読書記録 〜おあとがよろしいようで〜
こんにちは!ここはるです。
最近、喜多川泰 『おあとがよろしいようで』を読みました。
私は、喜多川作品ファン。
どこが好き?と言われたら本の中に灯る小さな希望の光をどの作品でも感じるところです。火種を受け取って自分で想像して膨らませるのがなんとも楽しいし心が上向きになれます。
この本を読んで私が着地したのは所属しているコミュニティーのウェルビハブ。
まずは、本とは関係ない私のなぜコミュニティーに参加しようと思ったのかのプロローグから
ウェルビハブに所属する前に自分の中にモヤモヤを抱えていました。
毎日の生活で出会う人が大体自分と同じような生活スタイルの人が多く、もっと違う価値観を持った人とも出会いたい!という願望。
でも、出会うといってもその糸口がよくわからずに心にひっかかったままに日常がすぎて行く日々。今思うとそれでもずっと心の中にアンテナは立っている状態だったのかもしれません。
そんな時にSNSで目にしたあきかさんのTweet
これか?とアンテナキャッチ!
心が動いて参加してみよう!と連絡をとったのが始まりです。
いざ、入ってみると現実ではきっとそう簡単に出会うはずもない色々な価値観や経験を持った人と繋がることができたんです!
自分と同じような価値観を持った人たちが集まると大体似ているから安心感はあるけどなんとなくスパイスが足りない感覚。
その時の私はスパイスをものすごく欲していたんだと思います・・・笑。
同じは心地いいけど新たなる風でもっと自分の価値観を広げたい!と。
ウェルビのメンバーは、それぞれ違った性格・価値観・経験を背中に背負っています。それでも色々と話題が上がるDiscord内で何か1点の共通の話題があがればみんなワイワイと盛り上がっています。
という点が共通しているのかなと感じます。
全部の話題を全てキャッチせずともそれはそれでOK。眺めているだけでもその人の好きのアンテナが垣間見えて楽しいものです。
それぞれのチャレンジを応援したり好きに賛同したり。
できる人と自分を比べるのではなく自分のままで自分の楽しさを見つけていく感覚。
さて、本の感想に戻ります。
人は皆、出会ったものでできている
まさに私にとってはウェルビとの出会いはここにあり!で着地しました。
今と違うところに足を踏み入れてみると自分とは違った価値観を持った人との出会いがあります。その出会いは自分のなかに新鮮で新しい風を入れてくれます。だから出会いは大事!
自分とは違った経験や価値観を持った人と出会ってワクワクしたこと、物事の見る切り口が変わったことってありませんか?
今までと同じから一歩外にでて違う角度で物事をみてみると何とも新鮮な気持ちになったこと誰もが一度は経験したことがあるのではないかと思います。
例えば、学生時代・・・中学や高校、大学と今までそんな人周りにいなかった!と思える出会い。
私の場合は、大学が実家よりだいぶ離れたところにあったので、わかりやすいところで言うと方言や言葉のストレートさ。今までは言わなくても何となく察してくれたけど、環境が変わればそれも変わり言わないと伝わらないと実感する出来事もありました。
新しい環境によって出会う人もガラリと変わってドキドキとワクワクでいっぱいだった学生時代。
社会人ともなると学生の頃と比べて環境の変化もあまりなく自分で取りに行かなければ同じような日々となりますよね。
自分の価値観は、自分の経験から形成されることが多いので広い世界が広がっていたとしても自分の窓からしか見ていないと見ている景色が狭いような気がします。
もっと自分の窓を広げて物事をみてみたいな!と思いませんか?
平凡と思われる日々も視点を変えて見ればそこにはとっても色鮮やかなものが広がる世界。その世界をどうみるかは自分で創るものだとしたらなんともワクワクしてきます。
この本には何のためにするのか?を考える問いもあります。
よく学校で出てきた予習や宿題って何のためにするのでしょうか?
自分なりの答えは??
本の中になるほどそう考えるとワクワクするし明日が楽しい!が出てきます。
そうって何よ?が気になる方は是非読んでみてください・・・笑