活字トリップしたくなった話
忙しい毎日が一区切りしたので、一息つきたくて行ってみた「Lamplightbookshotel」(本の世界を旅するホテル)で1冊の本に出合った。
本屋さんは好きでよくふらふらいってしまう空間である。かといって本好きかといわれるとそうでもない。小さい頃はよく図書館で本を借りて読むなど読書を習慣的にしていたが、社会人になってからあまり読まなくなってしまっている。
ここにはたくさんの「旅」と「ミステリー」にまつわる本が並んでいたが、日頃その手のジャンルを読んでいないものだから、ぺらぺらとページをめくってもなかなか頭にはいってこない。
「まあ、空間を楽しめばいいか」
と思っていたときに目に入ったのがこの本
「人生を狂わす名著50」
「本を紹介する本」である。
これなら必ず前から読まなくていいし、とっつきやすそうだと思った。
普段も短編集だったり、エッセイなどはたまに読む。
必ず前から読まないといけない本は読む前に気合が要る(笑)。
内容は「こんなあなたへおすすめ」という形式で紹介してくれているため、気になったところから読んでいった。
中でも本の一節を紹介しているところが私的にはすごく刺さった。タイトルだけ見たら絶対読まないであろう本を、読みたいと思わせてくれた。
久しぶりにこのお休みを使って、前から読み進める本を読んでみたい。そう思った。
こんな世情の中大掛かりな旅はできないけれど、
活字の世界に旅したい。ひさびさにこんな気持ちになった。
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