「自分軸」と「他人軸」
こんばんは。晴美です。
今日もありがとうございます。
今日は「自分軸と他人軸」のお話です。
自分軸は「自分の中心に自分がいる」、他人軸は「自分の中心に他人がいる」というイメージです。
「自分軸でいる」という事は、自分の価値観でいる状態です。何かを判断する時、決める時、自分の心の声にしたがうことが出来ます。
いっぽう「他人軸でいる」と、相手の評価や他人の目が気になり、自分の心の声にしたがうことができない、自信を持てない状態です。
通常、自分軸でいられる人でも他人軸にブレることはあります。ブレてもまた、自分軸に戻せばいいので特に不安に思う必要はありません。
もともと振り子のように行ったり来たりする世界に私たちは生きているので、「ブレたら戻す」「ブレたら戻す」を繰り返します。
そしてこの他人軸→自分軸に戻すときに必要なのが、「自分の望みを知っている事」です。
他人軸にブレて周りの評価が気になったり、人の目が気になって自信を持てない時、「こういう時、私は本当はどうしたいんだっけ?」「私の望みって何だっけ?」「本当はどういう自分でいたいんだっけ?」と自分の心に意識を戻して思い出す。
その「自分の望み」が分かれば、また自分軸に戻すことができます。
もともと私は、「他人軸」で生きていたので「自分軸」に戻すのがとても大変でした。自分は何が好きなのか、望みは何か、どういう自分になりたいのか。考えても考えても何も思い浮かばない期間がずっと続きました。
それでも向き合い続けて、今は少しずつではありますが、心の声が聞こえるようになりました。
向き合うとは、自分の「好きを探す事」ですが、その「好き」が始めのうちは全然わかりませんでした。自分の「好き」を無視したり、押し殺したりし続けた結果です。
なので初めは、「嫌いな事」「嫌いなもの」を知ることから始めました。
例えばテレビを見たり、ネットを見てる時。不快な感情が出てきたら、今見たものが「なぜ、どうして、どんな風に、どういうところが」イヤだったのか。ノートやいらない紙の裏に書きなぐっていきます。綺麗に書く必要も、正しい言葉で書く必要も、まっすぐ書く必要もありません。人の悪口でも、誰かへの不満でも、思い浮かんだ言葉のままに書きなぐります。
始めのうちは、「何これ?」「気持ち悪い」「ムカつく」「腹立つ」など。こんな言葉ばっかり出てくるかもしれません。でもそれで大丈夫です。
それをひとつひとつ「なぜ腹が立ったのか」「どうして、どんな風に、どんなところに腹が立ったのか」を深掘りしていきます。
それがやがて「もっと⚫︎⚫︎にすればいいのに!」とか「⚫︎⚫︎の方がいいじゃん!」と、⚫︎⚫︎の部分のような自分の望みが出て来ます。
⚫︎⚫︎の部分が「今の自分が望んでいる」こと。人によっては、時間がかかることもありますが、必ず、望みは見えてくるので、軽い気持ちで繰り返してみる事がおすすめです。
私はノートをいつも持ち歩いています。
悪口やら文句やらいっぱい書いてあります。最初は、それを見るのが苦痛でした。罪悪感です。もし罪悪感を感じたら、それも深掘りしてしまえばいい。そこにも自分の望みが隠れていますから。
最後まで読んでくださりありがとうございました。😊