メンタル不調者のなかでも「はたらくひと」にこだわる理由
わたしの会社では、特に「働きながらメンタル不調の治療をしている人」を応援したいと決めています。
理由はたくさんありますが、やっぱり「はたらくってたのしいから」が一番大きな理由です。
もちろん大変なことも辛いことも腹が立つこともがっかりすることも悔しいことも情けないこともいーっぱいあります。
でも、そんなことも含めて、働ける自分とか働いている自分に対する誇りってあると思います。
正社員で働くとか、いいお給料をもらうというような意味ではなく「自分が働いて誰かの役に立つことのうれしさ」ってあると思うのです。
それがちゃんと得られているぞという、自分に対する自信とも言えるかもしれません。
別に毎日働いてなくたって、世間が憧れるような仕事じゃなくたってかまいません。
病気になってその誇りや自信を失くしてしまうのは、本当に勿体ないと考えています。
病気を持ちながらでもできる限り働けたら、それは誇りを持てる生き方だと思うのです。
誰かに支えられながら、誰かを支えているという状態は、すごくいいことですよね。
メンタル不調になっても適切なケアさえすれば働ける人がたくさんいるのに、そのケアの仕方を知らなくて自分の尊厳を失くしてしまっている人を、少しでも減らしたいのです。
病気だからという理由だけで、自分の尊厳を失くさないでと伝えたいのです。
やれることいっぱいあるよ、世の中の役に立ちまくれるよと。
自信もって好きなようにはたらいて、好きなように生きようよ!
個人に対してはそんなことを考えているし、社会という視点では納税者を増やすことと医療費や社会保障費を削減することが大切だと考えているのも、はたらくひとを応援したい理由のひとつです。
できれば社会保障費の負担を減らしたいし、同じお金を使うのであれば子どもや未来に投資したい。セルフケアではどうにもならない障害者にもお金を回してあげたい。
とか言っちゃって、具体的に国家予算を見るのはやめてしまったし、実際に予算がどう使われているのかなどのチェックもしていないので、説得力は弱いですが。。
とにかく、一生懸命にはたらけるってたのしいから、そのたのしみをたくさんの人に味わってもらいたい!
そんな勝手な押しつけとも言える私の想いを根拠に、はたらくひとを応援しています。
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