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劇団四季(私なりの愛)

四季愛をとにかくどこかで吐き出したかった。

#ハマった沼を語らせて



「オペラ座の怪人🎭~四季への扉~」

🙋‍♀️【小学2年生でオペラ座の怪人を理解出来たのか?】

𝐴𝑛𝑠𝑤𝑒𝑟.【いいえ。】

分からないですよ。小学2年生に話の内容は。
だけれども、CMで聞いたことがあるでしょうか?「オペラ座の怪人はすごいらしい」
低学年ながらに、その「すごい」を感じたのを覚えています。
あとは、とにかくファントム🎭が怖い。
それが最初に抱いた覚えている記憶と残っている感覚。

「キャッツ🐱との出会い」

そして、4年生になった。季節はバレンタインの辺り。そう、今頃。「キャッツ」を観に行った。本当は母と観劇予定だったが、弟の体調不良により、父と行くことに。4年生になっていた私はなんとなく父と2人で出かけることを少し恥ずかしいと思っていた🚗³₃

会場に着くと、そこにはゴミの数々。
4年生にもなると「どうやって、このゴミをここに貼り付けたのか?」という思いを持った。

舞台が始まった。やはり、4年生には内容が理解出来ない。今思えば入りが難しすぎる内容ばかり観ていたと思う🎭🐱
しかしだ。キャッツを観たあとの「もう一度観たい😳😳😳私もあの中に入って踊りたい😳😳😳😳😳」という感情になったことは今でもはっきり覚えている。その日から私は毎日ストレッチをし、キャッツ特有のスライディング(観たことある方は分かるだろうか…。まだの方、ぜひスライディングを観ていただきたい。)を家で練習した。

その頃は音源を借り、カセットテープに落とし……音楽を流しながら独自の踊りをこっそり部屋で踊っていた。ちなみに、新聞に猫の名前たちが全て紹介されていたことがあり、そこを切り取って毎日呪文のように唱えていた。「マンカストラップコリコパットボンバルリーナジェリーロラム……」

「美女と野獣🥀」

時は経ち、中学3年生。受験生。
観劇したのは美女と野獣だ。
あれは11月22日。インフルエンザの予防接種を受けてこいと母からの命。痛かった。
だけど、頑張れた。観劇が待っていたからだ。ソワレでの観劇。正直、アニメーションで美女と野獣を見たことが無かった私は初めてちゃんとお話を知った。
中学3年生になった私が圧倒されたのは、俳優さんたちの表現力、歌。身体全体を使った表現、伸びやかな歌に魅了された。当時、同じクラスに劇団四季がすきな子がいた。その子は何回か観劇していたようだ。私はその1度きり。正直嫉妬した。
嫉妬だけしていても埒が明かないので自分なりの楽しみを見つけた。またもや、音源を借り、今度はそれを聴きながら受験勉強をした。

……捗らなかった。

千秋楽という言葉を知ったのもこのときである。
千秋楽の日、開演時間に合わせて音源を流し、また絶対に観ることを誓った。

その後。。。私は幼稚園教諭になるべく、短大へ入学。1年生の芸術鑑賞会で、「王様の耳はロバの耳」を観た。申し訳ないが、私は「こどもミュージカルだろ」と思っていた。


……ごめんなさい。やはり劇団四季は凄かった。最後、俳優さんたちがロビーでお見送りをしてくださった。妖精役の方が可愛すぎて、学生特有の「可愛いです〜〜」を連呼。
「ありがとうございます😊」の返事に感激。

「キャッツ再び🐱🐱🐱」

そして、2年生の夏。また、キャッツを観ることができる機会がやってきた。そう、芸術鑑賞会である。全学年、ゼミごとに固まって見たのだが、席を取ってくれた子がなんと1階席を当ててくれた。他のゼミは2階席。どうしても通路側に座りたかった。だけど、このときの私は既にキャッツの良さを伝えたくて通路側を譲ったのだ。
19歳にもなると、キャッツがどんな話なのかは自分なりに解釈してから観たので、ようやく「すごい」だけではない感想を持つことが出来た。生まれ変わったら四季の俳優を目指して生きていきたいとこの時から本気で思い始めた。ただ、通路側を譲った友人は「結局なんの話?」というタイプだった。
私は「………なにそれ?感想がそれ?!キャッツ観た感想がそれなの?!!!」と発狂しそうだったが、世の中には色々な人がいるということも分かる歳ではあったのでその子にはまだキャッツを観るには早すぎたんだなと勝手に達観することにして落ち着いた。

「美女と野獣再び🥀」

晴れて20歳。私は就職した。
幼稚園に勤めて2年目の冬。美女と野獣を観れることに。社会人になっていた私は、毎週金曜日退勤時間と共に退勤し通いつめた。今までは3階、いわゆる天井から見下ろすような形で観劇していたが、自分で席を選べるようになった私は当日券パトロールをして(前日19:00~翌日の回が当日券で発売される)前方を勝ち取った。

今は退団された苫田亜沙子さんという俳優さんがいた。今まで演技を見たことはなかったが、オペラ座でクリスティーヌ、ウィキッドでグリンダをやっていた。可愛らしいお顔立ちでぜひ実際にみてみたいと思っていた矢先、なんとベルとして見ることが叶った。
しかも、そのとき見切れの端であるものの最前列。あのときの感動は忘れられない。千秋楽のチケットを取り…始まった瞬間から涙を流していた私だった。

