車椅子の息子のプール授業
小学2年生の息子は、脊髄髄膜瘤で生まれたため、現在、車椅子で生活しています。
先日、息子が通っている地域の小学校のプール授業を見学してきました。
去年の小学校1年生の時は、コロナでプール授業がなかったので、息子にとっては、小学校2年生の今年がはじめての小学校プールになります。
はじめてのプールなので、何か危険なことがあってはいけないと言うことで、付き添いというか、授業形態に気づきがないか見てほしいと小学校の先生に言われたため見学に行ってきました。
その時のことを書きます。目次はこちら。
プール見学で知った通っている小学校の支援学級の人数
プールの授業は、支援学級の1年生から6年生までの全員で実施しますと言うことだったので、支援学級の生徒全員がいました。
人数は、30人ぐらいいたでしょうか。想像よりも結構いました。
以前、支援学級の教室を見学したことがあるんですが、いろんな支援学級クラス全員を合わせても5〜6人くらいしかいなかったので、そのくらいだと思っていたのですが、30人と多かったです。
この小学校では、息子もそうなのですが、普段は、支援学級のクラスで授業を受けずに、普通学級のクラスで授業を受けている生徒さんが多いみたいです。
隣のお母さんのお子さんの話/知的障害とは何なんだろう
そして、支援学級にいるということは、全員がなんらかの障害があるらしいのですが、ぱっと見た限り、どこにどう障害があるのかさっぱりわかりませんでした。
お話ができない子供もいなかったし、走り回る子供もいなかったし。
なので、失礼を承知で、同じく見学をしていた保護者で、たまたま隣の席になったお母さん(以下、隣のお母さん)に、
「お子さんはどちらですか?何の障害があるんですか?」
と聞いてしまいました。
初対面の私の失礼な問いかけにも、丁寧に答えてくださった隣のお母さん。
隣のお母さんによると、
「あのいちばん小さいのがうちの子です。うちの子は知的障害があって、、」
と言われました。
でも、隣のお母さんのお子さんは見たところ、先生のお話も聞いているし、お友達とフツーにしゃべったりもして、とても賢いお子さんに見えました。
多分ここまでに来るのにお母様の療育通いや、通院などのご努力があったと思うのですが。
なので、隣のお母さんに、
「お子さんに、知的障害があるようには見えないです」と答えたところ、
「そうですか?3年生なんですけど、1年生くらいの知的レベルらしいです。体の大きさも1年生くらいですけど」と教えてくれました。
小学校1年生の知的レベルがあれば、我が家の4歳の娘より賢いじゃん。
どおりで賢いお子さんにしか見えなかったはずだ。
排泄障害のある息子のプール対策
息子は排泄障害があります。
なので、学校のプールに、排泄障害の万が一のことがあってはいけないと先生から対策を求められたので、今回、
プール用のオムツを買いました。
そのプール用のオムツを履いて、その上にスクール水着を着て、プールに臨みました。
プール用オムツって、大きいサイズもあるんですね。ググったところそれを販売している会社にたどり着いたので購入しました。
それでも息子は、漏れるかどうかが不安だったらしいです。
なぜなら万が一漏れてしまったら、プール終了になるよと先生に言われたことで不安に思っていました。
まあそんなに不安に思わなくたって、個体の方ではなく、液体の方が漏れるぐらいだったら、たぶん他の子もやってると思うからいいんじゃないと言って不安を取り除いてあげたかったのですが、
そんな堂々と本音を言えるはずもなく、
「そうだね、気をつけないとね」と言う程度しか出来ませんでした。
プール授業の話
プール授業の方ですが、支援学級の1年生から6年生までを2グループに分け、15人ずつプールに入って授業を受けてました。
でも、縦割り学習なので、授業というより、もう全員で遊ぶ感じです。
楽しそう。
肢体不自由児の息子だけは自力で泳げないし、立つこともできないので、先生とマンツーマンで、先生の背中に乗っけてもらって泳いだり、ビート板につかまってただ浮いていたりしていました。
ふつーのレジャープールと変わらない様子です。息子も楽しそう。
まとめ
以上が、車椅子の息子の小学校のプール見学でした。
正直、会社を休んで見学するほどの何かがあったわけではありませんが、コロナ禍で授業参観なども最小限にしかないので、授業参観ができたと思えたば楽しい見学でした。
車椅子の息子の、初めての小学校プール授業で、何か危険なことがあってはいけないと、小学校の先生から見学を求められたため見に行ったのですが、
何も危険なことはなく、息子の楽しい様子を見ただけでした。
(追伸)
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