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冬はモッコリアウターがやっぱり勝つのか

去年と一昨年ぐらいは、冬の寒さをあまり感じなかった。

もちろん寒いんだけど、持っている2着の本気ダウンジャケットをほとんど着用せずに、軽めのダウンとウールコートでほとんど過ごしていてそれで大丈夫だった。

去年、当時の台湾の取引先さんからもらった黒いダウンジャケットは軽くてフードがついていて適度にふわっとしているので、会社に行く日も休みの日もよく着た。

その会社はダウンや特殊機能性生地を使った衣料品を手がけているため、私に手土産にとくれたのだ。

それはふわっとしてはいるけど、ライトダウンに似てる。


他の2着は、ウールリッチとケープホーンと両方イタリアブランドの本気ダウン。
ダウンがたくさん詰まってるタイプ。

特にウールリッチの方はフードの裏側までたっぷり素晴らしい毛も付いていてそれなりに重い。
こちらはお尻まで隠れるくらい。

ケープホーンの方は軽めで、取り外し可能なリッチな毛がフードのふちについてる。
こちらはジャケット丈。

去年までは、これらのダウンを着ると歩きながら汗をかいてしまうことがあったのであまり着用しなかった。

でも今年は、11月の今からウールコートじゃブルっとする。

真冬は長袖シャツの上にニットを着るのが定番なんだけど、まだニットを着ない日もあるからなおさらウールのコートだとスカスカ感があって寒いんだと思う。

スカスカする時はウルトラライトダウンを下に着る。
でも何枚も着るのってめんどくさい。

ウールコートは何着か持ってるんだけど、ウールの配合率の高さも去ることながらやはり生地自体の分厚さがあるかないかで防寒度がだいぶ違う。


そもそも今持っているコートはほとんどウール配合率が高いものだけど、その生地の厚さやふんわり感で防寒度が違う。
いくらウールでも薄いと負け。

ユニクロの薄ーいウールのニット思い浮かべてみて。

それってウール100%だったりするけど、実際モコモコのノルディックニットには防寒の観点では全く勝てない。
それがウール100%でなくても。

アウターに関しては、結局のところ生地や詰めている羽根の重量に比例して暖かさが決まるみたい。

同僚の子が着ているアウターも、少しモコモコしてるけど外から見たら綿っぽくてあんま暖かくなさそうだねと言ったら、実はスポーツアウターだから暖かいと言う。
持たせてもらったら、しっかり重かった。

前前職では会社の制服みたいな感じで、顧客訪問する時にはそのメーカーロゴが入ったスキーウェアや機能性ウェアを着てたけど、特殊機能性生地を使ったスポーツウェアは獣毛も羽根も使っていなくても暖かい。

でも、私の着てたスキージャケット、すんごい重かったわ。

やっぱりここでも重量との兼ね合いになってくる。

そういえば一着持ってる、ここ数年着てないジャケットで内側がボアになってるのがあるんだけど、あったかそうに見えてそもそも主な生地が綿であるがために、本当の寒さには対応できない。
やっぱり綿じゃだめなわけだ。

ダウンに関しても、軽いダウンは入っている羽根が少ないから軽いのであって、気温が5度を下回るような時は物足りないし、0度を下回る時は本気装備をしていないと負ける。

私が会社に行く時は朝早いし、帰る時は夕方になるのでもろに完全装備が必要。

頭には、去年買った羊毛の耳当て。

獣毛の耳当て

市中にある耳当てはほとんどアクリルなので、獣毛の耳当てを探すのに苦労した。

これを着けていると、耳がぼんわり暖かくなってくる。

それにマフラーと手袋は外せない。

寒さの感じ方は人それぞれ違うけど、ある程度の環境(気温0度以下)は装備と素材力が物を言うと思う。

適当なアウター選んでる場合じゃないというか。

だから冬服はお金がかかるね。


毎年冬に日本に行って、東京とか歩いてると、ニットを着てコートを着るとすでに暑すぎることが多くて、しょっちゅう汗をかいてた。

真冬でも10度以上だと、モコモコニットとコートを着てしまうとサウナ状態になった。

冬は冬らしいキンとした寒さがほしいよなーって思った。

それでも東京に住んでる人は寒い寒いと言って、アウターの前を閉めずに帽子も手袋もせずにブルブル🥶
逆に、オーバースペックであろうモンクレールやカナダグースを着てる人も。

私はウールリッチとケープホーンの本気ダウンを着る気温の目安を5度以下にしていて、それで言うと東京ではほぼ本気ダウン要らない。

ライトダウンで間に合う。

もちろん同じ時期に日本国内でも長野や青森に行くと、ちゃんと寒いしキンとした寒さがあるので冬らしい。

一度雪国に住むと、冬は冬らしくキンと寒いことに慣れる。
それが結構好き。


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