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「四葉の」2023年5月25日の日記
昨日に引き続き風邪っぽい。夜は何度も起きて鼻をかんだり、水を飲んだりしていた。目が醒めてもう一度寝ようとしても、入眠する直前で背中がゾクゾクっとなって中々寝付けなかった(その割には昼間それほど眠くならなかった)。坂の下の「眠り」という地点に行こうとしたら、足を滑らせて心臓が「ドキッ!!!」となるのが何度も繰り返される感じ。分かりづらいな…。
自分が高校生なんだけど、学校に行かなすぎて卒業が危うくなってる夢を見た。同級生に「卒業できそうなの?」と聞かれて、「うん、まあ卒業が遅れても…なんとかなるよ」と答えていた。具合が悪くなってしまうので体育の授業に全然出られてないという設定がリアルだった。吹奏楽部の夢でも、バレエ教室の夢でも、ずっと行ってなくてやめるの!?やめないの!?と言われるパターンの夢をかなり頻繁に見る。
あとは悪徳訪問業者をうっかり家に入れてしまって困っていたら、近所の人たちが集まってきて業者を懲らしめてくれる夢も見た。
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葛根湯の飲み物を飲んだ。栄養ドリンクみたいな瓶に入っていて、原材料名に一応甘味料の名前もあったけど飲みやすいとか全然なくて、ただただ漢方薬の味だった。
果物とか食べるといいかもな、と思っておつとめ品のいちご1パックを買ってひとりで全部食べた。ビタミンC補給はバッチリである。
最近雨が続いていて、できていなかった散歩を久しぶりに頑張った。先日大阪に行ったときに紫陽花の蕾がだいぶ膨らんでいたので、自宅の周りはどうかな〜と見に行ってみたのだけど、さすがにまだ早かった。
去年の今頃はまだ東京にいたのだけど、6月半ばに帰省したときにちょうど紫陽花が見頃だった。あと1か月弱くらいは待たないといけないかもしれない。
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シロツメクサが生い茂っている。幼少の頃、やけに四葉のクローバー探しがうまい奴がグループ内にひとりはいたけれど、あれはどれだけ四葉探し時間と集中力をかけられるかによるのだと思う。私は諦めが早いので、10秒くらい目だけで探して見つからなかったら終わり。そりゃ見つかるもんも見つからないよな。
とか考えていたら…
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え!?!?!?!?
うわ!!!!!!!!!
あった!!!!!!!!
10数年ぶりに自力で見つけたかもしれない!!!
すご!!やった!!嬉しい!!!
びっくりした。全然本気で探してないの。本当に少し目を凝らしただけで見つかったの。見つかるもんなんだ。しかも葉の大きさも形もきれいに揃っている。
胸ポケットに入れて持ち帰り(胸ポケットあってよかった)、でかい聖書に挟んで押し花にしてある。
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イヌホオズキの花。イヌホオズキには在来のものと、外来のアメリカイヌホオズキがある。外来種は在来種に比べて実にはっきりとした光沢がある。この実をたくさん集めて煮出した汁で毛糸を染め、ミョウバンで後媒染すると明るい青色が出る。
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地味に好きな花、ニワゼキショウ(庭石菖)。ずいぶん和風な名前だけど、これは外来種。花も可愛いけど、実の光沢が美しい。
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初めて見かける花だったので、Googleレンズ先生にお伺いを立てたら「スイカズラ」という花だと。名前は聞いたことがある。検索結果の写真見た感じ、雄しべがちょっと違くない?と思ったがこんなもんなんだろうか。
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5月の散歩ってなんか気が進まなくて、それは4月は桜やすみれに彩られていた世界が緑色ばかりになってしまうのがつまらないなと思っているためだ。緑ばっかりだな〜と思っている私の目に鮮やかな色のユリが飛び込んできて、即座に駆け寄った。
黄色〜橙系のユリっぽい花、種類多すぎてどれかわからない。キスゲの仲間か?
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野生のモミジイチゴの実。春に花を見つけて、実がなるのを密かに待っていたのだ。実は食べられるというので、一粒取って口に入れてみた。
…うん!なんかブルーベリーっぽい味がする!…ちょっと青臭い?感動するほどおいしくは…ないかな…。
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草刈機で無惨に刈り倒された草の跡。種類はわからないけどなんかきれいな花が咲く草のような気がして、春先から様子を見ていたのだ。まだ花は咲いていない。こんな姿になってしまって。
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冬に赤い実をつけていたノイバラの様子を見に来たら、ぎりぎりまだ花が咲いていた。思ったより小ぶりな花で、思ったより多数の花をつけている。確かに花は実と同じ数咲かないとおかしい。これが観賞用のバラに繋がっていくんだから、バラの品種改良に携わった人たちの執念の凄まじさよ。
Fanfa-Letter Vol.9の執筆は進まない。昨年のWMCでケンペンブルーイが演奏したプログラムについて書いているんだけど、冒頭2曲、フィリップ・スパークの新曲のタイトルがうまいこと邦訳できなくて頭を抱えている。
現状、
Not Before Time→「時を過ぎて」
Elegy: Echoes of Lives Past→「哀歌:去りし生の谺」
という邦訳を作ってみたけど、どうよ??もっといい訳あるぞ!と思った方はコメントください。
“Not Before Time”はジョン・ブラナーというSF作家による同名の小説があって、その小説の邦訳があれば題名もそれに倣ってしまおうと思ったけど、そう上手くはいかなかった。おそらく邦訳されていない。not before timeの本来の意味である「遅まきながら」「本当にそれが行われるべきだったタイミングを過ぎて行われた」といったニュアンスのある、かっこよくてまとまりのいい言葉が欲しかったのだけど、難しい。
なぜこんなにタイトルの邦訳にこだわるかというと、日本語話者としてのプライドがあるから、という理由もあるけど、一番はカタカナと中黒の羅列が大嫌いだからだ。「ノット・ビフォア・タイム」とか、「エレジー:エコーズ・オブ・ライヴズ・パスト」とか書かれたら鳥肌立って仕方がない。文字数ばかり食って意味がなんにも伝わってこない。
曲名を訳す前に、プログラム全体のタイトルである“Echoes of Eternity”を「永遠の谺」と訳した。「永遠のこだま」で検索したらMagic: The Gatheringのカード「永劫のこだま」が出てきて、「あ!これオモコロチャンネルで見たやつだ!!」とテンションが上がった。MTG、もしかして他の曲の邦題を作るのにも使えるんじゃない?と思いついて先述の2曲の邦訳に取り掛かったのだが、まあ、うん、そう思い通りにはいかない。
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