに多いんです!

なぜ現代女性の生理回数の方が多いのかというと、初潮を迎える年齢も違えば出産回数も違い、さらには寿命も違うからです。丹羽先生が言います。

「江戸時代の女性の初潮の平均年齢は15歳で平均5人の子供を出産し、平均寿命は50歳以下でした。つまり生涯の間で生理が来ない期間が多かったのです。対して現代女性は12歳で初潮を迎え、子供を産むのは平均2人、閉経は50歳。この間450回もの生理がくることになります。生理があるということは排卵を繰り返し結果的に卵巣に負担を与えているため子宮内膜症などのリスクも高いのです。今では生理回数をコントロールする意味でピルを飲む選択をする女性も増えています」

実は生理の回数が少ない方がこういった子宮内膜症などの婦人科系の病気のリスクが減ることもわかっています。今後のこの連載では、このような「生理と婦人科系の病気の関係性」や「避妊のため以外のピルの活用法」などについてもわかりやすくまとめたいと思います。

▶取材協力

丹羽咲江先生(咲江レディスクリニック)

https://www.sakieladiesclinic.com/  

河合桃子
@momo19773
”フリーライター歴20年以上、主に男性週刊誌を主戦場に“女性の性”を追いかけ記事執筆やグラビア作りに関わってきました。こちらでは小学生の男児女児を育てるシングルマザー“マン”として女性を元気にするコンテンツをお届けしたいです”




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