障害児育児は負の感情が浮かびやすい。それが蓄積されて心の病にならないために、メンテナンスを心がけてます。
我が家の8歳の息子は、脊髄髄膜瘤で生まれたので、
歩くことができず、いまは車椅子で生活しています。
で、私は、障害児育児が8年目になる母親なのですが。
障害児育児を8年やってみて思ったことは、
障害児育児は、負の感情を感じることが多くて、
気がつくと、取り返しのつかないくらいダメージを負ってます。
なので、ダメージが蓄積されて、心の病にならないために、
日々の細かなメンテナンスが必要です。
障害児育児をしていると、負の感情を感じることが多くあります。
これは私の場合なんですが、
誰かに何かを言われなくても。
「子供がいつまでたっても歩けない」とか、
自分が思い描いていた子供の将来とは違う現実がやってきたりすると、
悲しいとか、裏切られたような感情が、勝手に浮かんできます。
で、この悲しいとか、裏切られたような感情を何年も抱えたままだと、
意外と心の中にダメージが蓄積されて、
気がつくと、取り返しのつかないくらいになってます。
頭脳や肉体の疲れは、よく分かるんですよね。
頭がぼーっとするとか、なんだかダルい、眠い、とかで分かるんですが。
感情って見えないので、自分がどのくらい疲れているのか、
ダメージを受けているのか、さっぱり分からないです。
だから、日々、自分に細かいメンテナンスを意識してやっておかないと、
何年も積み重なると、けっこうなダメージを受けてます。
それで、私がやっている、自分へのメンテナンスなのですが。
まず、負の感情が浮かんだときなのですが、
感情は沸き起こってくるものなので、ダメだと押し殺してしまうのではなくて。
「私は悲しい、裏切られたと感じたんだ」と、認めてあげています。
感情は沸き起こってくるものなので、どんな感情も認めて受け入れるしかない。
あとは、感情はコントロールできなくても、
行動は自分でコントロールできるので、
負の感情を感じた日は、自分の時間をとってます。
家に帰って、「この時間は私の時間です」と区切り、
30分とかなんですが、自分の好きなことをしています。
子供が小さいうちは無理なんですけど、
いまは子供を30分とか放置させても大丈夫なので。
それと、完璧を求めないです。
我が家の息子の場合なんですが、
「歩けないなら、歩けるようにならなければ」ではなくて、
「歩けなくても、車椅子があるし」という方向へ持っていくようにしています。
できないときもあるんですが、なるべくそれらをやってます。
というわけで、
障害児育児を8年やってみて思ったことは、
障害児育児は、負の感情を感じることが多くて、
気がつくと、取り返しのつかないくらいダメージを負ってます。
なので、ダメージが蓄積されて、心の病にならないために、
日々の細かなメンテナンスを自分のためにやっています。
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