人にどう思われても、自分の夢を諦めたくないと思った。
教師時代にお世話になった学校の先生たち3人が、ここのねに寄付を届けに来てくれましたー!会った瞬間、懐かしい気持ちでいっぱい!!
立派なスチールの棚と
保健室セットを頂きました!!✨
保健室セットの中には、長年学校で保健室の先生をしていたからこそわかるものがたくさんありました。
例えば、『ビニールの巻き巻き』は、捻挫したときや、頭にたんこぶができたときに冷やすものをあてて、その上からぐるぐる巻く包帯のようなもの。包帯よりも固定しやすく便利なグッズだそう!
他にも破れにくいちょうどいい厚さのビニールや、なかなか溶けない氷を作るための豆腐の入れ物や、洗面器、綿毛布、うちわに石鹸、清潔なフキンなどなど、すぐにでも活動で使えるものをどっさりと持ってきて下さいました…!
6月に活動再開するまでに、バタバタと用意を進めている私たちにとって、本当にありがたい贈り物です✨
子どもたちが怪我をしたとき、具合の悪いときの応急処置のアドバイスをしてくれたときに印象的なお話がありました。
「きれいなお水と、良いお塩と白くないお砂糖があれば塩分補給と食欲不振のときのカロリー補給は大丈夫。」
「消毒液は、悪い菌だけでなく、身体に良い菌も殺してしまうから、子どもが怪我したときはとにかく体温くらいのぬるま湯で血が止まるまで傷口をシャワーするのが1番!」
お店に売ってある便利なものや薬に安易に頼らず、昔から私たちの身の回りにあるもので対処をするという考え方にとても共感しました。
シンプルでかつ、身体に優しい方法。いざというときに慌てずに対処したいと思いました。そして、何より…
「わからないことがあったら、いつでもメールして!!」
というお言葉(T_T)心強い…!!
3人の先生たちとは、同じ学校で働いたわけではなく、同じ地域で働く先生仲間として、年に数回会うだけでした。それなのに、こうしてブログを読んでくれて、応援してくれて、実際に見に来てくれて…。本当に嬉しかったです。
「片付けもぜひ手伝いにきたいから、また連絡するね!応援してるからね!!」
そう言って帰って行った先生たち。見送りながら、なんだかじんわり温かい気持ちになりました。
(学校の外で「新しい学校」を創るなんて、現場の先生たちにとってはあんまりいい気持ちはしないだろうなぁ。)
退職を決めたとき、心の中でそんなことを思っていました。実際に、「なんで平日にそんな活動をするの?学校がない土日にしたらいいんじゃないの?」と言う方もいました。
それでも私は自分の夢を追いかけることを決めました。「人に嫌われるかもしれないから」という理由で自分のやりたいことを諦めるのは、おかしいと思ったからです。
そんな葛藤があった分、現場の先生たちがこうやってここのねの活動に共感して応援してくれるのは、すごく嬉しい。心からありがたいなと思います。
こうやって、色んな人の力をお借りしながら、少しずつ少しずつ、子どもたちの豊かな学びが生まれる場所をつくっていきたい。
改めてそう思った一日でした。
(畑仕事をしていたとき隣のおばあちゃんにもらった芍薬)
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