インド四日目(インド人もどきと料理教室)
随分とインド生活にも慣れてきた。
最初はかび臭い部屋のことやら、疲れやら、どこからか湧いてくる変な孤独やらで、心底帰りたいなぁというような気持ちだったけど、ようやく心も身体もインドに馴染んできた感じがしている。
朝は、クリスマスだからなのかなんなのか、横のお寺からシャリンシャリンと誰かが騒がしく鐘を鳴らしている音で目覚める。
メリークリスマス!
この日は、蚊もおらず、昨晩が嘘のようにぐっすりと眠れた。
朝から洗濯したりなんなりして、料理教室へゆく準備。朝食は、イドゥリーらしく、ジェイがイドゥリーとサンバルの作り方を教えてくれる。クリシュは、メリークリスマスとチョコのケーキをくれた。サンキュー
いよいよ、今日から四日間みっちりの料理教室!!
料理教室へは、乗り合いオートとバスと徒歩で。
乗り合いオート、最初は一生懸命手を上げても手を振ってもまったく止まってくれやしなかったのに(台湾で買ったシータみたいなダボパン履いてグレーの地味なTシャツ着てたのが悪いのやろか)、今日はインドで買った服を着ているからなのか、歩いていて目線を合わせたくらいで止まってくれるようになったぜ!すげぇな、自分、笑
インドの公共交通機関をフルに活用しまくっておるぜよ。
そんなこんなで、ご機嫌なので、向かいに座っているインド人女性に微笑みかけてみたりする。
うふふふふ。
最初にインドに来たときは、よくよく考えてみると、インド=怖い、インド人=騙してくる!って、失礼なことに勝手に思い込んで怖がっていた。
けれど、インド人だって、ただインドに生きているだけなんだ。それぞれの暮らしがあって、いい人もいれば、悪い人もいる。
その表情を眺めていると、きっとこの人はいい人だなぁとか、真面目な人なんだなぁとかそういうのも感じられてきたりする。
きっとそれがほんとうなんだ。
実際、街で目が合って、微笑みかけてくれるお兄さん。たまたま通りがかりの竹細工職人さんを見つめてたら、話しかけてくれ、悪い人がいるから気をつけなよと話してくれたお兄さん。レストランでビリヤニを出してくれ、味はどう?とはにかみつつも聞いてくれたお兄さん。タクシードライバーに居場所を聞かれてわからなくて、たまたま道に居て電話を代わってくれたおばあさん。みんな、それぞれにやさしくて温かかった。
それにしても、今日は天気も良くって最高!
シェアオートは、ぼられないし、とても安いのでおすすめ。白い色のバンみたいなやつです。
そこから、バスに乗り換えて、最寄りまで。
お散歩しながら、料理教室へ。
バヒーのお家は昨日も行ったので、すぐにわかった。
そこから、クッキングクラススタート。
今日は最初の日だから、スパイスのことなども話しつつ、ゆっくり目にとのことで、バターパニール、ナン、パロータを作りました。
とても丁寧に、ポイントを説明してくれるのと、実践させてくれるので、わかりやすかったし、レシピもノートに手書きしてくれます。(全部英語やけど)
そして、明るくて、バヒー、とってもいい人。
今までインドで受けたインド料理教室の中では、最も理解しやすく、実践的なのでよいです。ありがとう、バヒー
作ったカレーを美味しく食べてから、またファブインディアでインドな服を買いました。
明日からもインディアな風情でがんばろうとおもう。
そんなインドのクリスマス。
ちゃんとネパールのトップくんがトレッキングガイド先からメリークリスマスのメッセージをくれました。(というか、ほぼ毎日メッセージくれる、笑)
マメだな、アイツ。
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