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ここのやさい、noteはじめました

 はじめまして!新潟市で八百屋をやっている「株式会社ここのやさい」です。2023年3月時点で、30歳女性の私が、買い付け~配達をほぼひとりでやっています。お店といっても、実店舗ではありません。一般家庭のお客さま、飲食店のお客さま向けに、野菜の配達をしています。

 ただの八百屋がnoteをはじめたのは、弊社で取り扱うちょっと個性的な野菜たちを紹介する商品カタログを作りたかったからです。というのも、ここのやさいで取り扱う商品の多くは、「スーパーなど普通に流通することのない規格外の野菜たち」だからです。みなさんにとって馴染みのない見た目をしていることもあれば、「なんでこれが売れないの?」というのもあります。実際に私もこの仕事を始めてから何度もこの気持ちになりました。なぜそんな規格外野菜を中心に取り扱う八百屋を始めようと思ったのかについては、別の記事で詳しく書こうと思います。

 そしてせっかくの最初のnote投稿ということで、こんな機会がなければ書くことのないであろう、2023年3月現在の私の自己紹介を簡単に載せておこうと思います(お客さまに「何者?」とよく聞かれるから)。

①年、趣味など

 30歳、趣味はラジオ、お笑い、アイドルなどサブカルチャー全般。
 霜降り明星と同い年。かねてからNegiccoを推しています。
 そのほか、2019年頃から筋トレもすきです。
 なお体つきは伴っていません。
 最高にかわいく言うと、ずーっとふんわりボディです。

②独立までの経歴

 大学院*1→官公庁勤務*2(3年)→農業法人*3(1年)→ほぼ無職フリーター*4(4か月くらい)→開業*5(2022年10月)

大学院時代

*1 地理学を大学から通算5年学ぶ。山でフィールドワークしたり、ひたすら地図作ったりしてました。大学院時代に8キロ増/年を経験。デニムの縫い目の限界に挑戦するような肉感と、余白でいっぱいでありながら肉で目が開かなくなったファニーフェイスが無事完成。

公務員時代

*2 大学院時代からの脂肪貯金と、慢性的運動不足による体調不良とで、これじゃやばいと思い、新卒のなけなしの給料でジムに通うことを決意。筋肉ゼロ(もちろん帰宅部、運動経験ほぼなし)のくせに体脂肪率33%超えのわがままボディをなんとかするべく、「胸肉・ブロッコリー・ゆで卵」というトレーニーの三種の神器をはじめ様々な食事を試す。そんな中、野菜を中心とした食生活であれば毎日飽きずに続けやすいと気づき、食いしん坊のトレーニーやダイエッターがたっぷり安くおいしい野菜を買えるように、というモチベで野菜を売りたいと決意。取引農家さんを増やすためにとりあえず農家になるか、という浅はかな考えで退職―。(今でも時々「公務員よく辞めたね~」と言われます)

農家時代

*3 野菜の栽培を学びつつ、農家さんとのコネを作るぞ!と思って農業法人に入るものの、4月に入社してからの主な業務はほぼ稲作で絶望。その後かぼちゃ、トマト、オータムポエムのほか、かぶ、大根、ねぎ、パクチーなどを作る。ただ、「ものづくり」というセンスが壊滅的であったため、農家としてのスキルは全く上がらず、2つ目の職場で実質クビとなり無事無職に。

無職時代

*4 急に仕事がなくなったので猛烈に焦るものの、家族の言葉で「元々は販売の仕事をしたいんだった!」と思い出し、失業保険をもらいながら30歳無職として将来のことを考えるために、大学院時代よりもたくさんの本を読んで勉強したり、スーパーの早朝仕出しの仕事をしてみたり。ひたすら自分が何をしたいのか考えまくった時期です。

開業

*5 無職時代に作った事業計画が県の起業チャレンジの助成金を無事通過。開業してすぐ、買い付け先のぶどう畑でネズミ捕りの罠にひっかかった子猫を拾う(招き猫だねとよく言われるけど、今時点ではその効果を実感してはいません)。
 取引先農家さんを増やすため、インスタで色々な方に連絡をとり、各地の畑に行く日々を過ごす。そんな中でたくさんのビジネスパートナーのみなさんに出会えました。これからも末永くよろしくお願いします。
 ちなみに、本当は個人事業主で始める予定だったけど、加工品の販売とBtoBの仲卸をするために最初から法人。この選択はじわじわ自分の首を絞めていて震えているものの、してしまったものは仕方ないので、売上を出すのみです。

桜の木の下でブロッコリーを食べる、意味の分からない私の写真

長くなりましたが、私が開業するまでです。ぜひ今後の更新もおたのしみに。1年後か、3年後かわかりませんが、そのうちまた自分自身の紹介記事も書きたいと思います。(需要があれば)

じゃ、また。


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