四季熱冷めず、ついに当日券を使って
ライオンキングを見に行くことに。首都圏までの最短は新幹線。だが、馬鹿にならない値段のため、行きは朝早い高速バス、帰りは新幹線という交通手段で行った。

「ライオンキングとの出会い🦁」

ライオンキングを観た。最初のサークルオブライフで涙を流すなんて誰が想像しただろうか。観劇の前日、いつものようにパトロールをしていると10列目あたり真ん中通路側が一つだけ空いていた。「これは私のための席だね??」とそれだけを考えてポチッた席。もう最高。と思っていたが、なんと最後の最後でまさかの大きめの地震が発生。ひとりで東京が初めてだったし帰れるのか不安になった。(なんとか帰ったけど)初めての1人首都圏は苦い思い出になった。

「リトルマーメイド🧜‍♀️」

その後、リトルマーメイドを観劇。
そう、また私のための席が空いていた。
谷原志音さんと神永東吾さん。ただただラブラブしていてもう私、いったい何を観にきてしまったんだろう🥴🥴🥴とただただ幸福感で満たされるのがリトルマーメイドだった。

「ウィキッド🧙‍♀️🧹」

そして、私はついに1人飛行機搭乗までしてしまった。北海道でウィキッドをやっていた。グリンダは苫田亜沙子さん。観に行くしかなかった。すぐ飛行機とホテルを予約。私は飛んだ✈️𓈒𓂂𓏸
が、、、私は風邪をひいてしまい鼻水が止まらない頭はぼーっとする本当に風邪を引いてしまった。しかし、観劇中はそんなこと忘れてしまう程の作品だった。苫田さんグリンダを観れた私は、辛いながらに来てよかったと思った。


それから時は経ち……
私は母になった。(話がぶっ飛びすぎなのでこれについてはおいおい。)

「オペラ座の怪人🎭再び~共に~」


お腹に娘がいたとき、生まれる数週間前胎教でもしようかと、オペラ座の怪人を観劇。(地元公演)「聞こえてるかなぁ??怖くないかなぁ?オペラ座デビューなんてママと一緒だね♥️」なんて思いながらの観劇。岩城さんの美声で、動くかと思ったらほぼ胎動感じず。マスカレードか?!!と思ったがあまり動かず。。ポイントオブリターン??と思ったらまさかの墓場の場面でウニョウニョ動いた我が子でした👶分かる。あそこの場面も確かにすごい。お目が高いでちゅね〜〜〜👏

「リトルマーメイド🧜‍♀️~親子観劇~」

そして、生まれた我が子。
最初に目にする作品をどうしようか悩んでいたときにリトルマーメイドの公演があると知った。行くしかない。娘、齢3。
初めての観劇はリトルマーメイド。
えぇ、ビビってました。しかも、震えていました。暗くはなるし、突然大きな音はなるし。しかし、震えはすぐにおさまった。3歳児がじっとして、演劇を観ていた。凄いことではないか???

初めての感想を聞いたが「ん〜怖かった」と。
そっかぁ、まぁそうだよな。と、内心「しばらくはまた観れなさそう」と思いきや、何日かした後「リトルマーメイド観たいんだけどさ」と、娘から。

「行きましょう行きましょう!!!」
チケパトの熱が蘇る。そして、見つけた我々のための席。今度はもっと前で!!!
さすが、2回目。その日から、アップルミュージックで(時代の流れを感じます)音源を流し、娘も歌えるように。家で、ひざ掛けを腰に巻き、ひとり四季ごっこを始めたのを観て、演劇を楽しめる感性が育ってくれたのを嬉しく思った。

「ライオンキング🦁再び~親子観劇~」

翌年、私の好きなバンドが10周年を迎えた。アニバーサリーライブに行くついでに、娘とライオンキングを観劇。しかも、北海道でのウィキッドでネッサ、1つ前で娘と観たリトルマーメイドでアリエルを演じていた守山ちひろさんがアンサンブルで出ているのも知り、私は守山さんを目で追い、娘は娘でライオンキングの物語を楽しんでいたようだった。

「まとめ🎭🐱🌹🦁🧙‍♀️🧜‍♀️👑と感謝」

今は朝方4:30。
なぜこんな時間かと言うと、変な夢を見て起きたら目が冴えてしまった。
そんな中、好きなことを語れるというこのハッシュタグを見て、私の四季愛を語るしかないと思った。私は、細かく「ここがいい」とか「こんな感想をもった」とかではなく、とにかく直感ですきなのである。もしかしたら、読んでいる側からすると、薄っぺらい内容にも見えるかもしれないが、これが私の「すき」推し活。何公演も行けているわけではないが、これからも私は私なりの楽しみ方でこれからも劇団四季の作品たちを愛していきたいと思う。そして、ひとりではなく娘と共に共有できたらと思う。

娘と楽しめる趣味を持つことが私の夢のひとつでもあった。それがひとつ叶ったことがとても嬉しい。

ありがとう劇団四季。

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