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日本の小学校の授業に参加して、自分の生い立ちも振り返ったはなし

スペインの離島からこんにちは。
Hello from isolated island of Spain.

前回は中村哲さんのインタビュー記事を紹介させていただきました。
I introduced some interviews of Tetsu Nakamura.

この度、日本の小学校の授業に夫婦で参加させていただきました。
同じテーマを扱ったのでご紹介いたします。
My husband and I joined a class of Japanese primary school.
We talked about something similar, so I'm going to share it.

*長くなるので英語字幕はここまで!
It's so long that Eng subs are till here!

授業に参加するに至った経緯と方法

私の姉が担任をしているクラスの道徳の授業に参加しました。
教科書で紹介されている海外の学校と、自分たちの学校との違いやそれぞれのいいところを見つける。そして、自分たちの学校紹介をするという授業。

私たちは、その学校紹介を見て
・小学校の素敵なところを伝える
・夫の出身小学校の様子を紹介する
・露宇情勢をどう思うかを伝える
の3点が私たちのテーマでした。

小学校の素敵なところを伝える

こちらの小学校はとても小さい小学校です。だけどその分、
・全員の名前を知っている
・昼休みはみんなで運動場で遊ぶ
私も夫もいいな〜と思いました。

そして、地域で唯一給食室のある学校ということ(これは私が小学生の時も有名だったな)
だから美味しい給食が食べられるのが自慢のようでした。
出来立てのお昼ご飯、嬉しいよね!😋

夫の出身小学校の様子を紹介する

私の夫はイタリア出身です。
なので、イタリアの小学校との比較をしました。

夫の小学校は人数が多かったので、全員の名前は覚えられなかったそう。

だけど、給食の時間は全校生が食堂に集まってご飯を食べていたそうです。イタリアなので、ピザやパスタ、生ハムなどの美味しいものがたくさん出ていたとのこと。😋

学校には運動場はなく、従ってボールや遊具など自由に使えるものもなかったそうです。😲
体育の授業は、近くのグラウンドや体育館に行っていたらしい。

夫いわく「人数が多いから、安全のためにものは少ない」んだとか。
日本の運動会を見たときに、整然たる感じと仕上がり具合に
「イタリアやったらありえへんで」
午前の部が終わって、昼食になったときのガヤガヤ具合に
「これがイタリアの通常時」
言うてました😹

世界が絶賛する日本の学校の仕組み

夫だけでなく、ALTが見たり外国人の親世代に話すと「素晴らしい👏」と言われる日本の仕組み。
それは…掃除の時間!

これは、私が学校を設立するなら取り入れたい仕組みでもあります!

「来たときよりも美しく」
の言葉通り、次の人のためを思って行動できる=次の段取りができる教育って素晴らしいです。
また、自分たちが使った場所を自分たちで掃除することで、場所や物への責任感も育っていると思います。

私たち大人も、見直したい部分ですね🙏✨

露宇情勢をどう思うかを伝える

ここが一番難しかった!
だって前回記事から分かるように私たちは疑ってかかっている笑

マイルドに、でも新しい視点を持ってもらうきっかけになるように言葉を選んで質問し、字幕つけました(夫が言うことはもうええやと思って😂)

  • 話の全体ではなく、部分でしかメディアでは伝わってこないこと

  • 「なぜ?」「どうしてこうなったの?」と繰り返し考えることが、他の人を救う手段になるかもしれないこと

  • どちらか一方に加担する必要はないこと

  • 聞いたことを繰り返すのは、自分の意見ではないこと
    などをポイントに話をさせていただきました。

このような場合、夫はよくサッカーの試合を例に挙げます。

  • サッカーの試合じゃないんだから、どっちか一つを応援しなくてもいい

  • 一方が必ず勝って、もう一方が必ず負けるという構図でなくていい

  • 一方が100%正しい、もう一方が100%悪いってことは絶対にない

イタリア人なのにサッカーが大嫌いな夫。
(サッカーという競技そのものは好き)
それに熱狂させて裏で何したいねん、ていうのがあるみたい。
(例えば、元大統領が所有しているサッカーチームばっかり勝って、
それを報道するのも彼が保有しているテレビ局だったりね。)

改めて、「この人いろんなこと考えてんねやな〜」と思いました。

夫と自分を比べてここが違うなと思ったこと

最後に私個人がそれぞれの育ちで違うと思ったこと。

私はギリギリ昭和世代&ギリギリゆとり教育ではない世代です。
もちろん学校や家庭など育って来た環境や私自身の選んだ道でもありますが、こういう場面でさらっと話をするのが苦手。

環境が全てとは言いませんが、夫は意見を求められたときにすぐに思いを言葉にできます。
そして、その思いが変わってもそれをまたさらっと言います。
人間なんやから、気持ちが変わってもいいじゃない😌
っていうことかなと最近気がつきました(言うてることちゃうやん!て思うときもありますがw)

日本人の気質として
間違ったらダメ、完璧にこなさなきゃ。
陰の努力は美しいけど、表の失敗は許されない。
っていう傾向があるかなと思います。

失敗できない状況ってのはそれぞれあると思いますが、
命に関わるような状況って、日常ではあまりないんとちゃいますか?
(そういうお仕事される方は、そうならないように訓練を積んだりしてはると思います)

だから、まあ
成功するまで繰り返したら失敗にはならへん
いろんな意見を聞けば自分の考えに固執せんでもええ

という気持ちと
原理原則に従っているか
自分の良心はどう言っているか
その選択に責任を持ち、自分自身が選択したと言えるか
のバランスが大事なんちゃいますかね!

肩の荷はおろして、本当に持たなあかんものだけ持って、
自分を愛でながら歩んでいきましょ😁🧡😁

今日もお付き合いくださりありがとうございました。
❤️ Thank you. Arigatou. Gracias. Grazie. ❤️

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