見出し画像

見知らぬ土地で家を決める難しさ

大変久しぶりの更新です。

最近は、仕事も済む環境も変わり(転職ではないです)、いろんなことをインプットする毎日。
インプット過多気味で、アウトプットしないと倒れてしまいそうです。

さて、現在私はホテルに滞在していますが、そろそろ住む家を決めねばなりません。

これがですね、日本で家を選ぶときとは全然別の判断基準が加わってしまい、とても悩んでいます。


そもそも、私は今どこにいるのかと言いますと、ドイツにおります。
そして、日本ではなかなかない(というか、自分でSUUMOとかで検索条件に含めない)物件が多く、パーフェクトになかなか出会えません。

予算も決まっているし、会社も巻き込んでの家選びのため、早く決めねばなどというあらゆるプレッシャーも感じます。

しかし決めたら最後、数年間そこに住むことになりますから・・・下手な妥協はしたくない。


私はいま、二つの物件で揺れています。

【物件1】
・閑静な昔ながらの住宅街
・徒歩圏内に表参道?みたいな場所があり、中心街への交通の便もいい
・会社へも遠すぎず渋滞もそれほどない(車でも15分くらい)
・ちょっと古めだけど、広いし窓からの眺めもいい
・しかし!!!!洗濯機が地下・・・。(これが一番の悩みどころ)
・あと、家具がちょっと好みじゃないから交渉が必要

【物件2】
・ここ数年でマンションがバンバン立っている再開発エリア
(治安は悪くないはずだけど、物件1が勝るらしい)
・家はすごくきれい。景色は開けていて、物件1とは違う意味で良い。
・洗濯機も乾燥機も部屋にある
・日々の買い物は良いけどちょっとどこか出かけようとしたときに不便
(車が必要。そして車で出かけても駐車場はなかなか見つからない)
通勤で渋滞エリアを通る(なんてこったい!!これが悩みどころ)

いやいや、ちょっとどういうこと?と思った人もいらっしゃるかもですね。
洗濯機が地下って・・・。
それだけじゃないんです。見知らぬ土地での物件選び難しいんです。

洗濯機が地下にある物件がある

そう、ドイツでは、洗濯機置き場が地下室にある物件もちらほらあります。
私が紹介された物件が特殊というわけではないのです。

物件によっては住人で洗濯機を共用するものもあるかもしれませんが、私が見たのはそれぞれ部屋ごとに洗濯機や乾燥機をその地下スペースに置いている物件でした。

いやいや不便じゃないか!と思うかもしれません。私も思っています。
メリットとしては、排水トラブルがあった時や、定期的な洗濯機のごみとり掃除の時に水がブワ~って出てきて大変なケースもあるそうなんですね。そういう時に自分の部屋を汚さなくていい、という点があるそうです。

そんな事そうめったにあることじゃないよ。と思うと思いますが、そこそこあるらしいです。怖い怖い。

治安も住みやすさもわからない

エリアの住みやすさや通勤のしやすさは、ネット検索やGoogleマップではわからないこともたくさんあります。

実際、家の近くは雰囲気がよさそう!と思っても、最寄駅から家があるところまでの夜道がちょっと不穏だとか、過去に住んでいた人の情報が聞けたことで候補から外したものもあります。

ドイツ在住者が求めるポイントが違う

ドイツの人はケラーと呼ばれる地下倉庫と食洗機にポイントを置いています。だから、紹介される物件には地価の倉庫や食洗機付きが多かったです。

倉庫は冬物や滅多に使わないもの(バーベキューセットやスーツケース)などを置くために重宝しているそう。
食洗機は、キッチンの流し台が広くないことが多いため、食洗機がポイントになっているみたいです。

私は家具付きをメインに魅せてもらっていましたが、「家具なし」とすると、キッチンすらついていない物件もあるそうです。
ドイツ人はキッチンも家具と捉えているんですね。

日本にあってドイツにないもの

①宅配ボックス
通販とかのものはどうするのだろう。
そういえばAmazonで注文しようとすると、到着日は書いてあったけど時間は指定できなかったな・・・。

②お風呂
いわゆるお風呂はないですよね。
バスタブ=お風呂ではなく、あの洗い場があり、お風呂がある、あの区画です。こちらはバスタブがあっても、ユニットバスや、シャワールームとバスタブが分かれているタイプのみ。

③取付簡単なシーリングライト
これはないものというより、日本の基準で考えると大変なもの。
日本の場合、天井のライトがついていなかったとしても気軽に買ってつけれますよね。
ドイツの場合は天井にドリルで穴をあけるとかなんとか・・・。
とりあえず天助のライトがついていない物件は、甘く見てはいけない大がかりの作業が必要であることを暗に示しているのです・・・。

家選びは価値観の選択

家選びって自分がどんな生活をしたいか、を考えるきっかけになります。
私は今、こんなことはそもそも迷う前に除外しているだろう、という条件がある2つの物件で揺れています。

洗濯のストレスは週に数回。
通勤のストレスは週5日かかる。

洗濯は嫌いじゃないのよ。でも、わざわざ地下に行くの辛くない?
運転は慣れてないだけなのよ。でも、渋滞毎日はしんどくない?

しかも、各物件に間取り図なるものがないので、撮りまくった写真を眺めながらいろいろ考えるわけです。
そして、写真に写っていなかったところが、どうだったかなとか、いろいろ考えるわけです。

そんな感じで、ここ数日間はそれしか考えていません(笑)

「え、まだたくさん見せてもらえばいいじゃない」と思われるかもしれませんが、現在のドイツは家賃も値上がりしており、バスタブ付きを必須としているとなかなか予算内でいいところが少ないそうです。(と、私は言われています)

しかし、「いいところ」の定義は人それぞれ違うので、物件自体が全くないわけではないです。(少ないらしいですが)
私のように通勤往復1時間以上を苦に思わない人からすれば、物件2は即決できる物件だと思います。
また、単身と子供のいるご家庭だと、また条件が変わってくるでしょうし。
(例えば、子供の学校が近いとか、なんかね、いろいろありますよね)


まあ、日本で個人的に探す賃貸物件と違うので、ここは何かを妥協する必要がありそうです。

さて、どうしようかな。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?