夫に負けたくない
ありがとうって言えない。
本当は、仲良く話をしたいだけなのに、なぜか相手の嫌なところが気になって、自分を大きくみせようとすることありませんか?
小さなことから大きなことまであると思いますが、
例えば、
私は、衣服やタオルなどを片付ける時に、きちんと角を合わせて揃えることをしているのに、相手が適当にやってしまうのをみるとイライラしていました。
すべて、自分の価値観に合っていれば100点、少しでも違うと0点。黒か白かで判断をして、他の価値観を受け入れることができなかったのです。
これは、小さい頃から、黒か白かで判断して成長してきたから、無意識に、今もそのように行動していたのです。
幼少期の生き残り戦略
子供の頃は、親、学校、社会の価値観がすべてでした。
大人が、良いとすることを忠実に守ることで褒められたり、それができないと、受け入れられない。
親に嫌われないように、がんばって良い子になろう。
ダメな部分は見せてはいけない。
と、ありのままを認めてくれなかった環境に適用しようと、がんばり続けていたのです。
素直な自分を認める
相手の行動にイライラしたとき、本当の自分はどう感じているのでしょうか。
私は、夫が手伝ってくれたのに、やり方が違うとイライラしてしまった時、本当の気持ちを感じてみました。
本当は、そんなやり方が違うと指摘したくなかった。
やってくれてありがとうと、言いたかった。
私も、きちんといつもやりたくない。などなど。
感情を感じる
気持ちに向き合ったときに、どんな感情があったでしょうか。
怒りだったり悲しみがあったかもしれません。
それは、子供の事にそのルールを押し付けられた、親に対してかもしれませんし、社会かもしれません。
その時に立ち向かえなかった自分に怒っているかもしれません。
感じた感情を、今、感じて、自分に寄り添ってみて下さい。
過去に感じた感情は、すべて体に残っています。
感じることで、解放されるのです。
違う価値観を受け入れる
傷ついた自分の傷を自分で癒していくと、
固定された価値観にとらわれることがなくなります。
信じていたルールを守ってもいいし、守らなくてもいい。
自分で選択することができるようになります。
そうやっていくと、自分のありのままも認めることができ、
相手の価値も認めることができます。
この人は、こういう価値観で行動しているんだなって、受け止めることができ、やってくれていることに、心からありがたいなーって感じることができてくるのです。
目的を戻す
毎日どのように過ごしたいのか。
誰も、人のやることに、いちいち気にして、イライラしながら過ごしたい人はいないと思います。
夫婦であれば、楽しくお互いに気分よく過ごしたいはずです。
人のことが気になった時は、自分の感じていることに意識して、
本当は、どう過ごしたいのかに意識を向けていきましょう。
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