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大人の居場所になったらいいな。

「ここのね」初のイベント

「豊後大野に、こんな学校あったらいいな。」

が開催された。

緑豊かな緒方町のカフェ、キッチンウスダにて、鳥のさえずりを聴きながら、穏やかな空気感でゆっくりと始まったお話会。

はじめに、こうちゃん考案のアイスブレイクで大いに盛り上がり♬

みんながすっかり打ち解けたところで、
学びの時間がスタート。

子どもたちはももちゃんと楽しく遊びながら、

大人たちは、美味しいシフォンケーキを食べながら…

日本の子どもたちの現状や
フリースクール、オルタナティブスクールの話、「ここのね自由な学校」の理念やこれからのことを話した。

「えー!そうなんやぁ。」という驚きや

「あー、わかるわかる。」という納得。

「どうしてだろう…」という疑問など


参加者のみなさんは、隣の人とうなずき合いながら興味津々で聴いてくれた。

スライドが終わって休憩を挟んで、二つのグループに分かれて質問会。

今思っていることや、不安なこと、心配なこと、聞いておきたいことなど、

自由に紙に書いてもらい、グループに入っているスタッフに聞く時間。

「ここのねを卒業した後はどうなるの?」

「世の中から置いて行かれるのでは?」

「学習保障はどうなる?」

「運営はどうやっていくの?」

普段は聞きづらいことを直接スタッフに聞いたり、

自分の家族の話や自分の過去の学校での経験を話してくれたりと、

話はどんどん深まり、あっという間に一時間が経ってしまった。

「あれ!?もう12時だ!!」

時計を見て焦る、進行役のこうちゃん。(笑)

みなさん、「ええー!もう?早い!!」と驚きの声。
今日ここで初めてあった人も何人もいたけど、時間を忘れるほど、互いに熱中して話せる時間が生まれたことが何より嬉しかった。

参加者のAさんが言った。

「大人が楽しく生きている背中を子どもたちに見せたいよね。」

「エゴや欲って聞くと、日本ではマイナスのイメージだけど、本当はもっともっとこれを大事にしていかなきゃいけない。まずは、“楽しい”“わくわく”がないと、何もがんばれないよね。子どもたちもそうだけど、大人はもっとその気持ちを亡くしてしまっている。母親は特に我慢してる人が多いんじゃないかな…。」

すると、

「あ~~~なんか、私もここのねに通いたくなってきた!!」

と、参加者のSさん♡
とってもとっても嬉しい言葉だった。


ここのねが大事にしていることは色々あるけれど、やっぱり一番大事なのは、「自分」。

「自分は何が好きで何が嫌いで、
何がやりたくて、何をやりたくないのか」

その自分の「心のねっこ」をしっかり見つめること。

子どもたちはもちろん、大人たちもできるだけでいいから、自分の好きなことができるような

楽しく集えるような…

「ここのね」がそんな場所になったらいいなと
思う。
そして、そんな大人たちの楽しそうな背中を子どもたちが見てくれたらいいな、と思う。

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ここのね 自由な学校
ここのね自由な学校は日本の法律上、公的な支援が受けられません。それは回り回って子どもたちの経済負担に重くのしかかっています。ここのねを「誰でも通える学校」にするため、ご支援をよろしくお願いいたします!ご支援いただいたお金は、給付型奨学金や施設設備の充実等に利用させていただきます!