自由は持て余してしまうこともある
ここのねには、既存の学校にあるような時間割はありません。
(朝の会や帰りの会のようなもの、掃除の時間はあります)
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だから、どこで誰と何をするのか。何時にどこでお昼を食べるのか。など、一日の過ごし方は、自分で決めます。
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今日の午前中、それまで一緒に遊んでいたメンバーの大多数が、外に出かけてしまい、教室に残ると決めた息子は、しばらく、「暇やー!!暇やー!!」と言っていました。
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そう、時間割が無く、みんなで絶対に何かをしないといけないと強制もないので、こうやって、時間を持て余すこともあります。
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でも、そこも学びだと、私は思っています。今日は見かねたボランティアのKちゃんが、一緒にしりとりをしてくれましたが。
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一昨年の秋、兵庫県にあるデモクラティックスクール「まっくろくろすけ」の見学に行った時、スタッフが言っていました。
「ご飯も自由に食べていいよ。って言われたら、どこで何時に食べていいのか困る子もいるのよ。なんでも自由に..っ言われたら、それが逆に不自由に感じる子がいるの。」と...
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うちの子も、自閉症の特性上、スケジュールが決まっている方が安心するのですが、でも、自分の嫌なことはやりたくない。出来ない。この辺りでも(これだけではないですが)、既存の学校は合わなくて、違う道を選びました。
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とは言え、ここのねは決まったスケジュールがありません。だから、最初は心配でした。自分で決めて時間を過ごすことが出来るのだろうか。「やることないー!!」とパニックにならないか。
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しかし、その心配をよそに、自分のやりたいことができて、スタッフが丁寧に関わってくれたことで信頼を寄せることができ、本来、苦手だと思っていた事が、どんどんクリア出来ています。
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ここのねに通い始めて3ヶ月。本当に移住してよかった。
ここのねに出逢えてよかった。そう感じています。
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