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イスキア島への旅

用があり、イタリアのイスキア島に行ってきました。

行きは、インスブルックからミラノの空港までバスに乗り🚌(お決まりのFlixbus)
ミラノからナポリまで飛行機✈️

ナポリの空港からはAlibusというシャトルバスで港まで30分弱移動。
ナポリの空港に降り立ったらお目当てのバス停に辿り着くまで、タクシーに乗れ乗れ勧誘がすごいので、自分がAlibusに乗りたいという意思がはっきりしていないと引きずられそうです。

Alibusの運賃は5ユーロで、運転手さんに現金やカードでも払えるし、空港やバス会社のウェブサイトから事前購入できます。

ナポリの港はフェリー乗り場と高速船乗り場が分かれています。

元々高速船に乗ろうと思って時間も見当をつけていたのですが、ミラノから出発する前に船の最新情報を更新してみたらその日の高速船はほぼキャンセルされていました。

ナポリに着いてみたら天気だって悪くないのに…という状況だったけど、結果的にフェリーもキャンセルがあって、なんとか通常運航のフェリーに乗れました。

向かい風とかの影響だったんだと思います。

フェリー

フェリーだと1時間半くらいでイスキア港に着きます。

イスキア島内にも港が3箇所あり、一番就航数が多いのはイスキア港。

フェリーから降りて港をぐるりと歩いて港を出ると、バスターミナルがあるので、そこにあるチケット売り場で切符を買います。

一回の片道、100分有効券、1日有効券、3日有効券、1週間有効券などなどの種類があります。

この他の場所でも券はスーパーなどで買えるけど、券種は片道券ばかりでした。

バス運行会社のアプリでもチケットは買えるのですが、100分有効券しか買えませんでした。


ホテルは、用があるラッコアメーノに予約しました。

ホテルプリンチペという、プール付きのリゾートホテル。→サイトから予約がお得

3泊以上から予約可能だったので、用事以外に休息と観光できるよう余裕を持って3泊で予約。

ラッコアメーノへは、イスキア港から3路線のバスが運行していて、夜遅くまで便があるので到着は21時を過ぎていたものの全く心配無用でした。

当日は遅かったので近くのピザ屋で。

石窯の薪で焼く🍕


翌日は観光しました。

モルテッラ庭園



アラゴン城



城の上部からの眺め


気温は20度に行ってなくてそう夏日でもないのに、日差しが結構強いために暑く感じて
けれども海風が結構強いので時折肌寒くもなる、不思議な気候でした。

なのでいろんな服装の人が混在していました。

2日目と3日目の夕食はホテルの食堂でいただきました。

とても口に合い、食べていると優しい気持ちになれる食事でした。

イタリアのホテルでレストランがついているところは昼食も夕食も提供しているところが多く、宿泊プランも3食付きか2食付きで予約できますが
朝食のみのプランで宿泊していても、後払いで食事をいただけます。

大体は外のレストランで食べるより安くつくし、朝も昼も夜も通うとホテルの人に覚えてもらえるので、満足度も高くなり思い出も増えます。

ホテルの夕食

ホテルにはプールが2つ付いていて、今回は気温が低いので水には入りませんでしたが広い庭にゆったりとしたエントランススペースで、部屋の中にいなくても
敷地の中で自由に時間を過ごすことができる雰囲気がとても好ましかったです。


イスキア島内のバスは、車両が古いもの、新しいもの、小さいサイズの車両と混在していましたが、新しい車両にはクレジットカードのタッチ決済で乗車認証できる端末が付いていました。

それでもバスが来るまではどれに当たるかわからないし、実物の乗車券を買っていた方が安心かな。

イスキア島内のバス


イスキア島はどこへ行ってもドイツ人観光客が多いと感じました。

ホテルの食堂はほとんどドイツ人だったなー。

個人的に、ドイツ人はイタリアにしょっちゅう旅行してもイタリア語を使ってみたり現地に敬意をあまり示すような行動を取らずに横柄な態度が目立つのであんまり好ましく思っていません。


帰りのフェリーは、時間があるときにイスキア港のチケットオフィスで事前に買っておきました。

予約はオンラインでもできますが、運賃がオンラインの方が若干高く設定されているし、現場で買った方が良いでしょう。

ナポリからの船の時刻などはこのサイトで見られます。→フェリー情報


最後にフェリーに乗る前にお腹が空いたので、フェリーの中で食べる物を買おうと思って港の飲食店を覗きながら歩いていたら、港に入ってすぐの左手側に出来合いのピザなどが並んでいるお店(このピザ屋)を見つけ、

