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《100字詩》 陽だまりカーブ

ゆっくり

ブレーキペダルに

足を置きながら

下る坂道は

街のすべてを

見下ろせそうな

高さにあったみたいだ

怖い気持ちを

隠すことは

難しいけど

少しだけ近い

太陽との距離に

心奪われ

ありがちだけど

身も心も

ポカポカ気分

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