外食で、車椅子の入店拒否をされたらあっさり諦める。腹は立つけど「おいしいごはんを食べる」という目的を遂行する。
息子は脊髄髄膜瘤で生まれ、現在、車椅子に乗っています。
車椅子の息子を連れて外食をするとき、入店拒否をされたことが何度かあります。
ほとんどが、旅先で、調べもせず適当に入ったお店なんですが。
そのうちのひとつ。
何年か前に、駅から徒歩数分の、
適当に目についたカフェでのことです。
出入り口には段差がなく、ガラス越しに見える店内は階段もなくバリアフリー。
客層には子供連れのファミリーもいる。
よし、ここなら大丈夫だ、と判断して入ったところ、車椅子では入店拒否となりました。
入口でお店のスタッフさんに、
「すみません、車椅子はダメなんです。車椅子をお店の外に置いて、歩いて入ってください」と言われることに。
えっ、どういうこと?歩けないから車椅子なんですが。
そこで、「歩けないので、車椅子で入っていいですか」とスタッフさんに聞くと、
「すみません、お店のルールなので、車椅子では入らないでください」
との返事が。
こんなときは、ほんとーに理不尽で、ほんとーに腹が立ちます。
店内をパッと見たところ、車椅子が通れないくらいの狭い店でもなく、
車椅子の入店拒否をする理由が分からない。
でも、こういう時には、「はい分かりました。もういいです。」と、あっさり引き下がります。
お店は他にもありますし、
店長さんのような人と交渉し戦って、車椅子で店内に入れたとしても、気分的にご飯が美味しくないので。
私達の目的は、「おいしいごはんを食べること」なのです。
なぞの入店拒否をされる一方、「ここは狭い店だし混んでいるし無理だなー」と思う狭いラーメン屋さんでもあっても、あっさり「どうぞー」と言ってくれる店があります。
しかも、車椅子が通れるように、スタッフさんが食べてる最中のお客さんに「車椅子とおります!」と言って、椅子を少しよけてもらったり。
もちろん、そんなお店で食べるラーメンはおいしかった。
そういうわけで、車椅子で入店拒否をされたときにはあっさりあきらめています。
車椅子を入店拒否をするようなお店は雰囲気の悪い店なので、おいしくありません。
もちろん、入店拒否をされるとめちゃくちゃ腹が立つのですが、
外食での目的は「おいしいごはんを食べること」なので、車椅子を断らない温かい雰囲気のお店にだけ行っています。
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