ピザ生地でぐるぐると巻いてあって膝の上でも食べやすそうなサンドを4ユーロで購入。
ポルケッタとナス、チーズ、トマト、バジルの葉などがぐるぐる巻きになってて美味しいし冷めにくいし、テイクアウト用にプラ皿の上に乗せた状態で紙袋に入れてくれたので、膝の上でも食べやすくて最高でした。
多分ピザ生地丸々一枚を巻いてあるのでボリュームもたっぷり。

最後にこんなに美味しいものが食べられてラッキー、とテンションが上がりました。

ナポリの港に着いてからは、あまりわかりやすい表記もない中、空港行きのAlibus乗り場を探し、まあ大体10分か15分ごとに運行してくれているみたいで
長くは待たずに空港へ向かえました。

地図アプリ様様です。
これがなかったら本当に、初めての都市で公共交通機関に乗るハードル高すぎる。

私もヨーロッパに来た当初は地図アプリもまだそんなに便利じゃなかったし、そもそもWi-Fiしか使えないiPod touchと亀の子携帯だったし、どうやって新しい土地を、言葉もあんまりできないのに行ったり来たりしてたんだろう・・・と思います。

逆に今は地図アプリに頼りすぎる傾向がみんなあるので、自分の嗅覚で旅の楽しみを探すことを大事にしないとな、と思います。


ナポリの空港、保安検査に入った後に飲み水をボトルに入れられる水飲み場があったので親切でした。

充電ポートがあるソファもあったし。


今回はナポリの市街地はスルーしたけど(荷物を持ちながら街歩きはなるべくしない)また機会があれば来てみたいです。

イタリアはいろんなところに行ってるけど、オーストリアから陸路で行きやすいのはローマまでかな。

それより南は飛行機。

住んでいるインスブルックの空港からは夏の離島へのチャーター便しかなくて、かと言ってドイツのミュンヘンに北上してからドイツの航空会社で200ユーロ出してイタリア南部に行くよりは

ベルガモ、マルペンサ、ヴェローナなどの北部イタリアへバスで行き、そこからイタリア国内の格安航空を利用した方がバス代を入れても格段に安いです。

以前はインスブルックからベルガモ空港まで乗り換えなしで行けるバスがあり一度利用しましたが最近出ていないようで、
インスブルックからマルペンサ空港までは乗り換えなしで行けるので私は何度も利用しています。

今回はナポリからヴェローナへの便を利用しました。

ヴェローナの空港にはバス(Flixbus)は止まらず、空港からヴェローナの駅まではシャトルバスに乗りました。

そのシャトルバスが7ユーロもかかる。
所要時間は空港から駅まで15分くらいかな。

ヴェローナからインスブルックはバスで4時間程度で近いしバスの本数も多いので重宝するのですが、
欲を言えば空港にも寄ってほしいなー。

やはりどこに旅をするにしても、時間はかかるし疲れますね。


前の週末は別の用があり、ウンブリア州ペルージャにある小さな都市へ行ったのですが
ホテルの選択肢が無さすぎて2晩連続夜行で行ってきました。

行きは金曜日の午後に電車でインスブルックを出発しトレントを通って、夜中ヴィチェンツァから寝台(横になれる女性専用キャビンを課金。枕とブランケット、軽食付き)でウンブリア州の某駅まで。

早朝に鈍行電車を乗り継いで目的地へ到着。

午前中に所用を済ませたら鈍行電車でローマに移動し、
お昼から夜までをローマで過ごし

歩き回ってくたくたになった状態で日付が変わる頃にローマからバス(お決まりのFlixbus)に乗って、翌朝9時半ごろインスブルック着。
疲れていたし、寝台の前日よりも着座のバスの方が眠れました。
電車って結構停車するし、うるさいんだなと改めて気づきました。

金曜日に出発して家に到着するのが日曜日の朝。
その間着替えもせず、一応化粧は落としたり歯磨きはしているけどまあ、くたびれた状態で帰ってきて、ダメージはありましたが

ホテル代を浮かすことができたので。

ローマは年中ホテルの値段が高いし、目的地にはホテルが少ないし全部埋まっていて、ウンブリア州内の近辺の都市もことごとく埋まっていたので
自分の体力を信じた次第です。

それに比べると今回泊まったイスキアは改めて、良心的な価格でした。

ラッコアメーノにある素敵なブティックでイタリア製のお洋服を安く購入できたし。


イスキア、一度は行ってみてよかった。

あと、友人のセレーナの実家にお世話になった時食後によく飲ませてもらっていたルッコリーノという薬用養命酒的なお酒の発祥がイスキア島だったみたいで、たまたまお店を発見したのでミニボトルを買えました。
(イタリアでは食後に消化を促す意味合いで蒸留酒をショット飲みする習慣があります。オーストリアではシュナップス)

試飲させてもらって、この味この味!って。

本当は大瓶を買いたかったけど、機内持ち込み荷物しか課金していなかったので100mlの小さなボトル。

またどこかの出店とかで見つけられるといいな。

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