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行動記録をつけたらクヨクヨしなくなってきた、という話

久しぶりの投稿になりました。
前回の投稿はいつのことだったかなと確認したら、もう1ヶ月以上も前のことだったんですね。
しかもその時はなんだか後ろ向きな発言をしていたにも関わらず、そんな投稿にもスキボタンを押してくださった方がいてくれて、「ああ、noteって、なんて素敵な空間なんだろう!」としみじみ感じたのでした。ありがとうございます。

さて、では私はこの1ヶ月間のうちに何をしていたかというと、特に大きな変化はなく、相変わらずメンタルクリニックに通院しているのですが、いつもお医者さんからは薬を勧められています。ですが、私はこれまでの経験上、何かを治すために薬を飲むと、副作用のせいなのか、他のどこかが悪くなる、みたいなことがわりとよく起こるので、まだ薬は怖くて貰わずに過ごしています。

ですが、全く何もしないのも、なんとなく気がひけるので、自分なりにどうすれば症状が良くなるのかを調べていました。

そのうちの一つで特に有効だなと思っているのは、<行動記録をつける>ことです。
これは元々お医者さんから勧められていたんですが、もらった様式のままだといまいち書く気が起こらなかったので、自分なりに書き方を調べて項目をアレンジし、日々の記録がしやすいようにエクセルファイルを作り、スマホからの入力も可能にしました。始めてから1ヶ月ほど経ちますが、今のところ、毎日続けられています。

行動記録をつけることで何が変わったのかは正直まだよくわからないのですが、自分の行動と感情を見える化して振り返ることができるので、同じようなことでクヨクヨするのが減ったような気はしています。

例えば、こんなことがありました。Audibleで何日もかけて聞いていた長編小説が、いよいよクライマックスを迎え、ついには感動のラストシーン!!!!あー!サイコーだった〜!!しばらくこのまま余韻に浸っていたい!!!!と思った、ちょうどその時でした。
旦那が仕事から帰ってきてしまったのです。最高の余韻に浸りたい気持ちを邪魔された私は、この時めちゃめちゃ不機嫌になり、それ以降、何をするにもやる気が湧かなくなってしまう、というなんとも残念な事件が起こってしまったのでした。

こんなこと書くと、たったそれだけのことでやる気をなくすなんて、お前はなんて小さい人間なんだ!とツッコみたくなる気持ちは、わかります。今までの私も、自分に自分でそうツッコんでは、自己嫌悪に陥っていました。でも、私はこの時のことを行動記録として記録している時に、ふと思ったんです。「まあ、しょうがないよね!だって自分はこういう人間なんだもん!」と。そして、「次からは旦那が帰ってきそうな時間帯に本を読むのはやめておこう」と思ったのでした。

そう。行動記録をつけるときは、いったんちょっと客観的になれるし、どんな行動が原因で自分の気分が悪くなったのかがわかります。今までの私だったら、<気分>だけにフォーカスを当てて、こんな小さな事で気分を悪くする自分が悪い→自分の考え方を改めなければ!→考え方を直す方法を調べる→結局うまくいかなくてまた同じことを繰り返す→自己嫌悪、というループがよく起きていたんですね。でも、そうではなくて、<行動>にフォーカスを当てることで、気分を悪くしてしまう自分は肯定したまま、その引き金になる自分の行動の方を変えればいいんだな、と気づけたんです。これは一つ、大きな発見でした。

あとは、行動記録をつける中で、食事にも注目するようになり、今は食生活も見直しています。他にも運動習慣だったり、肌が荒れやすいのでスキンケアの記録もしたり。とにかく自分にまつわることの記録をつけていて、項目を増やしたり減らしたりしながら日々カスタマイズしています。

面倒臭いなと思う時もありますが、結構おすすめですので、よければお試しくださいね(^^)

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