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海の見える家 〜心に響く言葉〜
こんにちは、ここはるです。
今月夢中になって読んだ本のご紹介。
昨年読んでとても気に入った「海が見える家」
読んだ後に続きがあると知りこれは読みたい!!と読み始めたら止まらず一気読み。空き時間は本と共に・・・。
何にハマったのかと言えば、登場人物の言葉。
ストーリーにもマッチしているのだけど抽象度を上げて自分と重ねた時にズンとくる感じ。
友人が自己啓発系を読んでも忘れちゃうんだけどストーリーの一説で入っていると感情が動くからか心に響くねと言っていて、それ!と思いました。
今回は私がここよかったの言葉をご紹介。
自分の時間を持っている。それを自分で使える。
つまり余裕があるってことだ。時間がありさえすれば、いろんなやりようがある。
忙しがるやつは、これしか方法がないと思いこみたいてい不幸そうな顔をして生きてるもんさ。
毎日セカセカと追われるように時間が過ぎていく中で忘れかけていた時間の感覚。
常に急いで!早く!効率的に!を求められているようで
自分らしさってなんだろう・・・?の迷子。
忙しいに流されず、「自分の時間を持つ」ということ。
時間があるという幸福。
時間がないと思うのかあると思うのか
時間を作る気があるのか流されてしまうのか
この辺りを深く考えさせられた一説。
自分の人生がおもしろくないならなぜおもしろくしようとしないのか。他人にどんな評価をされようが自分で納得していない人生なんてまったく意味がない。
この一説を読んだ時に高杉晋作の句を思い出しました。
おもしろき
こともなき世を
おもしろく
住みなすものは
心なりけり
すぐ色んなところへ着想してしまう・・・笑
おもしろくしてもらおうとするのではなくて自分でおもしろくしてしまえばいいのだ!と。
いつも当たり前のことを忘れては本を読みそれに気付くの繰り返し。
いつも問われている気がします。
で、どうしたいの?
甘い考えは最初から持つもんじゃねえ。期待すっから裏切られたと思うんだべ。
これもハッとした言葉。
ついつい自分の都合の良いように思いがち。思った方向に行かなかったら、がっかりしてしまう。
自己都合なんですよね。
何事もやり方をまちがえば、結果は上手くねえ。
逆に言えば、やり方を変えれば結果を変えられるってことだんべ。
元気がでる言葉だと思いませんか?
上手くいかなかったらやり方を変えれば上手くいくかもしれない。
ずっと上手くいかないわけじゃない。
希望の光が見えた気がしました。
命あるものは、いつか果てる。
明日があることを、あたりまえに思うな。
これは私の好きなガンジーの言葉とリンク
明日死ぬかのように生きよ
永遠に生きるかのように学べ
今を精一杯生きるのだ!後悔しないように!と後ろで囁かれている感覚。
「人の生き方なんていろいろあるんさ」
家族や世間やしがらみに必要以上に囚われなければ、たしかに生きようなんていくらでもあるんだと。幸いにも自分は、その生き方を選ぶ自由を持っている。いや、誰もが持っているのかもしれない。
自由を持っているはずなのに色々なものに囚われて不自由になってしまっている!なんて事ありませんか?
私は、あるーーー!!
食べることが生きるための基本なのだ。
食べたもので体は出来ている。だから、何を食べるのか?誰と食べるのか?を大事にしていこうと思わせてくれる一説。
このほかにもハッとする言葉が沢山。
登場人物も愛すべき個性強めの過去に陰を背負った人。
陰があるから陽がある。辛い経験があれば思いがわかるから優しくなれる。
だから、人生に無駄なんかない!どれも尊い経験。
よい本出会いに感謝。
まだまだよい言葉が散りばめられているので自分の宝物を見つけに読んでみてください♡